▲いや、言うのはいいけど、出来るのかなぁと感じた。
そして、この日本で再生可能エネルギーのみとすることの難しさも感じた。
都市部の事務所も、地方都市の事務所も再生可能エネルギーにできるのか?
風力とか、太陽光で、それを蓄電して使うのか?
以下、新聞から抜粋。
大手精密機器メーカーの「リコー」は、2050年までに、自社で使う電力を太陽光などの「再生可能エネルギー」ですべて賄うとする目標を掲げる。
日本の大手企業では初めてで、今後、ほかの企業にも影響を与えると見られる。
「リコー」によりますと、新たな目標では、太陽光や風力など温室効果ガスを排出しない「再生可能エネルギー」による電力を積極的に購入するなどして、2050年までに自社で使う電力のすべてを賄うとしています。
さらに、省エネ設備の導入なども進め、オフィスや工場などから出る温室効果ガスの排出量を、2030年度に2015年度に比べて30%削減したうえで、2050年度には実質ゼロに抑えるとしています。
「再生可能エネルギー」の活用をめぐっては、地球温暖化対策の新たな枠組み「パリ協定」が、去年発効したことなどを受けて、IT大手のグーグルやアメリカのGM=ゼネラル・モーターズなど、およそ90社のグローバル企業が、自社の電力のすべてを賄う目標を表明していますが、環境省によりますと、日本の大手企業では、「リコー」が初めて。
背景には、環境問題への取り組みを進めている企業に、世界の投資家が積極的に投資する動きが広がっていることがあり、今回の「リコー」の目標は、今後、国内のほかの企業にも影響を与えると見られます。
▲補足、感想など
筆者も、それほどの知識をもっている訳ではない。
しかし、それでも、この記事、常識的に考えてどうもなぁ、と感じる。
日本において、太陽光とか風力という不安定なエネルギー発生装置で、安定したエネルギーを供給しつづけることが可能なのか。
また、そういう発生装置を工場ごとに所有するということなのか。
日本の場合、地熱発電とか潮力発電とかが実用化する目処が立った時点で、記事のようなことを言うのはまぁ、納得できる。
いかにも、時期尚早ではないのか。
筆者の個人的な想像でいえば、結局のところ、日本のエネルギー源は、原子力、火力、水力あたりが主となり、その補助的なものとして太陽光・風力・潮力・地熱---という感じとなるのではないのか。
再生可能エネルギーを主にとか---無理をしたって、実現し継続できなければ意味があるまい。
ちょいと、受けを狙った勇み足の発言だと思える。