2012年8月19日日曜日

今の時点で、こういうことしか言えないかなぁ。谷垣総裁。


▲どういえばいいのかなぁ。
谷垣さんって、カンが鈍いなぁ。
なにか、加藤元防衛庁長官、あぁ、幹事長もしていたかに似ている。
頭がいいということと、時代が読める・時局が読めるということと別なのだなぁ。
谷垣さんが、橋下さんとか減税のなんとかさんを牽制している。
牽制はいい。
そのいいかたが問題だ。
そういえば、このまえ、橋下さんをヒトラーよばわりしていたなぁ。
まず、今秋の衆議院選で自民党が第一党になることは確実ではないか
そうすると、240議席以上とれれば、問題はないが、それより少なければ、とこかと組まなければならない。
そのあたりのことを頭にいれてしゃべっているのか。
以下、新聞から抜粋。

自民党の谷垣禎一総裁は、講演で、大阪維新の会や減税日本といった第三極が 衆院選に向け民主、自民両党などの国会議員の取り込みを図っていることについて「選挙の直前に、 にわかに人をかき集めるような政党に過度な期待をすれば(国民は)必ずしっぺ返しを食う」と述べた。
国民の声を吸い上げる地方組織が未整備である点を挙げ「短兵急な期待をすると、日本の政治は かじを失った船のようになってしまう」として、第三極の台頭に懸念を示した。
消費税の地方税化や地方交付税制度廃止など大阪維新の会が打ち出した政策に関し「生煮えのところが 非常に多い。国家全体の経営という観点がまだ弱い」と指摘した。

▲補足、感想など
谷垣さんの批判が当たっていないとは思わない。
ただ、谷垣さんは核心を見そこねている。
消費税の地方税化とか、今の時点では確かに絵空事だ。
橋下さんの魅力は、このフレームというか、構想をぶっつけてくるところだ。
本当にできるのかどうかさえ分からないが、構想をぶち上げ、そこへ向けて全力で突破しようとする。
じゃ、翻って、谷垣さんは今の形のままでいいと思っているのか。
今の形がベストだと思っているのか。
そう問われ時、谷垣さんは答えられまい。
そこらだなぁ。
つまり、谷垣さんの批判は批判になっていない。
橋下さんの問題提起に対して、対案をもっていないではないか。
対案をもっていない弱みをみせまいと発する言葉が、「しっぺ返しを食らう」ではないのか。
自民党の今度の衆議院選の予想議席数は、確か220くらいだったな。
20-30議席、不足する。
その時、どこと組むつもりなのか。
維新を組むつもりなのか。それとも民主党とか。
批判するのもいいが、もう、目の前のことなのだ。
充分に衆議院選後を意識して、じゃべらなくてはなるまい。