▲妙な表題となった。
いや、なにかというと、中国人がリバースエンジニアリングでエンジンを開発するとか、中国の新聞に書いてあるものだから、本当かいな—と疑問を呈しただけだ。
そりゃ、たしかに日本のエンジンを分解して、形だけを真似することはできる。
でも、冶金の部分は形を真似するようにはできない。
形だけの真似したエンジンがそもそも実用に耐えれるものか?
いや、そういうことをおおっぴらに言えるって、本当に技術者なのか?
中国の教育とか、技術者を育てる段階で、どこか方向が狂っていないか。
パクってしまえば、本物と同じように動くはずだとか—まったくの妄想であろう。
以下、新聞から抜粋。
製造業において技術力を高めている中国だが、製品の核となる部分の自主生産についてはまだまだ研究と努力が必要だ。
先日、中国メーカーが初めてボールペンのチップ部分の自主生産に成功したことが話題となったが、各製品においていかに「大事な部分」の国産化への期待が高いかを伺わせるものだろう。
中国メディア・今日頭条は、「国産車は本当に全部三菱のエンジンを使っているのか」とする記事を掲載。
記事は「エンジンは自動車の心臓であり、ちょっとでも自動車の事を分かっている人であれば、みなどんなエンジンを積んでいるかに関心を持つ。
エンジン開発は大量のコストを投じても良い成果が得られるとは限らないため、中国メーカーは合弁ブランドのエンジンや技術を選んでいる」と説明し、「自主メーカー」と呼ばれる中国メーカー各社が採用しているエンジンについて紹介。
奔騰ではフォルクスワーゲンのEA113エンジンが採用されていると紹介。
華晨の2.0リッターターボ車にはBMWの有名なN20エンジンが採用されている。
一方、吉利については「すべての自動車モデルにおいて、自前で研究開発したエンジンが使われている」とし、BYDは有名なエンジンを分解、研究して同程度の性能を持つエンジンを開発する「逆向き開発」を進めていると。
さらに、「自ら開発した新エンジンを多く持つ」と称している奇瑞については「実際はアクテコのエンジンが使われている」と説明。
長城汽車のSUV・哈弗(HAVAL)では、一部車種で三菱製エンジンが使われているものの、ほとんどのシリーズで自主開発エンジンを採用とした。
メーカーやブランドによって状況は異なるが、記事は「もう国産車が三菱エンジン一色ということはなく、国産エンジンを積んだ自動車が台頭し始めているということなだ」と伝える。
「逆向き開発」が「パクリ」や模倣とどう違うのかという議論は絶えないようだが、国産メーカーが着実に「純国産」車に向けて歩みを進めていることは間違いなさそうだ。
▲補足、感想など
中国人って、と思う。
なにもかも、三峡ダム方式なのだな。
これだけ、「功を焦る」というか、下準備もせずに国の命運を左右するようなものを不用意に作ってしまう—という感覚ってなんなのだ。
これは、中国人って、地道に調べて用意するということができないのだな。
根底にあるのは、合理的精神・科学的精神の欠如ということか。
あぁ、そもそも識字率実質40%程度の大のろま民族だからな。
中国人に顕著な商人としての才覚というものは、逆にいえば、中国人が科学者・技術者に性向として適合していないということなのだな。
まぁ、いいさ。
リバースエンジニアリングで造ったエンジンというものが、実用に耐えるものかどうか、実際に自動車にのっけて、使ってみればすぐに分かる。
技術は、はったり・捏造ではない。
事実の積み重ねそのものだ。