2018年1月7日日曜日

二刀流が通用するか否か、最終的に判断するのは大谷選手

米大リーグに挑戦する大谷選手を巡って、アレコレ、人が言う。
 まぁ、それは別にいいのだけれど、自分の人生ではないか、最終的に判断・決断するのは、大谷選手自身だ。
 打者として通用しなくなれば、その時点で選択するであろう。
 無謀と言われようが、まぁ、やってみたら--というのが、周囲としてのマナーではないかなぁ。

 以下、新聞の記事から。

□ソフトバンク王貞治会長が、「サンデーモーニング」に出演。エンゼルス入りした大谷翔平投手についてコメントした。
 まず大谷の印象について「打つ方でも投げる方でも力感がない。でも投げたら160キロ出るし、打ったら遠くに飛ぶ。珍しいタイプ」と評した。
 米国でも二刀流に挑戦することについては「アメリカでは1つに絞らざるをえない。両方は無理だと思います。チャレンジするのは良いことですが、スケジュールであったり移動、時差であったり」と否定的な見解。「打つ方は苦労すると思います。投げる方は成功すると思います」とした。

□野球評論家の張本勲氏が、大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手について、メジャーでの二刀流にあらためて否定的な意見を述べた。「(投手として)10勝、(野手で)17本、18本それじゃ意味ない。ピッチャーなら20勝以上できるのに、並で終わるのか。いずれにしろ本人が決めると思うが、一本に絞ってほしい」と、語った。

 同席したソフトバンク・王貞治会長も、打者としては苦戦するという見方を示した。「アメリカではやはり、ひとつに絞らざるを得ないと思う。両方は無理だと思う。チャレンジはあくまでいいと思うが、スケジュール、時差のあるなかでの移動。パワーベースボールの世界に入った。打つほうが苦労する。投げるほうは成功する」と述べた。

補足、感想など
 王さんの指摘は鋭いと感ずる。
 でも。
 無謀と言われても、大谷選手はやってみたい--と挑戦する訳であろう。
 どこかで、打者として頭打ちとなれば、投手として生き残りをかけるかもしれない。

 筆者は、大谷選手のことを殆ど知らないが、その挑戦や、よし--と感ずる。
 ぜひ、頑張ってもらいたい。