▲核心はなんだろう。
日本人は、表題の通りだ。王桜とソメイヨシノは別のもの。
韓国人が、王桜とソメイヨシノを意図的に同一のものとしている。
以上のようなことが、核心だろう。
そもそも、科学的に考えれば、同一のものとする訳がないのだが、韓国人って、合理性を意図的に排除してキジルシ状態なものだから、王桜とソメイヨシノを同一のものとして、外向けに大声で叫んでいる。
日本人からすれば、ばかばかしい話であり、「王桜とソメイヨシノは別のもの」と言い続けるだけ。
まぁ、ソメイヨシノは病気に弱いために、徐々に神代曙(ジンダイアケボノ)という新品種に切り替えている。
その内、韓国人が「王桜=神代曙」と言い始めるかもしれないな。
以下、韓国の新聞から抜粋。
■学会論難でも「済州は王桜の木の自生地」
済州は7000種以上の生物資源を保有している。現世代から次世代に向けて、これらの大切な資源を研究開発して、済州地域の未来への成長動力として積極的に活用すべき課題を抱えている。
特に、多くの生物資源はどれも資源ごとの独特の機能と共に様々な話も持っている。済州地域の生物資源の優れた機能性を知らせて、話を付せて更に貴重な宝物として表さなければならない理由だ。済州生物資源の産業化のためのストーリーテリングの構築事業の一環として、企画連載に入る。
【ストーリー】
王桜についての日本文献の記録を見ると、1900年『日本園芸雑誌45号』に東京上野公園王桜の調査結果が載せられている。
1901年には、松村博士が『東京植物雑誌』15巻で王桜についての記録を発表すると、実質的に植物学的な名前である「Prunus
yedoensis Matsum」が誕生。
我が国の済州島では、1908年4月14日、漢拏山北部の観音寺付近、海抜約600メートル地点の森の中で、タケ神父が、王桜標本(標本番号4638)を採集。
その後1912年、ドイツ・ベルリン大学のケーネ(Koehne)博士を通じて、済州が王桜の木の自生地であることが知られた。
そして、小泉、竹中、中井、牧野、森など植物学者が済州を訪れ調査して、これを支持。
その後、米国のハーバード大学のウィルソン博士が日本で王桜の自生地を探そうとしたが失敗すると、ヤマザクラとエドヒガンの交配からできるという雑種説を発表して、日本の学者たちから多くの支持を受けた。
しかし、1933年4月、日本京都帝国大学の小泉源一博士が漢拏山南方の森の中から王桜の木を見つけて確認、発表して、長い間、学会で論争の対象となっていたものを解消させた。
日本では国花として指定。他の桜の種とともに庭園・公園に植えている。日当たりが良く水はけの良いところでよく育ち、大気汚染に弱いとされていて、寿命は約60年程度だ。
韓国の古い弓である國弓は、長さが短く携帯しやすい桜の木と桑の木の木材で作った。
材質がかたい桜と弾力のある桑が出会い国弓が生まれて、小さくて持ち運びやすく走る馬の上から弦を引くことができる。
世界文化遺産に指定され人類の貴重な精神文化として残る高麗八万大蔵経板も桜の木材から切った。
また、桜は楽器としても使われた。<楽学軌範>には「木の葉を巻いた草笛を作ったが今は桜の皮を使っている」とした。
口にくわえて吹くと唇の間から音がするが、楽節が分かれば誰でも簡単に演奏できると書いてある。
▲補足、感想など
えっと。
済州島に王桜というものが存在しているのは、その通りだろう。
自生というか、タネが落ちて、そこから王桜という品種の桜が育っているというのもその通りだろうな。
しかし、似ていても、ソメイヨシノは、園芸種としてエドヒガンとオオシマザクラの雑種が交雑してできたものであり、種子はできるが、その種子からはソメイヨシノは育ってこない。
日本全国にあるソメイヨシノは、園芸種として見つかった一本の木から、挿し木で増えたものだ。
実際にdna を調べても王桜と違う品種だということが分かっている。
また、記事にある日本の国花というものは選定されていない。ソメイヨシノは、たまたま人気があって、増え続けただけだ。
平安時代から、花見という習慣が誕生して、江戸時代、明治へと連綿として繋がってきたのものだ。
江戸時代末期に、このソメイヨシノが誕生して、明治時代に日本全国に広がってものであろう。
別に国がどうたらしたという話ではない。
日本人がたまたま、花見という習慣をもっていて、その花見に適応した品種がソメイヨシノであったというだけのこと。
韓国人は、自国に自生する王桜を、大事にして育て鑑賞すればいいことだ。
日本人に、なんの関係もない。