▲いや、なんやかやと情報だけは流れる。
しかし。
最終的な判断をするのは、相撲協会なのだ。
そして、判断基準はたった一つ。
それは、相撲というものが日本人から支持され、愛され続けるか—ということだ。
そこさえ間違えなければ、貴乃花親方を切ろうと白鵬関を切ろうと関係はない。
以下、新聞から抜粋。
日本相撲協会は、元横綱・日馬富士関の暴行問題で、被害者の貴ノ岩(27)の師匠で、協会理事と巡業部長を務める
貴乃花親方(45)へ聴取を行った。
28日の臨時理事会では貴乃花親方に業務停止か理事からの降格という厳罰が
下される可能性があり、一連の問題は年内決着が濃厚となった。
貴乃花親方への聴取が実現した。
暴行問題に絡んだ関係者で危機管理委員会が接触できなかった親方から、協会の高野利雄・
危機管理委員長に連絡が入った。
会場には同親方が入り、同親方の弁護士も待ち構えていた。
弁護士が同席したのは
証人として事実を正確に把握するため。
高野委員長と鏡山危機管理部長が約2時間にわたって聞き取りを行った。
貴乃花親方は自らの正当性や貴ノ岩の主張などを述べたという。
20日の臨時理事会では、聴取ができていないという理由で貴乃花親方だけが処分を見送られた。春日野広報部長も「今日協会に来るまで知らなかった」と話したように、25日に急展開を見せた。
同親方は部屋へ戻った際も無言を貫いたが、
鏡山危機管理部長は「終わったよ」と終了を明言。 危機管理委関係者によると聴取は今回限りだという。
春日野広報部長は「高野先生から入ってない。一生懸命まとめていると思う」と高野委員長が臨時理事会で下す処分を精査している段階だと語った。
貴乃花親方は事件発生を協会執行部へ報告せず、聴取の要請も合計で10回拒否。
20日の臨時理事会前で貴乃花親方への処分は、懲罰規定で4番目に重い「業務停止」だったという。
親方衆は協会と弟子の育成に関する業務委託契約を結んでおり、
業務停止なら一定期間は稽古の指導も禁止される。
八角理事長に3か月の報酬全額返上の処分が下されるなど、今回の問題に
関しては“厳罰化”の傾向。
28日の臨時理事会後には理事の選任と解任の権限を持つ評議員会が開催予定で、業務停止より重い「降格」の処分が
下される可能性もある。
貴乃花親方は警察及び検察の捜査終了を待つことを理由に、事件発覚以降は協会の聴取を断り続けてきた。
聴取の実現は問題解決に向けた一歩で、春日野広報部長は「やっと協力をいただいた」と話した。幕内・貴景勝が部屋初の三役力士となる番付発表直前に師匠自ら
ケジメをつけたことで、年内決着が見えてきた。
▲補足、感想など
冒頭でふれた。
どういう理由があろうが、結局のところ、相撲協会が最終的な判断をするしかない。
そして、そこに向けて、全員が協力するしかない。
白鵬関周辺から記事となっていた。
--ここから--
■朝青龍がモンゴルのテレビで白鵬に“八百長陳情”!?
日馬富士暴行騒動以来、メディアに登場する元横綱・朝青龍(37)。
実は、事件が発覚する約2週間前の10月31日にモンゴルで放送されたテレビ番組「モンゴル民族の100人の偉人」において、問題発言をしている。
「この番組はモンゴルの偉人を紹介する国民的人気ドキュメンタリーで、この回は、白鵬がとりあげられ、放送時間は3時間半に及んだ。
その中で、今年5月に収録された朝青龍と白鵬の対談が放送された」(現地記者)
番組の中で、朝青龍は白鵬にこう語りかけている。
「チャンスがあるなら(日本人ではなく)別のモンゴル人を成功させるんだぞ。モンゴルの仲間に可能性を開いてあげるんだ」
さらにこう続けた。
「“他人の犬を育てるよりは、自分の犬を育てろ”と言うだろう」
この後、2人はがっちりと握手を交わしている。
元モンゴル力士が顔をしかめる。
「モンゴルの諺だね。要は身内を利する行動をとれという意味。
他のモンゴル力士に優勝のチャンスを与えるよう“八百長”を促したと受け取られかねない」
--ここまで--
様々な情報が流れる。そして、真偽すらも定かではない。
冒頭でふれた。最終的な判断・決定をするのは、相撲協会しかない。
そして、判断基準は、「相撲というものが、日本人から支持され、愛されつづけるためにはどうするか」しかない。