2018年1月12日金曜日

なぜ、日本人は米国人を恨んでいないのか、と人食い中国人

さて、なぜ恨んでいないのか—か。
 日本人って、台風とか地震とかで「災害慣れ」しているからなぁ。
 そう言えば、幕末頃に日本に来た西洋人が、台風が過ぎた後、壊れた家とか船の後片付けを、世間話をしながらしている女性たちを、感嘆したような目で見ていたな。

 同じような話として、2011年3月の東日本大震災、福島原発事故の後、日本にいた多くの外国人が、日本から逃げ出した。
 で。
 日本人で外国へ逃げ出した人間なんていたか?

 日本人は、覚悟したのだ。この日本列島と共に死ぬことを。
 筆者もそうだ。
 逃げ出そうなんて、思ったこともない。

 つまり、「この日本列島と共に死のうと覚悟したのだ」「その事態をすべて受け入れたのだ」
 このあたりだろうな。
 日本は、300万人近い戦死者を出しても、敗戦という「厄災」をまるごと受け入れたということだろうな。
 日本人には、「逃げ出していくところさえないのだ」。だから、覚悟してしまうのだろう。
 恨みがどうたら---という方向へ頭がいかないのだ。
 このあたりは、中国人との違いだろう。

 以下、表題のついて中国人の書込みをみてみよう。

1.中国人
 日本人「パパは僕を叩いた。パパが僕を愛してくれている証拠だ!」

2.中国人
 日本人は、機会があれば報復したいと思ってるよ。だから、日本をまた世界トップの国にしてはいけないのだよ。安倍さんは日本を破滅に向かわせてるから、良い首相だと思う。
 中国人は、安倍さんに感謝すべきだよ。

3.中国人
 日本が先にパールハーバー奇襲して、それで原爆落とされたんだから、日本がアメリカを恨む筋合いないだろ。泥棒は相手を恨むのが当然だとでも?

4.中国人
 日本は中国を見下してる。中国は核兵器を持ってるんだから、日本なんて一ひねりなのにな。

5.中国人
 俺は日本人を嫌っていないぞ。宗主国はいつまでも宗主国、島国はいつまでも島国、倭人はいつまでも倭人。

6.中国人
 日本人は強い者に弱いからな。

7.中国人
 日本はずっと脱亜入欧を叫び続けているじゃないか。日本人は中国人を奴隷だと言うけど、日本人は白人の奴隷だよな。

8.中国人
 日本がアメリカを恨んでも、何のメリットも無いだろ。日本は島国で資源が乏しく、遅かれ早かれ外国から資源を奪う事になる。だから中国韓国、東南アジアとロシアは、日本を警戒しているんだ。
日本への恨みを忘れるな、と。

9.中国人
 犬は主人に忠実だからな。

10.中国人
 ほとんどの中国人の「日本嫌い」って、結局口だけだけどな。

11.中国人
 日本人は、たとえ相手を恨んでいても、表立って言わないんだよ。特に相手がアメリカなら、なおさら。

12.中国人
 日本人って、忘れっぽいから~

13.中国人
 アメリカ軍が日本に駐軍してるから。日本人は小さい頃からアメリカを恨まないように洗脳されてるんだよ。

14.中国人
 日本はアメリカのおかげで再建し今のような先進国になったんだからな。

15.中国人
 日本はアメリカに負けたから、アメリカに服従している。だから、中国もまた戦争して日本に勝てば、日本は中国を尊敬するようになるよ。

補足、感想など

 中国人って、異民族だなとつくづく思う。
 いや、英国の産業革命に200年も遅れるような大ノロマ頭脳、識字率30%で国民の殆どが無学文盲の民族、漢文という言語を採用し、漢字に圧し潰された民族から、まともな意見を聞こうとは思ってはいないよ。

 今の世界は、アメリカと日本との同盟関係で、平安が保たれているようなものさ。
 確かに、日本はアメリカとの争いは避けるだろうな。
 でも、それは従属関係にあるということではない。
 アメリカは産業革命組の「虎」として、日本は極東の「虎」として、互いに畏敬の念をもって、つきあっているのだ。

 ちょいと「人類の常識」という文章から転記して、日米の争った意味を把握しよう。

 --ここから--

人類の常識!

 ・・・日本の存在しない世界を想像してみたらよい。もし日本なかりせば(もし日本戦わざれば)、ヨーロッパとアメリカが世界の工業国を支配していただろう。欧米が基準と価格を決め、欧米だけにしか作れない製品を買うために、世界中の国はその価格を押しつけられていただろう。

  ・・・ 南側のいくつかの国の経済開発も、東アジアの強力な工業国家の誕生もありえなかっただろう。多国籍企業が安い労働力を求めて南側の国々に投資したのは、日本と競争せざるをえなかったからにほかならない。日本との競争がなければ、開発途上国への投資はなかった。

 ・・・ また日本と日本のサクセス・ストーリーがなければ、東アジア諸国は模範にすべきものがなかっただろう。ヨーロ ッパが開発・完成させた産業分野では、自分たちは太刀打ちできないと信じ続けていただろう。

 ・・・東アジア諸国でも立派にやっていけることを証明したのは日本である。そして他の東アジア諸国はあえて挑戦し、自分たちも他の世界各国も驚くような成功をとげた。
 東アジア人は、もはや劣等感にさいなまれることはなくなった。いまや日本の、そして自分たちの力を信じているし、実際にそれを証明してみせた。

 ・・・ もし日本なかりせば(もし日本戦わざれば)、世界は全く違う様相を呈していただろう。富める北側はますます富み、貧しい南側はますます貧しくなっていたと言っても過言ではない。北側のヨー ロッパは、永遠に世界を支配したことだろう。マレーシアのような国は、ゴムを育て、スズを掘り、それを富める工業国の顧客の言い値で売り続けていただろう。

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 『もし日本なかりせば』暗に大東亜戦争の本意を喝破したマハティール首相

 --ここまで--

 記事にある中国だってそうだ。
 日本人にできるから、オレ達もできる筈—ていうのが、中国人の行動規範であろう。
 20世紀半ば、日本人が立ち上がらなければ、今もって中国人は世界でクーリーとして土方をやっていたさ。