2017年12月16日土曜日

重慶爆撃に抗議して、中国人らしい人間が三菱重工の警備員をなぐる

なにか、原因と結果との結びつきがチグハグというか不明な事件ではある。
 重慶爆撃がどうのこうの-というなら、中国人であろう。

 日本と中国との間での、戦時賠償問題は、1972年の田中ー周両首相との間で、完全に解決済みである。

 すると、重慶爆撃がどうのこうのというなら、この1972年の「解決済み」に不満ということだろう。
 ならば。
 中国政府に働きかけ、1972年の「日中間の完全解決が不満だ」として、ハーグの国際司法裁判所へ訴えてもらえばいいではないか。

 別に、日本は、中国が1972年の田中ー周両首相での完全解決について、裁判を起こすことを妨害などしない。
 どうぞ、お気に召すままに。

 ハーグの国際司法裁判所で、日本側になんたら支払えという判決がでるなら、日本側も渋々支払うだろう。
 一番、賢明で、公明正大な「不満解消策」であろう。

 以下、新聞から抜粋。

 15日午前11時半すぎ、東京都港区港南の「三菱重工」本社前で、同社関係者から「男性警備員が男に殴られた」と110番通報があった。この警備員が男を取り押さえ、高輪署に引き渡した。 
 同署は暴行の現行犯で、60代以上とみられる男を逮捕した。
 男は氏名や動機を黙秘しているという。

 同署によると、同社前でこの日、日中戦争中に旧日本軍が中国で行った「重慶爆撃」について、日本政府や企業の責任を追及する団体メンバーら十数人が同社に対する抗議活動を行っており、男もその一員だった。
 抗議活動をめぐってトラブルになった警備員を殴ったとみられるという。
 同署は詳しい事件の経緯や男の背後関係などを調べる方針だ。

 重慶爆撃をめぐっては14日、中国人遺族ら約240人が日本政府に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が東京高裁であり、原告側が1審に続き敗訴していた。

補足、感想など

 原告が敗訴になるなんて、当たり前であろう。
 冒頭でふれた。
 日本と中国との間での戦時賠償問題は、1972年の田中ー周両首相との間で完全解決しているのだから。
 いくら、抗議したところで、いくら訴訟を起こしたところで、門前払いされる。
 当然ではないか。

 だから。
 この1972年の完全解決につき不満だと、中国政府が国際司法裁判所へ日本を訴えるしかないのだ。

 それにしても、重慶爆撃と三菱重工とでなんの関係があるのか?
 ああ、ゼロ戦を三菱が製造していたから—というのか。
 なるほどなぁ。

 まぁ、いいさ。
 繰り返して、大切なことを言おうか。
 日本と中国との間での戦時賠償問題は、1972年の田中-周両首相との間で完全に解決済みだ。
 重慶爆撃? 南京大虐殺? 731部隊? 残置爆弾? なにそれ、美味しいのか?
 すべて解決済だ。

 この1972年の戦時賠償問題の完全解決に不満があるというなら、中国政府から日本をハーグの国際司法裁判所へ訴えて、日本側がなんとか支払えという判決をもらうしかない。
 日本は、中国政府がハーグの国際司法裁判所へ訴える事を妨害などしない。
 お気の召すままに。どうぞ、どうぞ。

 しかし、上のような理屈なんて、分かりきったことだと思える。
 では、この中国人達の行動はなぜなのだろう。
 あぁ、中国人って、識字率30%の国民の殆どが、無学文盲の民族ではないか。中国政府の工作員にあぁやれ--とか支持されたら、自分で考えることができないから、そのまま、無闇矢鱈に行動するのだな。
 こうして、日本にいる中国政府の工作員がなにかの目的で、「日本政府へゴリ押し」をしようとしているのではないのかな。

 中国政府と国際司法裁判所の関係が悪い—ということがあるのか。
 裁判所との関係が悪いというものヘンではあるが--
 南シナ海でのフィリピンからの裁判の判決を無視しているというような裏事情がありそうだな。

 判決を無視している国が、日本相手に国際司法裁判所で裁判を起こせるかい—ということか。
 で。
 理不尽な横車を押すという手段を考えたということか。
 ヤクザ、強盗の発想ではある。

 いや、それなら、日本で重慶爆撃でそれこそ何度でも訴訟を起こせばいい。
 1972年での田中-周両首相での「完全解決」がある以上、いくら起こしても門前払いだ。
 要するに、中国にとって、自分の過去の悪行が回り回って、自分自身の見動きをとれなくさせているのだな。