▲当たり前だけど、相撲協会という組織が主体となっているのだ。最終的な判断をするのは相撲協会に決まっているではないか。
ただ、判断基準は、「相撲というものを日本人が支持しつづけてくれるためにはどうするか」だ。
その部分を守らなくては相撲は存続しえない。
以下、新聞から抜粋。
2017/12/28(木)
貴乃花親方を理事「解任」処分 来年の理事選で執行部と全面戦争へ
大相撲の元横綱・日馬富士関の暴行問題で、巡業部長としての責任を問われている貴乃花親方が理事「解任」の処分が、臨時理事会で決議された。
貴乃花親方は2階級降格の「役員待遇委員」となり、理事会での議決権を失い、巡業部長職も解かれ、給料も減額される。
反貴乃花の親方はこう話す。
「横審だってあの貴乃花親方の対応はいけないとダメ出ししていた。その意向も処分にかなり影響したと思いますね。
警察が先で、協会に報告しなくていいだなんて、そんなこと社会人としてあり得ない。
相撲は親方、弟子、部屋、協会が基本。
警察に訴える前にいくらでも協会が間に入って解決できたのに、次期理事選を見据えて、事件を使って優位に立とうしたのが、ミエミエ。
貴乃花親方の言い分を書いた報告書だって、あとづけじゃないですか。
世論からたたかれ、処分が検討され出すと、出してきた。初めから出せばいいのに。
そして法廷闘争とマスコミを使って急に騒ぎ出した。
なぜ協会の先に言わないのか?協会は惑わされませんよ。
貴乃花は年明けの理事選には、出さないほうがいい。出れば、また揉め事が増えるって愚痴っている親方衆も多いです」
▲補足、感想など
どうも、情報が錯綜する。
なにが本当で、なにが嘘なのか、それすらも判然とはしない。
別の記事では。
--ここから--
貴乃花は「協会への報告を怠った」から処分されるのではなく、「警察より先に協会に届けて、警察にもマスコミにも知られないように内々に暴行事件を揉み消すという相撲協会の伝統的手法を行う手助けをしなかった」から処分されるのです。
2017年12月28日
--ここまで--
冒頭でふれた。
最終判断をするのは、相撲協会。
判断基準は、「相撲というものを日本人が支持しつづけてもらうためには、どうするか」という一点だ。
繰り返せば、日本人が相撲というものを支持しなくなれば、そこで相撲はお終いなのだ。