2017年4月2日日曜日

小池東京都知事は、落とし所が分からないのだ

一旦、こぶしを振り上げたものの、どこで降ろすか分からないというのが、今の小池さんの立場だろう。
 しかし、これは技術者の言うことを信じてあげて、豊津市場へ移すというのが、一番、妥当な判断だろう。

 今の小池都知事のつっぱりは、ほとんど、意味をなしていない。
 つっぱっても、その向こうに展望が開けてこない。
 なにか、住民投票とかの意見が出ているようだが、時間とお金を無駄にするだけ。

 このブログで何度も言っているように、「技術者の言うことを信じてあげて欲しい」。

 以下、新聞から抜粋。

 築地市場(東京都中央区)から豊洲市場(江東区)への移転延期問題で、都議会公明党の東村邦浩幹事長は、都の市場問題プロジェクトチーム(PT)が示した築地市場の再整備案について「かなり非現実的な考えではないか」と述べた。

 東村氏は「知事が方向性を示した上で議会が判断する。その判断を都民がどう評価するかが都議選だ」と述べ、都議選(6月23日告示、7月2日投開票)の前に、小池百合子知事が豊洲への移転可否を判断する可能性があると示した。
 公明党は、移転に向けた手続きを示したロードマップ(行程表)を着実に進めるよう求めている。 

 PT案は、500億円程度を投じ、築地市場の1階を売り場、2階を駐車場として改修する内容だが、東村氏は「狭い土地の中で高層化するので非常に動線確保が難しい。工事で事故が起きる」と指摘。
 自民党の高木啓幹事長も「荒唐無稽だ」と批判した。

 東村氏は小池氏周辺から移転の可否を住民投票で決めるとの観測が出ていることについては「知事の責任放棄になる」と反対する考えを強調。(2017/03/30-

補足、感想など

 冒頭でふれた。
 一旦、振り上げた拳をどこで降ろすか—小池さんは判断がつかないのだろう。
 何度でも言っているように、技術者の言うことを信じてあげて欲しい。

 豊津市場へ移転することが、一番、妥当な落とし所なのだ。
 住民投票なんて、時間とお金の無駄だ。

 安全だと技術者が言っているので、豊津市場へ移転します—という言葉で充分ではないか。