▲色んな情報が錯綜しても、最終的に判断し・実行するのは相撲協会しかない。
そして。
判断する基準は、相撲というものを日本人がこれからも支持し、愛し続けてくれるためにはどうするか—だ。
その判断基準を過またない限り、相撲はこれから先も大丈夫だ。
以下、新聞から抜粋。
落語家、立川志らく(54)が、ツイッターを更新。
大相撲の評議委員会に対して「ズレている」という批判をしたら「お前こそズレている!」と反論されたと。
元横綱日馬富士の暴行事件で、日本相撲協会は、両国国技館で臨時評議員会を開き、昨年秋の巡業中に起きた事件の報告を巡業部長として怠るなどした貴乃花親方の理事解任決議を全会一致で承認し、2階級降格処分が決定。
記者会見した元文部科学副大臣の池坊保子議長は「理事の忠実義務に反する。決議を厳粛に受け止め、真摯に反省し、今後は協力し合い、礼を持って行動してほしい」と語った。
志らくは「貴乃花を擁護してはいるが彼の行動が全部正しいとは言っていない」としたうえで「処罰の重さが加害者側より被害者側の方が重い事がおかしいと言っている。暴力事件とは別と池坊さんは言ったが別にしたらダメでしょ」と見解を示したが、非難が殺到した。
志らくは「評議員会はズレている!と言ったら志らく、お前こそズレている!と言われた」ことを明かし「その通り!私は世間からズレているからコメンテーターとして重宝がられる。
落語家がまともでどうする」と持論を展開した。
続けて「でもね、ズレている私によく言ってくれたという声が沢山届くという事は世間が異常だという事」とし、本来であればメディアが貴乃花親方を擁護して評議員会を非難していなければおかしいと指摘し、
「それに対し私が貴乃花をからかう、そして私が世間から袋叩きになる、が正しい世の中の姿。逆なんだもの。世も末」と。
▲補足、感想など
世も末かどうか—それは、分からない。
色んな情報が錯綜して、どれがまともか、いいがかりなのかさえ分からない。
そういう場合、解決に向けての核心を掴んでおかねば、さらに錯綜する。
大事なことは。
1.最終的に判断し、実行するのは相撲協会しかない。第2相撲協会なんてものを存在させてはならない。
2.判断基準は、ただ一つ。
それは、相撲というものを、日本人が支持し、愛しつづけてくれるためにはどうするか---だ。
日本人が相撲というものにそっぽを向いてしまえば、それで相撲はおしまいなのだ。
その肝心な部分を間違えるな。