2012年8月8日水曜日

解散要求は頭おかしい—と、森さん。


▲森元首相が谷垣さんを批判している。
そのいいが表題だ。
まさしくその通りだ。
なにが「解散要求」・なにが確約だ。
谷垣さんはその発想のばかばかしさに自分で気がつかないのか。
そもそもと思う。
現在衆議院の民主党の議席数は、200を越えている。
最近チラチラでている解散・総選挙後の民主党の予測獲得議席は、90をちょつと越えるくらいだ。
つまり、半分以上が落選し、無職となる。
民主党でも重鎮は再選されるだろう。
しかし、新人議員は軒並み落選することが確実だ。
そんなアブナイ話に、「確約」とか、野田さんができる訳があるまい。
ウカウカ乗れば、落選した新人議員の怨嗟は、野田さんに集中する。
いつ解散するかは総理大臣の専権事項だ。民主党にとって野田さんにとって一番都合のいいタイミングしか解散などということはありえない。
谷垣さんも谷垣さんだ。
野田さんが、絶対できないことをいかにもできそうな感じの「話」にしている。
逆に、谷垣さんという人の政治家としての「常識」がおかしいのだ。
まさに、谷垣さんは「頭おかしい」。
以下、新聞から抜粋。

自民党の森元首相は、谷垣総裁ら党執行部が消費税増税法案の成立への協力と引き換えに 野田佳彦首相に衆院解散の確約を求めていることを批判。
「首相は絶対に確約してはいけない。言えないことを言えというのは、 頭がおかしくなったと思いたくなるぐらいだ」と述べた。
 同時に「法案の中身で対立するなら別だが、他の雑音で3党合意をやめた場合、自民党は衆院選でどう説明するのか」と指摘。
「3党合意をなくして喜ぶのは『国民の生活が第一』の小沢一郎代表だけだ」と述べた。


▲補足、感想など
これは森さんの指摘が正しい。
谷垣さんの頭がおかしい--
谷垣さんは、野田さんを解散・総選挙に追い込みたいなら、トコトン追い詰めろ。
解散要求だとか確約などという甘いことを言うから、どうにもならないのだ。
野田さんが、民主党の新人議員達も納得するほど追い詰められれば、そこで解散ということになる。
谷垣さんはもてる全ての手段をもちいて、野田さんを追い詰めろ。
それ以外に選択肢はない。
確約などという「頭おかしい」ことを考えるな。