▲2011年の大震災からもう3年だ。
現地の画像をみていると、ほとんど、進行していない。
なぜなのだろう。
おそらく、「委員会方式」というものが誤りなのだ。
復興の方向を決めるとしても、船頭ばかりが多くで、肝心な船が丘を登っているためであろう。
その証拠に。
今の原発の再稼働を検討する委員会のやり方をみよ。
要するに、委員会方式では誰もが責任をとりたくないのだ。
後から、事故が起こった時、責任を追求されるのが怖いのだ。
だから。
原発の問題が、断層の問題に波及し、活断層か否か—と細部へ細部へ問題が波及して、一向に解決へ向かわないのだ。
これはなぁ。
委員会方式ではなく、誰か個人の責任者を決めて、「断行」するしかない。
筆者は、このブログで安倍さんがもっと、「原発の再稼働」に関われ—と主張してきた。
「オレがすべての責任をかぶる」と、安倍さんが原発の再稼働を決断せよ。
そうでないと、上でふれたように、なにほどの報酬も受けず、後から「再稼働を決断したと責任だけを追求される」委員など、やっておられるものか。
復興の方向性を決めることも、原発の再稼働を同じだ。
委員会方式では無理なのだ。
能力のある個人に「決断する権利と十分な報酬、十分な予算」を与えて、まかせるしかない。
原発の再稼働を検討する委員会のやり方をみて、そう思わないか。
以下、新聞から抜粋。
東日本大震災は発生から3年を迎えます、
震災や福島第一原発事故からの「復興の道筋が見えていない」と考えている人が
80%を超えていることがわかりました。
まず、安倍内閣の支持率は「支持」が61.6%と依然として高い水準を維持していて、「支持」「不支持」ともに前の月とほぼ同じ水準でした。
また、政党支持率も、
自民党が1.1ポイント減ったものの、33.5%と依然として高い水準を維持していますが、
無党派層が51.3%と、およそ1年半ぶりに5割を超えました。
▲補足、感想など
筆者のいいたいことは、冒頭でふれた。
大事なことを繰り返そうか。
あ、委員会方式は、こういう震災復興とか、原発の再稼働などには適さない。
委員会を構成する委員は、薄謝の上に、後から「再稼働を決断した」として、糾弾される可能性があるからだ。
だからこそ、それを恐れ、可能性もないような細部へ議論が迷い込み、時間ばかりが無駄に経過しているのだ。
い、だから。
能力のある個人を選び、その人に十分な報酬と十分な権限・予算を与えて、そこで決断させるような仕組みにすべきだ。
う、委員会方式は、こういう場合には適していない。そのことを直視せよ。