2017年12月18日月曜日

アメリカが武力行使に踏み切る確率は3割と、米上院議員

まぁ、妥当な数字かなと思う。
 もう、行使をする期限も決まっている。来年の2月末日まで。
 金融的な引き締めもいよいよ厳しくなっている。

 で。
 アメリカも、日本も、中国も、ロシアも、北朝鮮の金委員長が、スイスかロシアに「亡命することを決断」するのをじっと待っているのだ。
 表題の「武力行使」とは、北朝鮮の金委員長の「頭に銃をつきつけて亡命を決断させる」という意味だ。
 ただ、無闇に抵抗される可能性があるので、その場合を想定して、避難準備を繰り返しているということ。

 以下、新聞から抜粋。

 米共和党のグラム上院議員は、北朝鮮が米本土を射程に収める核搭載の大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術を獲得することを阻止するため、トランプ政権が武力行使に踏み切る確率は「3割」との見方を示した。
 北朝鮮が新たな核実験を強行すれば「7割に跳ね上がる」とした。
 14日、インタビューを掲載した。
 党有力者のグラム氏はトランプ大統領とゴルフを共にしたが、その際も「北朝鮮が始終話題に上った」という。

補足、感想など

 上の記事の意味は、7割見当で、「北朝鮮の金委員長は、来年の2月末日までに、スイスかロシアに亡命する」だろうと読んでいるし、そういう環境をつくろうとしているのだ。
 ロシアのプーチン大統領は、アメリカが強攻策をとることを牽制している。

 これは、と思う。
 プーチンさんは、アメリカを非難しているのではないのだ。
 いわば、米国の強硬的な追い出し策に呼応して、「ロシアにおいで」「ロシアにおいで」、「ロシアの別荘地を用意するから、そこでのんびり暮らしたら」てな呼び込みをしていると考えた方が妥当だ。

 ロシアは、北朝鮮からすれば隣国だ。混乱が生ずると、北朝鮮から難民がロシアに押し寄せる可能性だってある。難民の発生を恐れているのだ。
 ロシアに北朝鮮の金委員長をとりこんでおけば、次なる金一族の新委員長へなんらかの影響を及ぼすことができるし、もしかしたら、日本に近い港の利権を手にいれることができるかもしれない。

 そのあたりまでを考えての、プーチンさんの言動であろう。