▲いや、大事なことは。
事実だけなのだ。
他人がなにを言おうと、「こうすればできます、実物はこれです」という事実さえ示せば、誰からも文句のつけようがあるまい。
これが「科学」なのだ。これが「事実そのもの」なのだ。
発表されて以来、他の研究者などが、なかなか再現できないため、「本当だろうか」と疑われていただけだ。
再現するために条件が厳しいためであろう。
まぁ、逆に考えれば、簡単にできるものなら、とっくの昔に誰が見つけていたろう。
なんどでもいいたい。
科学は「事実」の積み重ねだ。
「事実」がそこに存在している限り、誰からも文句はでてこない。
以下、新聞から抜粋。
理研は、小保方晴子研究ユニットリーダーが1月末の論文発表後、初めてSTAP細胞の再現実験に
成功したことを明らかにした。
実験の客観的な証明には第三者による再現が必要だが、成果の正しさを
一定程度裏付けた形だ。
理研によると、小保方氏は理研発生・再生科学総合研究センターで先月、再現実験を開始。
論文通りの手法で
マウスの体細胞を弱酸性溶液で刺激し、あらゆる細胞に分化できるSTAP細胞を作製することに成功した。
細かい実験手順も含め同センターとして正しさを再確認したとしている。
▲補足、感想など
新しい事実を公表することの難しさを感じた。
いくらグループ内で成功したとしても、他の研究者が再現できなければ、こうして疑われるのだ。
当然、特許とかも絡んでくるのであろう。
公表の仕方、タイミングなど、今回の「公表の仕方」には、反省点も多かったことは事実であろう。
まだ、若い研究者だ。将来に向かって、今回のことを教訓として頂きたい。