▲この頃、衆議院の解散総選挙がうわさにでる。
そこで、衆議院選の結果予想というか、おおそよこんな数字と違うのか—という各政党別の予想人数が発表され始めた。
その発表された数字がどの程度の信頼性をもつのか知らない。
う~ん、筆者は、べつに選挙のプロではない。
ただ、常識人としてまぁ、こんなものでは—という感想のようなものをもった。
以下、新聞から抜粋。(記事としては少し古い)
永田町で「8月解散」がささやかれはじめた。
野田首相が推進する消費税増税を柱とする 「社会保障と税の一体改革」関連法案は成立する見込みだが、小沢代表をはじめ、自民党の谷垣総裁までが、内閣不信任案を提出しかねない情勢だ。
いま衆院選があればどうなるのか。
政治評論家のk氏による政党別獲得議席予測では、「大阪維新の会」が110議席を獲得して大躍進し、 民主党は2ケタまで落ち込む。
k氏による議席予測は別表の通り。
(1)野田首相のもとで解散する
(2)維新がほぼ全小選挙区に候補者を擁立
(3)維新と小沢新党、みんなの党は単独で戦う-を条件。
民主党は現有250議席から「小選挙区60、比例区39の99議席」とみる。151議席減という歴史的大惨敗。
有権者には、統治能力不足やマニフェスト詐欺に怒り、あきれ、不信感を強めている。
維新が候補を立てれば、軒並み負ける可能性がある」「民主党に選挙を仕切れる人材もいない。
輿石東幹事長に衆院選の陣頭指揮はとても無理。
『反増税』と『脱原発』の争点は極めて痛い」
与党陣営で見ると、民主党と、国民新党、新党日本、 新党大地・真民主、与党系無所属を合わせて101議席で、過半数に140議席も足りない。
谷垣総裁率いる自民党は「小選挙区144、比例区48の192議席」と予測。
73議席増だが、単独過半数には49議席足りない。
▲補足、感想など
上の記事の数字をもう一度まとめよう。
自民---192
維新—110
民主—99
ということか。
冒頭でふれたように筆者は、別に選挙のプロではない。
感覚的にいうと、民主はまぁ、こんなものだと思う。ただ、維新と自民のバランスがどうかなぁ。
もう少し、自民が増えて、維新が少ないのではないのかなぁ。
いくら日本人でも、維新というだけで無闇に支持するかなぁ。
いずれにせよ、単独では政権が取れない。
衆議院議席総数480。半分で240。記事にあるごとく、後49議席ないと政権がとれない。
すると、自民はどこと連立を組むか—という話となる。
公明党は、衆議院で21議席もっているが、次回の選挙でそれほど大きく数字が伸びる可能性はあるまい。
そこで、自民+公明+民主 vs 維新 という構図になるという可能性があるわけか。
なるほど。
大連立という表現はおかしいが、こうして、数字をいらってみると、自民と民主が組むという可能性も大きいのだなぁ。
筆者は、民主党の岡田さんと、自民党の谷垣さんとか似ているなぁ—なにかその雰囲気が—と感じていた。
森さんが、次期自民党総裁に谷垣さんが継続する—ということを勧めていたが、このあたりの読みがあるのかもしれない。
まぁ、「自民+民主」の組み合わせなんて、大連立というより、新興勢力に押されて、いわば、止むをえざる「野合」といったところか。