2012年8月31日金曜日

河野洋平という人


河野洋平さんの父親は、政治家だった。確か建設大臣とかしていたなぁ。
当時、ドイツのアウトバーンのようなことを真似して、全国に無料の高速道路をつくろうとした。--昭和40年台の始め頃の話だ---その名残りが、関西圏の西名阪道路(国道25号線)だ。
河野洋平さんは、1970年代、自民党の若手のホープだった。
しかし、田中角栄さんの頃だったか、当時の自民党内の金権体質を批判して、西岡さんらと新自由クラブという政党を立ち上げ、自民党を飛び出した。
その新自由クラブも西岡さんらとの内部抗争でうまくいかなくなり、数年後解散して、河野さんは自民党に復帰した。
その頃からかなぁ。
この人、どんどんおかしくなっていった。
一旦、大口をたたいて自民党を飛び出して、復帰するということで周囲から「日陰者」扱いされたのだろうな。
 そんな状況の中で、記事にある「河野談話」なるものが公表されたのだ。
 以下、新聞から抜粋。

安倍元首相や松原仁国家公安委員長など日本の政治家たちが、慰安婦の強制連行を謝罪した「河野談話」の見直し・撤回を主張していることをめぐり、 1993年に談話を発表した河野洋平元官房長官は「(自分の)立場は談話を発表したときと全く変わっていない」と語った。
河野元長官の事務所関係者が、河野氏の見解を伝えた。
 同関係者は「最近の状況に非常に不満を感じており、日韓関係をとても心配している」と話した。
先ごろ一部の国会議員が、 談話発表の経緯や事実関係を確認するため河野氏の参考人招致を求めたことに対しては「正式な手続きを踏んで要請してくれば、国会で談話に対する立場を堂々と語る」とした。
河野元長官はまた 「日本と韓国は今回の事態にもう少し冷静に対応してほしい」と語った、と事務所関係者は話している。
 河野元長官は、2007年に当時の安倍晋三首相が「旧日本軍の強制連行はなかった」と主張すると、 インタビューで「慰安婦がなかったという議論をするのは知的に誠実ではない」と批判した。
また、 慰安婦の徴集命令を裏付ける資料がないとする右翼の批判には「処分されていたと推定できる」と指摘したほか 「私は信念を持って談話を発表した」「元慰安婦16人からの聞き取り調査で、 明らかに厳しい目に遭った人でなければできないような状況説明が次々と出てきた」などと語った。

▲補足、感想など
河野さんって「卑怯」な人間だな。
 えっと、河野さんがいくつか意図的にミスリードしようとしている箇所がある。
 安倍さんからの批判に対して、「慰安婦がいなかったという表現は--」云々という言い方をしている。
 慰安婦は確かにいた。民間の女衒業者(殆どは朝鮮系業者のようだ)による戦場出張慰安婦というのが正しいだろうが。
 問題の核心はそこにあるのではない。
河野談話の問題点の核心は、この戦場出張慰安婦について、日本軍との関連(強制してどうこう-と)を認めたことにあるのだ。
考えてもみよ。戦場出張慰安婦について、国が、日本軍がいちいち関与するわけもあるまい。
目ざといというか頭の回る女衒業者が日本軍があんなところまでいくなら、「女性達を連れていきますよ」という感じで行動したに決っている。
この談話にはウラがある。
いまでこそ、河野さんは記事にあるような表現をしているが、かっては違っていた。
韓国へいって韓国の政治家達と話し合いをしている途中、韓国の一政治家が河野さんに向かって「日本軍の関与がないことはわかっている。でもこの場だけでも認めてくれないか」と頼みに来たという。
そこで河野さんは、この場だけならと渋々、「日本軍の関与」を認めたと。
すると、やにわにこの政治家は態度を変え、それ「河野さんが日本軍の関与を認めたぞ」と大騒ぎしたと。---かっては、河野さんは以上のような説明をしていたのだ。
これはなぁ、と思う。
この場だけでもと騙(だま)した韓国の政治家が悪いとは言える。
しかし、こんなことを簡単に判断して、「認める」というところに「日本を代表している」という資質に欠けているだろう。
核心はこの部分だな。
河野さんは、この個人の「判断ミス」を「日本という国家」へなすりつけようと決心したのだ。
その「なすりつけた」結果の発言が、記事のような「表現」となっているのだ。
河野洋平という政治家は、よくよく「業の深い政治家」ではある。
上の一個人としての「判断ミス」が、日本人へ・日本という国家へ、やれ○○万人の性奴隷がどうとか、従軍慰安婦がどうとかという悪名というか、いわれなき悪しき評判を立てられ・攻撃を受ける「元凶」となった。
河野さんは、いい死に際はできないだろうな。
最後の最後まで、「売国・反日政治家」としての「悪名」を背中に貼りつけられたまま生きるしかあるまい。
政治家として悪しき「生涯」--まだ、生きてはいるがではある。



