2017年12月10日日曜日

掃いて捨てるほどのバッティングか。大谷選手について張本さん

確かに。
 バッシングにせよ、ピッチングにせよ、超一流という訳ではあるまい。
 でも。
 投手でもあり、バッターでもあるというのは、世界的に珍しかろう。

 可能性を信じてやってみる—というのも挑戦である。
 大谷選手の「野望」を素直に認めてやればいいのではないか。

 プロとして、どっちかが行き詰まれば、その時点で、選択すればいいこと。
 若いのだから、なんでもありの精神で試みてみればいいと筆者が思う。

 以下、新聞から抜粋。

 野球評論家の張本勲氏(77)が、TBS系「サンデーモーニング」のコーナー「週刊・御意見番」に出演。ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指していた大谷翔平投手(23)の移籍先がエンゼルスに電撃決定したことに触れた。

 大谷は9日、本拠地エンゼルスタジアムの正面広場で入団会見を行った。張本氏は「いいところに入ったんじゃないか。温暖だし、ディズニーランドが近いし」と 好意的にとらえた。
 その一方で「余計なことをいうと、ちょっとユニホームが大きいよね。もう少しピタッとしたものを着させてあげればいいのに。首回りが大きい。アメリカ人に 気を使ったのかな」と注文をつけた。
 さらに「あれぐらいのバッティングは米国なら掃いて捨てるぐらい いる」と投打の二刀流に疑問をつけた。

 「二刀流」がテーマの前例がない交渉は、金銭面での駆け引きがなく、初交渉からわずか 4日目に候補の7球団の中でダークホースとされていたエ軍移籍で決着した。
 投打で強力な軸を欠く チーム事情が、大谷の速やかな決断を後押し。交渉期限の22日を前にスピード決着した。

補足、感想など

 そりゃ、大谷選手だって、自分の能力というものを自覚しているさ。
 超一流という訳ではない。
 でも。
 冒頭でふれた。
 バッターであり、ピッチャーであるというのは世界的に珍しい。

 どのあたりまでできるかな—というのが、大谷選手の「思い」だし、まぁ、野望といっていいだろう。
 若いのだから、思い通りにやってみればいい—と思う。
 張本さんの言い方は、どうも、冷たすぎるという気がしてならない。