2012年8月13日月曜日

言葉に切れがない---。斉藤投手。


▲数日、出張していて書き込めませんでした。申し訳ありません。
 斉藤投手の記事があってなにかなと思った。
 総合誌bでも記事があって読んでいたのだが、なんというかなぁ、この人、言葉が平凡・平坦なのだな。
 優秀な選手というものは、他人とは違う視点のようなものをもっていて、言葉が特徴的だ。イチロー選手など良い例だ。
 ところが、この斉藤という人の言葉を見聞きしていると、そういう特徴的な特異な言葉がでてこない。
 平坦だし平凡だ。
 つまり、他者と違う視点を持っていないということだ。
 もっと言えば、十把一からげの投手の一人ということかな。
 以下、新聞から抜粋。

 不調で2軍調整中の日本ハム・斎藤の昇格が見送られた。
 19日のロッテ戦(札幌ドーム)の先発の座を争っていた中村が、この日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)で6回2失点。
 首脳陣は斎藤ではなく、中村の昇格を決めた。
ここまで5勝7敗、防御率3・66の斎藤は7月30日に2軍に降格後、4日のフューチャーズ戦(鎌ケ谷)で6回5失点、11日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)も6回3失点で連敗。
 斎藤自身は「上がる準備はできている」と話していたが、福良ヘッドコーチは「あと1回とは限らない」と、さらなる追試を課すことを明言した。
 当初は約2週間での1軍復帰を予定していたが、結果、内容ともに伴わなければ昇格させない方針で、栗山監督は「斎藤にとって何が一番いいのかを考えて整理しないと」と話した。

▲補足、感想など
 上がる準備はできているか。
 元巨人のなんとかという選手の「絶好調」と同じニュアンスかな。
 冒頭でふれた総合誌bの記事でも、言葉に「切れ」がない。
 この「切れ」がないという感覚が分かっていただけるだろうか。
 このブログで野村さんの話をだすことが多い。
 例えば、野村さんからは、ストライクゾーンというものは縦にボール◯個、横にボールが×個並んだ碁盤目状になったものだというような誰からも聞いたことのないような視点を提示される。
 これが特異な、特徴的な言葉であり、「切れ」なのだ。
 そういえば、元巨人の桑田投手からも、上のような特徴的な言葉を聞いたことがある。
 ここらあたりだろうなぁ。
 プロとして生きていけるかどうかという分かれ道は。
 運鈍根というプロになるための条件がある。
 しかし、斉藤投手の言葉の平凡・平坦さは、運鈍根以前の問題のような気がする。
 「資質」として、プロの選手に向いていないのではないのかなぁ。
 対象へのめり込みの不足というか、元々、「のめり込めない」--そういう性格の人間ではあるまいか。
 今年の年末には「結果」がでてくるような気がする。