2012年8月30日木曜日

李韓国大統領は、日本人を決定的に怒らせた。


▲先日の韓国李大統領による日本の天皇陛下侮辱発言が、いかに日本人を決定的に怒らせたかというサンケイの記事となっている。
最後のところで、「説明を」とか書いてあるのだが、説明などする必要もない。
分からない人間には、千万言を費やしても分からない。
これから数年、日本と韓国はお互いにそっぽを向いたままの状態でいるしかない。
それ以外に選択肢はない。
以下、新聞から抜粋。

韓国の李大統領が、「韓国を訪問したいのなら、独立運動で亡くなった方々に対し心からの謝罪をする必要があると伝えた」と発言したことについて、韓国メディアの記者から取材を受けた。
 被災現地を訪問された天皇皇后両陛下について取材した経験から、李大統領の発言は竹島や慰安婦の問題とは次元の異なる、触れてはならない日本人の神聖な部分に触れたような思いがする、解説してほしい、という趣旨。
 韓国では天皇を政治権力の最上位の存在と理解している。韓国で天皇を「日王」と呼ぶのはそのためで、李大統領もそのような認識で発言したはずだ-。
記者は、そう問いかけてきた。
 私は、天皇はそうではなく、国家・国民のために「祈る存在」である、と強調。
天皇は国民生活の安寧や国家の発展、世界平和を祈る宗教的な存在であり、そして、そのような立場からその時々の権力者に対し、その地位を認める存在であると説明した。
 大震災を取材して、記者には思うところがあったようだ。
日本人は古来、島国ゆえに外国からの侵略はほとんどなく、自然災害と戦ってきたのだなと実感したという。
そして、絶えず自然災害にさらされている日本 では、国民生活の安寧を祈る天皇のような存在が必要なのだと納得するようになった。
日本人にとってはそのような存在である天皇を、 大統領発言は侮辱したのではないか。
だとすれば、これは大変なことをしてしまったのではないかと心配になっている、と。
 大統領発言は日本人が普段は意識していないにせよ心の内では一番大事にしている神聖な部分を汚してしまった、と私は指摘した。
日本には、多くの国民が天皇のために大事な生命を捧げて来た歴史があり、先の大戦がそうだった。日本人は韓国人と違って、感情を表に出さず、感情の起伏も激しくない。
大統領発言は、その大人しい日本人を決定的に怒らせたのではなかったか、と述べた。
 日本では老舗が多いのを知っているか、と問い返しもした。
百年以上続く店や企業は10万以上、千年続く会社もある。
その間、技術が伝承されている。
勤勉でこつこつ努力し、努力はやがて報われると考える国民性もある。
それはどうしてかお分かりか、と。

