2015年10月18日日曜日

韓国に足らないものは士気ではない、愚直さだ。

いや、なにかというと、ノーベル賞がとれない理由をなんやかやと韓国の新聞がいっているものだから、いやそれは違うだろうと表題にように言っただけだ。

 それにしても、韓国人の性格からいって、自然科学系のノーベル賞なんて、無縁であろうに。

 愚直という言い方がなんならば、先の見えない数万回、数十万回の繰り返しに耐えることができるかどうか—と自分の行動を振り返って考えてみれば分かりそうなものだけどなぁ。

 数万回の繰り返せば、必ず成果があるってものでもないしなぁ--
 1980年代だったかな。
 高温超伝導という現象が見つかって、世界的に高温超電導物質を探すという研究が盛んだったことがある。

 時々、✕✕度で超電導が可能とかのニュースが流れるのだが、その物質が不安定で、現象が消えしまうらしい---
 10年くらい、熱に浮かれた状況だったが、これといった超電導物質は見つからなかったようだ。

 今の住友電工の超電導の電線って、液体窒素で冷却すれば、超電導という現象が出現するという物質(安定的な)を見つけて可能となったものだろう。

 いや、話がどこかにいった。
 上の例からみて分かるように、数万回の繰り返しに耐えても、これっという成果に当たらないことも多いのだ。
 そういう根気というか、愚直さというか---そんなものを韓国人がもっているのか?

 お金をかければ—とか、士気がどうたら--というものとちょいと違うだろう。

 以下、新聞から抜粋。

 今月、スウェーデン王立科学アカデミーが発表したノーベル物理学賞および化学賞の受賞者リストに、韓国の科学者の名前はなかった。

 日本の科学者が続けて受賞するのを見て、自然科学分野でのノーベル賞の戦績は「210」だという自嘲が流れた。
 なぜ韓国はノーベル賞を取れないのか、という叱咤もあった。

 基礎科学に100年以上も投資して実を結んだ日本と、基礎研究の歴史が浅い韓国を比較するのは無理がある。
 しかし、韓国国内で起こったことを見ると、遠い未来にもノーベル賞を取ることはできないのではないか、と心配になる。

 ノーベル化学賞が発表された今月、韓国政府が出資した研究機関に所属する科学者らは、鉢巻きを巻いて、韓国生命工学研究院の院長室を占拠していた。
 科学者らのデモは、韓国政府が公共機関を対象に推し進める賃金ピーク制に反対する、抗議の意思表示だった。

 政府出資研究機関の科学者らは、同じ公共領域に属しながらも、別個に専門性を認められて賃金ピーク制の適用を免れた教員(韓国科学技術院〈KAIST〉の教授など)、医師とのバランス問題を指摘。
 さらに科学者らは、賃金ピーク制を導入する代わりに定年が伸びるのに、政府出資研究機関では定年延長なしに賃金だけが削られることも問題視している。
 一見、科学者が抵抗するだけのことはあるとも思える。

 しかし、韓国政府の立場を振り返ってみると、問題はそう簡単ではない。
 韓国政府はまず、定年を延長してほしいという要求について「政府出資研究機関の従来の定年は、ほかの機関よりもはるかに長い61歳なので、さらに伸ばすのは難しい」と判断している。

 既に特別な待遇をしてやっている、というわけだ。
 また、政府出資研究機関の科学者の定年を伸ばさないかわりに、賃金引き下げ率も公共機関より低く策定し、実質的には十分配慮したというのが韓国政府の主張だ。

 加えて、既に178の公共機関が賃金ピーク制を導入している状況で、1カ所の要求だけを聞き入れるのは難しいという企画財政部の立場もある。


▲補足、感想など

 ふん、という記事だな。
 いや、冒頭でふれた内容と記事の内容とかそぐわない。

 つまらない記事を取り上げてしまった。
 申し訳ない。