2016年4月14日木曜日

なぜ、日本人から好かれないのか—と中国人。

なにを分かりきったことを---
 なぜと疑問型で聞かれることでもないのだが--

 まず、新聞から抜粋。

 中国メディアは、「なぜ8割の日本人は、中国に対する親近感が不足しているのか」と記事を掲載し、日中関係を発展させる障壁となっている問題点について論じた。

 記事は4月に中国政府などの企画により中国のメディア代表者らが日本を訪問、日本の政治家やメディア・企業関係者と対話を行った。
 民間レベルによる日中関係の苦境打開の道を模索。

 現時点で存在する問題について指摘。
 1点目として、日本側の参加者が「メディアが政府の政策・立場に影響され、選択的な報道をしている。ネガティブなニュースをクローズアップしたり、大衆をミスリードしている」と。

 「歴史と未来に責任を持つ」という姿勢のもと、日中メディアが良い点に注目し、報道することが、両国メディアの対話における共通認識になった。
 また、文化交流面においては「日中蜜月期」には受け入れられていた日本の映画、ドラマといった文化コンテンツが、今ではアニメ一辺倒になり「中国の大衆の日本に対する理解が単純化、平面化、政治家してしまっている」と論じている。

 また、「爆買い」現象についても、メリットがある一方で、一部悪徳業者によって「ニセモノやレベルの低い品物を中国人観光客が買わされている」状況があり、将来的にみると両国間のイメージ悪化につながるリスクがある。
 記事は、日中関係が苦境に立たされているというのは「事実」であるとし、日中双方がすべきことを提言。

 日本は「島国根性」と優越感を捨て、大国としての中国をポジティブに認識すること、中国は「日本における調整を待つとともに、より多くの分野で日本の存在感に注目し、中国の平和的台頭によるメリットをシェアすることで日本に存在する中国への不信感を打ち消すことが必要である。

補足、感想など

 まぁ、お笑いはお笑いの記事ではあるが、どこか、今の中国の苦境を垣間見させてくれるような記事ではある。

 しかし、記事にある日本のメディアって、エベンキ族の工作員のことだろう。
 エベンキ族の工作員達に日本人がどうたら—と聞くのか。
 そもそも、そこがもうおかしいだろう。

 それにしても、日本人の「優越感」とか。
 なぜ、優越感とか解釈するのかなぁ。

 日本は、英国の産業革命に100年遅れだし、中国は実に200年遅れだ。
 同じ遅れどおしのノロマ民族どおしではある。
 日本人がノロマ民族なら、中国人は大ノロマ民族だ。
 ノロマ民族だが、でも中国人から100年先行している—とかいうと、これが日本人の優越感ということになるのか。

 なんというかな。
 事実は事実なのだ。
 そこに感情を絡めるな。別に日本人は、いかにもと優越ぶっている訳ではあるまい。
 中国人が勝手に、自分達の引け目と感じているだけだろう。

 その部分を突き放してものが考えられないと、本物の技術者、科学者を生み出すことはできない。
 日本人は、欧米の産業革命組の諸国から100年遅れだということを素直に認めるよ。
 先の大戦で惨めな敗戦となったのは、この100年遅れだ—ということが一番大きく響いたのだ。

 明治維新以来約150年という歳月を、100年先行組の背中を追い続け、多くの教えを受けて、今やっと肩を並べ、これからの「次なる150年」で追い越し、産業革命組の諸国をぶっちぎりで引き離そうとしているところだ。

 この日本人の視点がおかしいか。
 なんだっけ、中国人への優越感、島国根性たら、なんの話だ。

 上でもふれた。
 ものを見る時、感情を絡めるな。
 英国の産業革命に200年も遅れる大のろま民族なのだ。中国人という民族は。
 その事実を正視し、突き放して感情を絡めずに考えよ。

 科学・技術の開発・発展は、こういう視点をもち、知的正直を尊重することからやっとのことで始まるのだ。