 そのうえで、日本では、韓国と比較すれば政治が安定してきたからであり、何百年も家業が続けられ、技術も伝承できてきたのである、 と答えた。
そして、それは、どんな実力を持つ者であっても超えてはならない、その地位を侵してはならない「天皇」という存在があったればこそだ、と。
 天皇は初代から一系の血筋で継承されており、誰も取って代わることができない。
そして、その天皇から折々の権力者が自らの地位を認めてもらうシステムを日本人は作ってきた。
その点で天皇は李王朝の王とは違う。権力の最上位の存在ではない。
天皇は日本の 国柄のまさに中核をなし、日本の国民性も天皇の存在を前提として形成されてきたものだ。
その天皇を李大統領の発言は侮辱することになってしまった、これは取り返しのつかないことをしたのではないか。そのように解説した。
 記者が、では、どうすればいいかと尋ねてきたのに対し、私は、大統領は発言を撤回すべきではないかと述べた。
 竹島、慰安婦問題についての韓国側の主張にも言いたいことはたくさんあるが、天皇陛下を侮辱した発言とはレベルが違う。
本来は 大統領の謝罪が望ましいものの、面子もあるだろうから、天皇や日本人を侮辱する意図がなかったのであれば、発言を取り消すべき である。
そうでなければ、日本人の気持ちは収まらない。
日韓両国の関係は決定的な対立になり、お互いの国民感情の対立は 立場の弱い人たちを傷つけることになる。このような見解を表明した。
 記者は、私の解説を聞いて自分なりに納得したこの思いを一般の韓国人に分かるような記事にするのは大変難しい、ため息しか 出ない、気が重い、などと語って、電話取材を終えた。
 私に対する取材などを基に書かれた記事は、その後、韓国のメディアに掲載されている。
その記事には、天皇皇后両陛下が 東日本大震災の被災地で黙祷を捧げられている写真が付けられていた。
 天皇については、日本生まれの李大統領でさえ分かっていない。
その後も、韓国では閣僚やメディアによる天皇侮辱発言が 相次いでいる。
彼らは、なぜ日本人が怒っているか理解できず、不思議に思っているのかもしれない。
 取材を受けて、日本政府は韓国側に対し抗議すると同時に、そのあたりを平易に説明すべきだと改めて痛感した次第である。

▲補足,感想など
 上掲の記事は、ほぼ全文である。
 記事自体は、まぁ、天皇陛下(記事でもチャンと陛下をつけるべきだ)に対してもうまく距離を取って書いてあると思う。
 韓国人に説明したところで意味はない。
 冒頭でふれたように、日本と韓国の関係は、互いに殴り合い、悪口雑言をいいあい罵りあって「行き着くところまで行き着くしかない」
 通貨スワップも中断するし、韓国の国債も買わない。
 韓国へも旅行にいかない。韓国の製品も買わない。
 韓国からの日本への入国も厳しくする。
 朝鮮系の人間の日本人への帰化も厳しくする。
 また、韓国政府は次期内閣との交渉に期待するとかの話だが、先日の李韓国大統領の発言が、日本人の保守化を一層促進し、保守派の代表である「安倍さん」の内閣が出現する可能性が高かろう。
 それもこれも、李韓国大統領の日本の天皇陛下及び日本人侮辱発言が契機となったものだ。
 まさにあの発言は、日本人を決定的に「怒らせ・変えてしまった」のだ。




2012年8月29日水曜日

谷垣さんってお人好し。


▲谷垣さんって、真面目でお人好しなのだろうなぁ、と思う。
 そうでなければ、これだけ他人を信用するか。
 やれ、約束したの、確約だのと政治家としては致命的なほど、「お人好し」だなぁ。
 野田さんは近いうちに解散するといっただけであろう。
 近いうちがいつなのか、野田さんの胸先三寸ではないか。
 それをウカウカ信ずる方がよほどおかしかろう。
 どうやら、谷垣さんは、総理大臣にならない・なることができなかった「自民党総裁」で終わりそうだなぁ。
 以下、新聞から抜粋。

 自民党の谷垣総裁は、野田佳彦首相に対する問責決議が参院本会議で可決されたことについて「やらないといっていた消費税をやったマニフェスト違反の責任は当然問われなければいけない。
 一日も早く衆院を解散して、しっかりとした政治運営の態勢をつくっていく責任を野田首相はきちんと受け止めなければいけない」と述べ、早期の衆院解散・総選挙を求めた。
党本部で質問に答えた。
 野田首相との党首会談で「近いうちに解散する」と合意したことに関し、与党内から問責可決に 伴って「無効」になったとの声が相次いでいることには「小細工的な批判はちゃんちゃらおかしい」と語気を強め、解散先送り論を強く牽制した。
 その上で「3党合意を大事にしていく観点からいっても、ただちに解散しなければ、それを 成し遂げていく態勢はできない」と語った。


