▲どこに核心があるのかなぁ。
とどのつまり、豊洲移転しか選択肢がないにも拘らず、豊洲移転への大義名分が欲しいということだろう。
それが、なんとか委員会の決定とか合意とか—ということではないのか。
委員会の決定を受けて、都知事が決断するという経路を経たいということだろうなぁ。
そんな「都知事の面目を立てるための大義名分が欲しい」ということのためだけに、大層なお金が流失していくのか。
以下、新聞から抜粋。
東京都の小池百合子知事は、インタビューに応じ、7月2日投開票の都議選の前に築地市場(中央区)から豊洲市場(江東区)に移転するかどうかを総合的に判断する可能性を示唆。
その上で、小池氏は「安心、安全の両方を豊洲で確保できるのか、ブランド力ある築地で行くのかに集約されている」と述べ、豊洲移転と築地再整備の両案に絞って検討する考えを示した。
移転問題に関し小池氏は、豊洲市場の土壌汚染対策の専門家会議が5月下旬にも報告書を取りまとめる見通しだとして、「それらを判断材料にしなければいけない」と指摘。
判断が都議選前になる可能性を否定しなかった。
▲補足、感想など
都知事が、総合的に判断するでいい—と思う。
筆者がいいたいのは、選択肢の向こう側にもう、展開がない—ということだ。
つまり、各選択肢がどん詰まりだということだ。
いくら考えてても、aかbしかない—という話だ。
そういう話に、なんとか委員会とか専門家がどうたら—という感じで、引き伸ばすというか時間を掛けるという「意味・意義」が理解できない。
都知事が、「総合的に考慮し、判断した」でいいではないか。
そこになにほどの時間もかかる訳がない。大義名分なんて、なぜ必要なのだ?