▲信用が通用する社会は、ものごとが安上がりとなる。
田舎でみる無人販売を見ると分かるだろう。
人件費が必要ないのだから、原価 プラス 少々の利益 でものが販売できる。
これが、盗人がいる社会なら、どうしても店番が必要となる。
つまり、 原価 プラス 人件費 プラス 利益 となるからだ。
これは、今のヨーロッパのように難民がウロウロする社会で、盗難・事件などを避けるためには、警備する人間がどうしても必要になる。そういう社会と日本の社会とは、対極的に位置することが分かる。
以下、新聞から抜粋。
中国メディアは「日本社会における誠意や信用は、恐怖すら感じる境地に達している」と掲載した。中国人が「恐怖すら感じる」という、日本の信用社会における事象とはどのようなものか。
文章は、日本式信用社会における「境地」について、4つから紹介。
1点目は「誠意や信用に支えられた社会秩序」として、テーマパークなどで障がい者割引や障がい者専用ゲートについて言及。
テーマパーク側が「健常者である市民には、チケット料金をケチろうとして、障がい者ゲートに行く人はいない」と認識し、ゲートに見張り係を置いていない。
2点目は、「誠意や信用に支えられた食品の安全」だ。
「日本で寿司や刺身を食べたら腹を壊すのではないか、と心配している中国人よ。もし君が腹を壊したのであれば、君は大金持ちになる」と説明。
日本の食事で不衛生なために腹を壊すというのは確率の低いこと、という意味。
3点目は、「誠意や信用に支えられた戸籍制度」。
戸籍管理が「家屋が書かれている地図を広げ、どこに住んでいるかを指せばそれで完了する」レベルの簡単さ。
「インチキをされたらどうするのか」と尋ねれば、係員は「どうしてインチキしなければいけないのか。そんなことしたら医療保険証明書などの資料が受け取れなくなる」と聞き返してくる。
文章は「戸籍」としているが、正確に言えば住民登録のことを指している。
4点目には「誠意や信用が人生の信条になっている」ということ。
中国では個人の利益を最優先に考えた行動が社会において目立つ。
それは個人レベルに留まらず、一部企業や行政にまではびこる。
「正直者が馬鹿を見る」というイメージが払しょくできていない。
自分の利益ばかり考えていては、いつまでたっても他人に対する誠意や信用は生まれてこない。
「情けは人の為ならず」と言うが、誠意や信用も結局は巡り巡ってわが身に恩恵として戻って来る。
▲補足、感想など
冒頭でふれた。
信用社会では、ものごとが簡素になり、安上がりですむ。
日本の信用社会を維持するためには、撹乱する因子を少なくするしかない。
難民の受け入れ、海外からの単純労働者の受け入れには、よほどの用心しなければならない。
まだまだ、エベンキ族の工作員が日本の社会を混乱させてやろうと企てているのだ。
用心、用心。