▲補足・感想など
 解散権は、総理大臣の特権だ。
 また、現役の総理大臣を辞めさせるということはいかにも難しい。
 記憶に新しいのは、麻生さんとか菅さんだろうが、麻生さんなんか、麻生降ろしがどのくらい続いたのかなぁ。
 10ヶ月くらいかな。
 武部さんが麻生さんに向かって、やれ「人徳がない」とか面罵していたが、それでも麻生さんはニコニコ笑ってやりすごし、一向に辞任する気配はなかった。
 翻って野田さんでも同じだ。
 解散する決断は、追い詰められて追い詰められて、どうにもならなくなる状況しかありえない。
 だから、三党合意など破棄して刺し違えるという覚悟でなければ、野田さんを追い詰めることができないのだ。
 う~ん、刺し違えるか。
 ここらだな。
 谷垣さんは刺し違えることができないのだな。刺し違える覚悟というものを持っていないのだろう。
 どこか保身というかメンツのようなものが根底の根底の部分にある。
 だから、いつも詰めが甘い。
 これはもう谷垣さんの「本質」の部分だ。
 政治家として・一国のリーダーとしては、その「資質」に欠けるとしかいいようがないか。







自民党が政権をとったら、河野談話等を修正する—と安倍さん。


▲安倍さんが、まともな発言をしている。
まぁ、韓国の李大統領の天皇陛下への侮辱発言があったお陰で、今後3年間ぐらいは、日本が韓国へどういう行動を取ろうと、国内から積極的に反対する動きはでてこないという読みもあるのだろう。
正解だろう、と思う。
今こそ、河野談話などを修正するというか、当たり前・通常のものにする絶好のチャンスだ。
この好機を逃してなるものか。
以下、韓国の新聞から抜粋。

日本の安倍・元首相が、日本の歴史認識に関する3大談話(宮沢談話、河野談話、村山談話)について「自民党が政権を取った場合、修正する必要がある。新たに発足する政府が新しい見解を 打ち出すべきだ」と述べた。
「宮沢談話」とは1982年、当時の宮沢喜一・ 官房長官が、歴史教科書の記述をめぐり近隣諸国への配慮を約束した内容、「河野談話」は 1993年、当時の河野洋平・官房長官が、慰安所の設置・管理や慰安婦の移送に旧日本軍が関与したことを 認め謝罪した内容、「村山談話」は1995年、当時の村山富市首相が植民地支配や侵略戦争について 謝罪した内容の談話だ。
 安倍元首相は自民党総裁選挙への出馬を目指しており、事実上、3大談話の 撤回を公約したもの。
日本メディアは、今年11月ごろ行われるとみられる衆議院議員 総選挙で、自民党が第1党になるとの見通しを示している。
 安倍元首相はインタビューで、歴史認識に関する3大談話の撤回や、憲法改正などに 賛成する勢力を集め、政界再編を推進する、と語った。
また最近、従軍慰安婦の存在を否定する発言をした橋下・大阪市長に対し「勇気ある発言だ。一緒に戦っていける同志だ」として、連携を 持ち掛けた。
 安倍元首相は在任中(200607年)、従軍慰安婦の強制連行を否定し、愛国心に関する教育を強化する目的で教育基本法を改正、歴史教科書の歪曲を制度化するなど、3大談話を事実上 無能力化した。
その上で「周辺国家に対する過度の配慮は、真の友好には結び付かない」との 見解を示した。
なお、安倍元首相の母方の祖父は、戦犯として逮捕・起訴された後、釈放され首相を務めた岸信介氏だ。
日本では最近、政治家たちが歴史問題について否定的な発言を繰り返している。
 野田佳彦首相も「従軍慰安婦が強制連行されたという証拠がない」として、河野談話を事実上否定した。

