▲先日の日米韓の首脳会談のとき、安倍さんが韓国語で朴大統領へ話しかけた理由についての記事があった。
本当に記事の通りなのかどうかは分からない。
でも、まぁ、そうであってもおかしくないな—という話であろう。
外交の駆け引きの「深さ」というものを垣間みせるような話かもしれない。
虚々実々の駆け引きといってもいいのかも。
以下、新聞から抜粋。
25日午後から駐オランダ米大使公邸で開かれた日米韓首脳会談。
安倍晋三首相は、テレビカメラが入った冒頭、韓国の朴大統領に韓国語で「朴槿恵大統領、お会いできてうれしいです」と語りかけた。
対して、朴大統領は、視線も合わさずに、無表情でうつむいたままだった。
「同時通訳を聞くのに集中していたのでは」との指摘もあるが、意図的だったというのが国内外の大勢の見方だ。
テレビカメラの前でほほ笑んで安倍首相と友好ムードを醸し出そうものなら「アベに取り込まれた」と朴大統領は批判の集中砲火にさらされたことだろう。
対話を呼びかける日本に対し、かたくなな韓国-。
こうした構図が浮き彫りになったやり取りだったが、韓国語で朴大統領に語りかけるというのは安倍首相本人のアイデアだ。
首脳会談後、「大統領に韓国語が伝わっていなかったのでは」と心配した安倍首相が、会場に残っていた韓国の外相に確認したところ、尹外相は「ちゃんと伝わっていた」と答えたという。
安倍首相にとって、朴大統領が意味を理解しながら、無視を決め込むのは織り込み済みだった。
日韓首脳の“雪解け”を演出するよりも、オバマ大統領らに「日本の対話の申し出を拒否しているのは韓国側だ」とアピールするのが安倍首相の狙いだったのだ。
首脳会談は、オバマ大統領が主導する形で、北朝鮮問題を中心に議論された。
ただ、安倍首相の韓国語アピールが功を奏したのか、同席者は「米国のライス大統領補佐官らの日本側への雰囲気はよかった」と明かす。
テレビカメラが入っていない場面での安倍首相と朴大統領の関係も悪くはなかった。
両首脳は、会談前後の2回にわたり握手を交わした。
会談を終えた安倍首相は「朴大統領は握手したら笑顔だった」といい、朴大統領との交渉に手応えを感じているようだ。
日韓首脳の対決第1ラウンドは、安倍首相の韓国語による“会心の一撃”で安倍首相に軍配が上がった格好だが、今後、朴大統領が慰安婦問題などをネタにした“告げ口外交”も駆使して巻き返しを図ってくるのは必至だ。
第2ラウンド以降も、安倍首相のしたたかな外交手腕に注目したい。
▲補足・感想など
筆者は、このブログで先日の首脳会談について、3人が並んだ写真を世界へ発信することが目的だった—と書いた。
オバマさんは、日本と韓国との融和を積極的に支援したという「実績」をアピールできた。
安倍さんは、記事によれば、日本は韓国への融和を図ろうとしているが、拒否しているのは韓国側なのだ—とオバマさんの目の前でアピールできた---ということ。
で。
朴大統領は、日本からの融和攻勢を拒み、更に告げ口外交に一層励む—とアピールしたということだろうな。
いや、朴大統領は、融和がどうたらより「お金」だ—ということか。
捏造慰安婦について、賠償するとか、経済破綻も間近だから、日韓での通貨スワップを締結します—とでも言い出すだろう--と考えていたのだろう。
で。
安倍さんからそんな美味しい話はなんにもなかった。
韓国語で、挨拶されただけ。
これじゃなんのための世界中での「告げ口外交」か。
う~ん。
大切なことを繰り返そうか。
日本の戦後レジームはもう崩壊した。
日本人は、日本に在住する朝鮮系洗脳工作員達のいうことなど信じない。
だから。
韓国政府が、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達にいくらお金をばらまいても、だめなのだ。
朝日新聞の朝鮮系の記者がどんな記事を書いても、毎日新聞の朝鮮系の論説委員がテレビで「慰安婦がどうした」とかしゃべったところで、日本人は信用しないのだ。
はっきり言えば、朝鮮系洗脳工作員達は、ここにきて、日本人の世論操作・世論操縦する能力を失ったということだ。
その意味で、安倍さんは、もう、戦後レジームというものから「足をひっぱられる心配がなくなった」のだ。
だから。
オバマさんの目の前で、日本側がこう融和策をとっても、拒否しているのは韓国側だと、つまり、責任は「韓国側にあるのだ」と、オバマさんにアピールしたということだろうな。
で。
安倍さんとすれば、これだけオバマさんの顔を立てたのだからもういいだろう—と。
日本は韓国へ譲歩する気などさらさらない--。
朴大統領が気にいらないなら、5年や10年、日韓で首脳会談をする必要もないなぁ—と。
まぁ、もうすぐ、韓国の経済も破綻状態?へ限りなく近づきそうだし、そうなったところで日本は知らん顔・知らん顔をするし—と。