▲筆者には、小池さんの決断の鈍さの理由が分からなかった。
新聞に世論調査が載っかっていて、これかな、と感じた。
でも。
筆者に言わせれば、これって判断を遅らせるようなことかな、無駄なことを—と感じてしまう。
以下、新聞から抜粋。
朝日新聞社は、東京都内の有権者を対象に世論調査をした。
築地市場の豊洲市場への移転を目指すべきかを尋ねたところ、
「今後も目指すべきだ」が55%で、「やめるべきだ」の29%を上回った。
小池百合子知事を「支持する」は74%で、「支持しない」の15%を大きく上回った。
小池氏の支持の理由は、「改革の姿勢や手法」が45%と最多で、「これまでの知事よりもよい」34%、「人柄や言動」11%、「政策」8%だった。
小池氏が昨年8月に延期を表明した豊洲移転を「目指すべきだ」としたのは男性63%、女性48%。
「目指すべきだ」と答えた人のうち、「さらに安全対策をとった上で移転するべきだ」は68%、「今の状態で移転してよい」は29%だった。
豊洲市場は地下水の有害物質濃度が環境基準を超えている。
豊洲市場が安心かどうかを尋ねると、「大いに安心」「ある程度安心」が計37%、「あまり安心ではない」「全く安心ではない」は計60%だった。
「安心」層では82%が豊洲移転を「目指すべきだ」と回答した一方、
「安心ではない」層では「目指すべきだ」(41%)と「やめるべきだ」(43%)に割れており、安心度の違いが移転の賛否に影響したことがうかがえる。
移転の判断を先送りしている小池氏の姿勢を「評価する」は54%、「評価しない」は37%だった。
7月2日投開票の東京都議選で、移転の可否を「争点にしてほしい」は40%、「しなくてもよい」は53%だった。
都議選に向けて、地域政党「都民ファーストの会」は都議会の単独過半数を目指している。
都民ファーストが「過半数を占めた方がよい」「占めない方がよい」はいずれも41%だった。
▲補足、感想など
判断を遅らせている理由は。
--ここから--
・「目指すべきだ」と答えた人のうち、「さらに安全対策をとった上で移転するべきだ」は68%、「今の状態で移転してよい」は29%だった。
・移転の判断を先送りしている小池氏の姿勢を「評価する」は54%、「評価しない」は37%だった
--ここまで--
これか。
なにか、この頃、こういう感覚に訴えるということが流行るなぁ。
原発の再稼働の議論に通じている。
合理的に考えれば、地下からどんなものが噴出しようと、地上の実際に作業しているところと遮断すればいいこと。
このあたり、技術者に任せれば、どうでも遮断してくれる。
実際の仕事の上では、こういう風にある現象を「現実にすりあわせて」動いているのだ。
そうしないと、物事が前に進む訳がないではないか。
なんどでも言いたい。
日本の技術者を信頼してあげてほしい。
日本の技術者は優秀だ。彼らに任せてあげてほしい。