▲補足、感想など
河野談話など修正すべきだ。
筆者は両手をあげて賛成する。
また、今のタイミングしかない。国内からまず反対が出る見込みがない。
仮に反対をいう人間は、朝鮮系の帰化人か在日韓国・朝鮮人に決っている。
冒頭でふれたように、先日の李韓国大統領の日本の天皇陛下への侮辱発言は、満帆の状態で「河野談話等の修正」を後押ししてくれている。
こうなりゃ、「李韓国大統領の侮辱発言」さまさまだなぁ。
よくぞ、このタイミングで日本の天皇陛下及び日本人全体を「侮辱」してくれた。感謝しても感謝しても足らないぐらいだ。
まぁ、この調子なら、安倍さんが自民党総裁だろう。
この秋から、日本は変わるぞ。
いよいよ楽しみだなぁ。





既成政党への敵意---ってなんのこと。


▲今秋の衆議院解散に向けて、各政党の動きが忙しくなってきた。
大阪の維新の会もいよいよ政党化するようだ。
それに対して、意図的なバッシングがあるようだ。
橋下さんが、議席を半分にしようとコメントしたことに対して、一段とバッシングが激しくなっている。
でもなぁ、と思う。
議席を半分にするってそんなに叩かれるような提案か。
この提案がなぜ「敵意をむき出し」にしたことになるのだ?
そういう表現をする方がおかしくないか。
議席を半分にするという提案に対して、まともな反論を聞いたのは一つだけだ。
→議員数が減少することで、官僚による主導がもっと激しくなる、だから反対だと。
筆者はなるほどなぁと思った。
もう一度繰り返したい。
橋下さんの「議席数を半分に」というのは、一つの提案だ。
それがオカシイと思うなら、上で例示したように反論すればいい。
その反論が妥当だと判断するなら、国民はその方に投票するだろう。
記事で「敵意をむき出し」とか書いてあるが、一体なんのことだ?
以下、新聞から抜粋。

橋下徹大阪市長の国政進出が、いよいよ現実味を帯びてきた。
橋下氏率いる 「大阪維新の会」は現職国会議員5人以上に参加を呼びかけ、政党要件を満たす新党を9月中旬にも立ち上げる構え。
永田町では橋下氏の国政進出は「当然」との認識が高まっている。
橋下氏自身も最近になって衆院議員定数半減など過激な政策を打ち出し、既成政党への敵意をむきだしにしている。

▲補足、感想など
べつに、橋下さんは「敵意をむき出し」にはしていない。
たた、新しい構想(維新八策)を示そうとしているだけだ。
それを空理空論だと思うなら、そう批判すればいいことだ。
そのやり取りをみて、国民が自分の気に入る方へ投票するだろう。
これのどこがオカシイのだ。どこに「敵意をむき出し」にしているのだ。
上掲の記事は、国民をミスリードしてやろうという作為があるすぎる記事だ。


2012年8月28日火曜日

脱原発に反対する。


▲大阪の産業界が、大阪市・府の示した「脱原発」に反発している。
筆者も、「脱原発」に反対する。
いや、ちょっと言葉足らずか。
30年後に「脱原発」と主張するなら、方向性の一つとして考慮の中に入る。
核心はなにか。
今、原発に代替するエネルギー源を示すことができない時点での「脱原発」ということに反対しているのだ。
逆に、脱原発ということを主張する人にお尋ねしたい。
原発に代替する「エネルギー源」は一体なんなのか?--と。
脱原発などといういかかわしいことを主張する人間は、なにか言うだろうなぁ。
風力があるとか、太陽光があるとか、地熱だとか。
このあたりだな。
それはある。しかし、どれもまだ「実用化」の段階に達していない。
筆者は、「技術職」に近い。
技術者の目からみると、上の議論はまさしく「シロウト談義」だ。
つまり、「いつ実用化するとも分からないものを当てにはできない」--ということだ。ここが一番肝心なことだ。
だから。
地熱とかなんだっけメガソーラーというものが実用化に耐えると実証されて、そこで始めて「脱原発」をするか否か---という議論が始まるのだ。
まず、「脱原発」ありきではない。
まず、原発に代替するエネルギー源の確保(地熱とか太陽光などによる発電が、原発に代替すると実証されることが先だ)ありきなのだ。
その一番大切なことを見失うな。
一番大切なことを、おろそかにするな。
上の筆者の主張を踏まえて、記事を読んで頂きたい。
以下、新聞から抜粋。

