2012年9月1日土曜日

自民党総裁選は石原本命ではない。


▲次期自民党総裁選が事実上スタートして、候補者が乱立している。
まぁ、総裁=首相だから無理もあるまい。
イエローペーパーが石原本命とか書いているのだが、どうも陽動作戦ぽい。
安倍さんあたりが首相になると、マスコミに巣食う韓国系・北朝鮮系の人間にとって都合が悪いからだろう。
石原さんに能力がないとは思わない。ただ、いかにも外から「この人は能力が見えない」。<親父さんが親父さんだから、父親と比較したときこの人霞んでみえる>
だから、本命たりえない。
以下、新聞から抜粋。

★“次の首相”占う自民総裁選!本命石原、追う石破、谷垣
 自民党総裁選(9月26日投開票)が、注目を集めている。
民主党が消費税増税や外交失策で支持を失うなか、自民党は次期衆院選で第1党に返り咲く可能性が 高く、総裁選は「次の首相」を選ぶ戦いと位置付けられる。
現職の谷垣総裁(67)は再選を目指して動き出したが、複数の候補者が浮上し、告示(9月14日)前からバトルが展開されている。
 「要請があれば、受けない選択肢はない」
 自民党の石破元防衛相(55)は、支持議員が出馬要請する方針を決めたことを受け、総裁選に出馬する意向を明らかにした。
 石破氏は派閥横断的な勉強会「さわらび会」を主宰している。
報道機関の「首相にふさわしい政治家」という調査では、常に上位にくる国民的人気の高さは他候補にとっては脅威だ。
 安倍元首相(57)も、フジテレビに出演し、「やり残したことがある。『強い日本をつくる』ことだ」と意欲を示唆。
 現時点で、総裁選に出馬する可能性が高いのは、谷垣氏と石破氏、安倍氏、石原幹事長(55)、林元防衛相(51)、町村元官房長官(67)の6人だ。
 中でも、安倍氏はいち早く動いている。
所属する町村派の森喜朗元首相に出馬の意向を伝え、来週には勉強会「新経済成長戦略勉強会」を立ち上げる。発起人にはすでに約60人が集まっている。
 安倍氏の武器は、橋下市長率いる「大阪維新の会(維新)」とのパイプの太さだ。
谷垣氏や森氏、古賀誠元幹事長ら党内長老組が、衆院選後に「自民・民主・公明」の連立を念頭に置くのに対し、安倍氏らは「自民・維新・公明」という対立軸を打ち立てている。
 加えて、尖閣諸島や竹島などの領土・外交問題に火が付いていることも、保守政治家である安倍氏の追い風になっている。
支えているのは、菅義偉元総務相や塩崎恭久元官 房長官ら旧安倍政権のメンバーだ。
 谷垣氏も動き出した。
30日、次期衆院選に向けて、北海道から全国遊説をスタートさせた。

同日、総裁選に出馬する意向を党幹部に伝えており、来月上旬に正式表明する見通しという。
 次期衆院選に関する自民党の情勢調査では、「220議席」を獲得して比較第1党になるとの数字が出ている。
ただ、谷垣氏は「今国会中に衆院解散に追い込む」という公約が果たせなければ、世論調査の支持が低いため「選挙の顔にならない」と引きずり下ろされる可能性もある。
 林氏が、古賀派の後押しを受けて推薦人(20人)集めを始めたのも、「古賀氏が谷垣氏にいやがらせをしている」とされ、谷垣氏は出馬見送りもささやかれている。
 この場合は、石原氏が出馬する可能性が高い。
派閥横断的な中堅・若手議員約10人と定期的に会合を行っているほか、森氏や古賀氏との関係も良好だ。
 町村氏も、周囲に「絶対に出る」と訴えている。
安倍氏も町村派に所属するため、同派は分裂選挙となりそうだ。
 このほか、前回総裁選に出馬した河野太郎衆院議員は出馬に意欲を見せるが推薦人集めに苦戦。
額賀派が「石破つぶし」として茂木敏充政調会長を擁立する動きもある。
「初の女性宰相」候補として小池百合子元防衛相の名前も挙がっている。
 誰がエントリーするかによって結果は変わるが、本命は誰か。
 総裁選は、国会議員票(200票)と党員票(300票)の計500票を争う。
第1 回投票で過半数を獲得した候補者がいなければ、国会議員による決選投票となる。
よっ て、候補者が乱立した場合、第1回投票では党員票、決選投票では国会議員票がカギを握る。
 政治評論家の浅川博忠氏は「本命・石原氏、対抗・石破氏、穴・安倍氏」とした。
理由として、浅川氏は「谷垣氏は出馬できないだろう。石原氏は橋下氏と会食を重ねる仲なうえ、石原家のブランドもあり、長老のおぼえもめでたい。
党員投票で、安倍、石破両氏と互角に戦い、国会議員票で勝る。
石破氏は党内の人望が薄く、安倍氏は一度投げ出したので周囲には『一度外相をやってからでも…』という意見も多い」と話した。
 一方、政治ジャーナリストの角谷浩一氏は「本命・石原氏、対抗・谷垣氏、穴・安倍氏」とし、「谷垣氏は民主党を分裂に追い込み、地方選でも連戦連勝だ。
ガチンコで戦い党分裂をするくらいなら、消去法的に谷垣氏に収まる可能性もある」と話した。
 残暑よりもアツい権力闘争になりそうだ。

▲補足、感想など
 この記事、アチコチにいい顔をしているなぁ。
 確かに分からないけれども、冒頭でふれたように「石原本命」ではありえない。
 やはり、安倍さん、石破さん、町村さん、谷垣さんあたりの争いだろう。
 あと名前のでた林さん、石原さん、小池さんなどは泡沫候補だ。単なる枯れ木も山の賑わいというところかな。
 上の4人の候補の中で、谷垣さん・町村さんが一際年齢が高い。文字通り、町村さんにとっては最後のチャンスといってよかろう。
 谷垣さんは政治家としては人が良すぎる。恐らく選挙に出ても落選するだろう。
 町村さんについて筆者は外相の時しかしらないのだが、余り印象がない。
 石破さんについては、このブログでもふれたが、麻生降ろしをしてはならないタイミングでしたことで、筆者の評価は低い。
 安倍さんは本命中の本命ではあるが、潰瘍性大腸炎という持病を抱えている。
 まぁ、一長一短はいたしかたない。
 筆者の目から、安倍さん、石破さん、町村さんの3人の争いだと思えるのだが、いかがだろうか。