2018年4月18日水曜日

日本側が、サハリンと北海道を結ぶ鉄道橋を望んでいるとロシア人


なんとも胡散臭い話ではある。
 案としてあってもおかしくはないが、採算がとれるかどうか—となるとほぼ可能性のないプランであろう。
 それを、日本側が望んでいると発表するロシア人の意図はなんだろう。
 ロシアも経済が低迷して苦しいのだろう。
 で。
 日本からの投資のようなものが欲しい—そのための「ひっかけ」ではないのかな。

 どうも、ロシア人というのも頭が悪いなぁ。
 サハリン辺りに温泉でも掘って、飛行機で簡単にいける—という方が余程、日本人を惹き付けるのになぁ。

 どうしたら、お金が動くのか—そのあたりがどうしてもロシア人には分からない。

 以下、新聞から抜粋。

 2018/04/17()
 日本側は、ロシア・サハリンと北海道を結ぶ鉄道の建設案の具体化を望んでいる。
 石井啓一国土交通相と会談したロシアのマクシム・ソコロフ運輸相が記者団に伝えた。
 「輸送通路について、石井啓一国土交通相との会談で協議した。
 このプロジェクトの実現の見通しに関する情報は、日本側にある」とソコロフ氏は述べた。
 「日本側はせめて技術・経済的妥当性、貨物流動の評価、組織と財務モデルのレベルで、この提案を具体化することを望んでいる」と指摘した。

 ソコロフ氏は「私たちは、このプロジェクトと、日本からトランスシブでコンテナ貨物を輸送するパイロット版のプロジェクトなどの協議のため、今ある専門家グループから次官級の作業班を作ることを提案した」と述べた。
 日本からの直結鉄道敷設プロジェクトにおける第1段階は、ロシア本土からサハリンへの常時輸送のための通路建設を想定しており、価格はおよそ4000億ルーブル(約6885億円)と算出される。

 ロシア鉄道のパブロフスキー副社長がロシアメディアに伝えた。
 サハリンと北海道が結ばれる可能性がある第2段階についてパブロフスキー氏は、「技術・経済的根拠の実現に向けた包括的で複雑な作業が先に控えている」と指摘した。
 パブロフスキー氏によると、サハリン・北海道間の常時輸送通路建設によるシナジー効果は非常に大きなものになる。

補足、感想など

 どう言えばいいのかなぁ。
 宗谷海峡は40キロある。
 40キロに橋を掛ける費用とか、鉄道橋をメンテする費用を考えると、サハリンの人口、北海道の人口を考えても、採算のとれるようなプロジェクトではない。

 結局、ロシア人の頭が悪すぎる。
 いや、当然、賢いロシア人もいるのだろうが、プーチン大統領の周囲に、優秀なブレインがいないのだろう。
 どうも、マフィアぽい—なんとか日本から金をむしり取る口実はないか-とばかり考えているのだろう。
 
 仮に、シベリア鉄道を使ってどうこうというなら、新潟とウラジオストク間を大型フェリーで列車ごと運ぶてなことを考える方が余程いい。
 また、サハリンとかカムチャッカに日本人が行きたいと思わせるような施設を作って、割安な飛行機で日本人観光客を運ぶという発想の方が余程見込みがある。
 「サハリンでカニ食べ放題、温泉めぐり3日間」—てなキャッチフレーズで日本人観光客を呼び込めよ。

 要するに。
 ロシアの言っていることは、どうも、日本から金を毟ってやろう—という意図があからさまで、日本人が辟易するのだ。
 そんな日本人が辟易するような案しか出せない—というところに、ロシア人の頭を悪さを感じる。

 もっと、プーチンさんは、自分の回りに優秀なブレインを集めろよ。
 プーチンさんの周囲に侍るスタッフの頭が悪すぎる。