大阪府が来年1月に開催を予定していた「大阪新エネルギーフォーラム2013」が、府や大阪市が進めるエネルギー政策への反発から、共催する国や経済団体との足並みが乱れ、中止に追い込まれていた。
フォーラムは府や大阪市、近畿経済産業局、関西経済連合会など8団体が実行委員会を結成。
来年1月22~25日の日程で準備していたが、実行委の委員長を務める松井知事が6月になって、基調講演に府市のエネルギー戦略会議のメンバーを招き、同会議の活動報告をすることを提案。
府側は、同会議座長の植田和弘・京都大教授(環境経済学)を軸に調整を試みたが、同会議は6月、2030年までの原発全廃を盛り込んだ中間案をまとめるなど「脱原発」路線を敷いており、経済団体などが「産業振興というフォーラムの目的と違う」と反発した。

松井知事は「産業振興の前に、エネルギー政策の議論が必要だ」と植田氏の基調講演に強くこだわり、最終的に「足並みがそろわずに準備してもフォーラムは成功できない」として今月中止を決定。

▲補足、感想など
大切なことを繰り返したい。
まず、「脱原発」ありきではない。まず、原発に代替するエネルギー源の確保ありきなのだ。
大阪の財界の主張は、筆者の主張とほぼ同じ方向を向いていると思える。
逆にいえば、これは松井大阪府知事などが「短慮すぎる」のだ。
エネルギーをどこから確保するかという問題は、一国の命運すらも左右する重要な問題だ。
このブログで何度もふれているが先の大戦の初期、日本軍が南進作戦を採用した理由をよく考えてみよ。
なんだっけ、石油の一滴は血の一滴てなスローガンがなかったか。
だから。
そういう国の根幹を揺るがすような部分の決定には、シロウトに関与させてはならないのだ。
松井さんの方向性の出し方をみていると、この「シロウト」の意見に敏感に反応しすぎる。
リーダーというものは、大局的な見地から判断すべきであって、「シロウト」の意見を聞きすぎてはなるまい。
いや、話がどこかへいった。
元に戻せば。
まず、原発に代替するエネルギー源をどこに求めるかその実証実験を急げ。
原発に代替すると実用化の目処がついた段階で、はじめて「脱原発」するか否かという議論が開始されるべき。



2012年8月27日月曜日

韓国大統領の侮辱発言への日本人の反発は、まさに「神風」だ。


韓流なるものが終わりかけているそうな。
韓流ブーム?
そんなものあったっけ。
どうやら、跡形もなく消え去りつつあるようだ。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

竹島をめぐる韓日間葛藤が経済だけでなく文化にまで火の粉が飛んで 日本政府とネチズンの間で反韓気流が起きている。
特に俳優や韓国歌手の日本訪問、公演中断と共に「この際、最初から韓流 の芽をなくそう」という強硬論が力を増している。

 ネチズンらは「キムチも食べるのをやめよう」と発言。
夕刊フジによれば日本政府は李明博大統領の独島訪問に対する報復措置の一つとして韓流スターの入国禁止方案を検討中だ。

 山口壯外務省副大臣は、最近、独島水泳行事に参加した俳優ソン・ イルグクのビザ拒否案に同意する意向を明らかにした。
彼はソン・ イルグクについて「申し訳ないが、これから日本に来るのは難しいだろう。それが日本の国民感情 だと考える」と話した。

