▲安倍さんが動き始めた。
もう、前回の退陣から5年位経過したのかなぁ。
安倍さんは、持病として、「潰瘍性大腸炎」という病気を抱えている。
ストレスの多い首相という座にいて、再発を防止できるかどうか—というのは大きな問題ではある。
今は、いい薬もある。また、加齢すると症状として出にくくなるのだそうな。
安倍さんが本当に自民党総裁となるかどうかはまぁ、不明だ。
ただなぁ。
以下は、筆者の好み。
石破さんは、4年前「麻生おろし」に加担したことで、筆者の中では評価が低い。
麻生降ろし-そのものを批判しているのではない。
リーマンショックの後という世界経済が混乱している中、方向性を示せる人間が日本の麻生さんのみ—という段階での「麻生降ろし」だったという点だ。
この人、世界を大きく俯瞰する目をもっていない。
林さん、石原さんは、どの程度の能力なのか不明。
町村さんは年齢もあって、もう最期のチャンスだろう。
筆者の中では、安倍さんか町村さんか—というところか。
ただ、このところの状況をみて言えることは、日本人が「保守化」しているということだ。
先日の李韓国大統領の日本の天皇陛下侮辱発言を受けて、さらに加速している。
安倍さんは、岸信介 →安倍晋太郎 →安倍晋三 とまぁ、保守勢力の直系である。
町村さんより、世間から「より保守派」だと見られているのだろう。
以下、新聞から抜粋。
自民党内で9月下旬の総裁選に向けた動きが本格化してきた。
国会が29日から事実上の休会状態となる見通しとなったことを受けたもので、同党の安倍元首相は、 再登板に意欲を示した。
民主党も9月下旬に代表選があり、そろって「党首選モード」に入る公算が大きい。
29日の参院本会議では、自民、公明両党が提出する野田首相の問責決議案が可決される見込みだ。
その後、両党は国会審議に応じず、国会は9月8日の会期末まで休会状態となりそうだ。
首相の代表任期満了に伴う民主党代表選は9月10日告示、21日投開票の日程が決まった。
谷垣総裁の任期満了に伴う自民党総裁選は9月14日告示、26日投開票が有力だ。
自民党総裁選は、谷垣総裁、石原幹事長、安倍元首相、町村信孝元官房長官、石破茂前政調会長、 林芳正政調会長代理らの出馬が取りざたされている。
安倍氏は25日の読売テレビ番組で「憲法改正は大きく戦後体制を変えていく道だ。強い国を造るために頑張っていきたい」と述べ、 総裁選出馬への意欲をにじませた。
さらに、橋下徹大阪市長が代表の地域政党「大阪維新の会」について、 憲法改正や教育改革などを挙げて「同じ方向に向かっている」と連携を目指す考えを表明した。
民主党との連立には反対を明言した。
▲補足、感想など
冒頭で、谷垣さんを忘れた。
谷垣さんは、どうも詰めが甘い。
野田さんを攻撃して衆議員解散について「確約」などという言葉を使う感覚がどうもなぁ。
解散ってどういう意味か分かっていないのでは。
民主党の100人を越える若手議員の殆どを「無職にして路頭に迷わす所業」なのだぞ。
それを「確約」だとさ。おかしくないか。
だから。
解散とは、追い詰められて、追い詰められて、どうしょうもなくなって始めてなされるものだ。
なにが「確約」か。----いや、だから谷垣さんは、筆者の中では評価の低い人なのだ。
と、まぁ、そんな感じで、安倍さん、町村さんしか残らない。
安倍さんって、そんなに頭が切れる人ではない。
でも、岸 → 安倍晋太郎 →安倍晋三 という保守派直系ということで、地盤も強固だ。
腹黒いことを考える必要もない人とでも言えばいいのかな。
(お金に固執する必要がない—という点では、ルーピー鳩山さんに似ているのかな。鳩山さんは、「鳩山」という姓となっているだけ?だけど)
(お金に固執する必要がない—という点では、ルーピー鳩山さんに似ているのかな。鳩山さんは、「鳩山」という姓となっているだけ?だけど)
そのあたり、小沢さんと見事なほと対比される存在だろう。
アレコレ書いたが、安倍さんが上で並べられた候補者の中で、一番、首相に近い人かな—と筆者は感じるだけだ。