▲数日、出張していて書き込めませんでした。申し訳ありません。
斉藤投手の記事があってなにかな—と思った。
総合誌bでも記事があって読んでいたのだが、なんというかなぁ、この人、言葉が平凡・平坦なのだな。
優秀な選手というものは、他人とは違う視点のようなものをもっていて、言葉が特徴的だ。イチロー選手など良い例だ。
ところが、この斉藤という人の言葉を見聞きしていると、そういう特徴的な特異な言葉がでてこない。
平坦だし平凡だ。
つまり、他者と違う視点を持っていない—ということだ。
もっと言えば、十把一からげの投手の一人—ということかな。
以下、新聞から抜粋。
不調で2軍調整中の日本ハム・斎藤の昇格が見送られた。
19日のロッテ戦(札幌ドーム)の先発の座を争っていた中村が、この日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)で6回2失点。
首脳陣は斎藤ではなく、中村の昇格を決めた。
ここまで5勝7敗、防御率3・66の斎藤は7月30日に2軍に降格後、4日のフューチャーズ戦(鎌ケ谷)で6回5失点、11日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)も6回3失点で連敗。
斎藤自身は「上がる準備はできている」と話していたが、福良ヘッドコーチは「あと1回とは限らない」と、さらなる追試を課すことを明言した。
当初は約2週間での1軍復帰を予定していたが、結果、内容ともに伴わなければ昇格させない方針で、栗山監督は「斎藤にとって何が一番いいのかを考えて整理しないと」と話した。
▲補足、感想など
上がる準備はできている—か。
元巨人のなんとかという選手の「絶好調」と同じニュアンスかな。
冒頭でふれた総合誌bの記事でも、言葉に「切れ」がない。
この「切れ」がない—という感覚が分かっていただけるだろうか。
このブログで野村さんの話をだすことが多い。
例えば、野村さんからは、ストライクゾーンというものは縦にボール◯個、横にボールが×個並んだ碁盤目状になったものだ—というような誰からも聞いたことのないような視点を提示される。
これが特異な、特徴的な言葉であり、「切れ」なのだ。
そういえば、元巨人の桑田投手からも、上のような特徴的な言葉を聞いたことがある。
ここらあたりだろうなぁ。
プロとして生きていけるかどうか—という分かれ道は。
運鈍根—というプロになるための条件がある。
しかし、斉藤投手の言葉の平凡・平坦さは、運鈍根以前の問題のような気がする。
「資質」として、プロの選手に向いていないのではないのかなぁ。
対象へのめり込みの不足というか、元々、「のめり込めない」--そういう性格の人間ではあるまいか。
今年の年末には「結果」がでてくるような気がする。