 一つの国の政府部署次官が特定国の俳優の行動について報復性発言をしたことは異例だ。
 自民党のある関係者は「この時期に韓流ドラマ放映は変だ。自制せよ、と いう視聴者の要求が放送局に伝えられている」としながら「李大統領の独島訪問と日王謝罪発言ですでに韓流は風前のともし火状態」と指摘。

 この関係者はそれと共に「現在の韓流ドラマやK-POPはテレビで見られない日がないほどだが、 今回の葛藤を契機に最初から禁止すべき」と強調して「そうなると少女時代にしてもKARAにして も全部アウト」と付け加えた。

 また、j-castKARAがカムバック舞台で独島関連質問に沈黙した事実を大々的に報道した。
j-castはこれについて「日本ファンたちを意識したメッセージ」と分析しながら、日本ネチズンは「日本で得るお金と祖国を天秤にかけている」と皮肉った。

 ネチズンらの間では韓国旅行を自粛したり韓国製品不買運動が起きており、はなはだしくは「キムチも食べるな」という意見まで出ているとj-castは付け加えた。

 ヤフージャパンで'韓流'の関連検索語で'独島''禁止''(韓流) 終わり'などが確認され、日本政府の韓流禁止検討措置について「全面禁止に賛成」「この際最初 から韓流を全滅させなければならない」「日本のテレビで韓国人が登場しない日を期待する」等の意見が上がってきている。

 これについて関係者は「領有権問題と独島問題を別個に考えようという意見もあるが、今のところ叱責の対象になるだけ」としながら「波紋は簡単に収まらないだろう」と憂慮。


補足、感想など

 キムチを食べるなって。
キムチはいいさ。韓国産のキムチをであろう。
う~ん、と思う。

 まず、核心を言えば。
韓国大統領からの天皇陛下への謝罪がない以上、3年間は収まらない。絶対に収拾しない。
だから。
そこからものを考えるべきだ。

 もう一度、韓流ブームなるものを日本で流行らせようと思うなら、3年後を目処に考えよ。
韓国のなんとかいうグループも3年間は叩かれっぱなしだろう。復活は3年後だ。
しかしよく考えれば、これは「神風」だなぁ。

 日本という国は、外国・他国からの理不尽な侵略が始まろうとする時、それに反発する「きっかけ・事件」が発生し、他国からの侵略を防止する方向で動く。
今、日本はまさに中国系、朝鮮系の異民族から静かなる侵略を受けつつあった。

 マスコミに巣食う外国籍の記者などをみよ。毎日の新聞記事がいかに日本を・日本人をミスリードしてやろうという作為に満ちたものであるかを直視せよ。

13世紀の半ば、モンゴルからの2度の攻撃を受けた時、日本は発生した台風などによって、異民族からの支配を免れた。

 20世紀以降となって、日本海が日本を守る自然の障壁の意味を失ってしまった。
そこでじわじわと朝鮮系を中心とする異民族が日本の中心部を侵略しはじめた。

 特に、3年前からの民主党政権なるものは、殆どが朝鮮系の帰化人を中心とする政権であった。(過去形にするのもヘンか。今も民主党政権ではあるなぁ)

 こうして、まさに日本の中枢部を異民族の人間によって「支配」された年数があったということだ。
イオンの岡田家、在日の星の小沢さんも朝鮮系であろう。

 まさに日本の政治とか経済のトップが朝鮮系の人間により占められようとしていたのだ。
そこに、この韓国大統領による「天皇陛下侮辱発言」だ。

 これで、日本の国民の殆どが、韓国・朝鮮系の人間に対して「反発」した。
これを「神風」といわずしてなんであろうか。

 なるほどなぁと思う。
日本という国は、なにか「大いなる意思」で助けられているのだな。--いや、あんまり言い過ぎると「神の国」発言とか、中華思想の化物あつかいされそうだなぁ---

 いや、確かに単なる偶然だろう。
これから、3年間は「韓国・朝鮮系の人間」に対して厳しい時代が続くだろう。

 それは、日本人の「異民族の支配」から逃れよう・支配を許さないという至極当然の行動なのだ。