2016年9月10日土曜日

日本は二重国籍を認めていない。その3

もう、蓮舫さんって一体なにをいっているのか。
 帰化じゃなくて、国籍取得だ—というのは、台湾国籍ももっているが、日本国籍ももっています--と言っているのか。
 自分で二重国籍を認めた発言なのだな。

 表題のごとく、日本は二重国籍を認めていない。
 日本国籍を剥奪し、同時に国会議員の身分の失う—ということだな。

 同じような二重国籍が明らかになった場合で、日本国籍を剥奪された人も多かろう。
 単に野党の党首になるかも—てな理由で、この原則が適用されないということはない。
 それが、法治国家の法治国家たる所以だ。

 以下、新聞から抜粋。

 915日の民進党代表選に出馬している蓮舫民進党代表代行の二重国籍疑惑が問題になっている。
 この疑惑は、取り扱い次第では民進党が崩壊しかねない問題をはらむ。

 蓮舫氏は19671128日、台湾の貿易商である謝哲信氏(中華民国籍)と日本人の斉藤桂子氏の間に東京で誕生。
 当時、日本も台湾も国籍法で父系優先主義を採用していたため、日本国籍を持たずに台湾籍となった。
 蓮舫氏が日本国籍を取得したのは、日本が女子差別撤廃条約を批准したことで国籍法を改正した1985年のこと。

 今回の疑惑報道の発端は、八幡和郎氏が「言論プラットフォーム・アゴラ」に掲載した記事だ。
 八幡氏は「台湾から帰化した蓮舫が首相になれる条件」に始まり、「蓮舫さんは台湾籍の離脱証明を出すことが急務では?」まで記事を書いている。
 更に夕刊フジでも「将来の宰相として適格か、民進党は身体検査すべきではないか」と問題提起した。

 民進党は公式には具体的な行動を起こしていない。
 だが民進党内では蓮舫氏の"二重国籍疑惑"について問題視する声も少なくない。
 産経新聞は、玉木雄一郎国対副委員長の選対幹部が述べたという 「ウソを重ねている蓮舫氏に代表の資格はない」との発言を掲載。

 この発言は民進党内で物議を呼び、「犯人探し」も行われたようだが、 発言者は判明していない。
 はっきりしているのは、党内には「蓮舫代表」への危機感もあるということ。
 ある民進党の関係者は、「このまま蓮舫氏が代表に選任されたら、民進党は終わりだ」と、筆者に語っている。

 しかし、もう「説明すれば水に流される問題」ではなくなっているかもしれない。
 過去の言動をみると蓮舫氏はまさしくウソを重ねてきたといえるのだ。

■「帰化じゃなくて国籍取得です」
 産経新聞によるインタビューでは、台湾籍の有無を問われ、蓮舫氏は「質問の意味がわからない」とシラを切った。
 夕刊フジが質問状に対する回答も、内容は同じだったという。
 この時点で「帰化」についてウソを語ってしまった。

 蓮舫氏は92日の産経新聞によるインタビューにおいて「帰化じゃなくて国籍取得です」と回答して「帰化」を否定してみせた。
 しかし、初出馬した2004年の参院選での選挙公報には「1985年 台湾籍から帰化」と明記。
 虚偽記載となれば、経歴詐称問題にも発展しかねない重大問題だ。

補足、感想など

 蓮舫さんが、成人に達したとき、台湾籍を離脱していないことはほぼ確実だろう。
 掲示板に書き込みがあった。台湾からの国籍離脱は誰でも確認できるとのこと。

 --ここから--

 ■調査結果
 2016/09/10 4:30までで、以下の時期の「總統府公報」(官報)「內政部核准喪失中華民國國籍一覽表」を全て調査
 「謝蓮舫」なる女性が中華民國國籍を喪失したとの記載はありませんでした
 1985年(民國74年)121-12月末日
 1987年(民國76年)1127-12月末日
 1988年(民國77年)全て:(前スレ380さんの調査による)
 1989年(民國78年)全て
 1990年(民國79年)全て:(前スレ380さんの調査による)

1985121日:蓮舫さんが父と臺北駐日經濟文化代表處で手続きしたと主張している日付
中華民國國籍法では國籍の離脱手続きは(親の国籍離脱に伴い子が離脱する場合を除き)
 20歳以上でなければならず、蓮舫さんの父上はのちのちまで中華民國籍であったとのことなので、手続きが行われた可能性は低いですが、念のため確認する、という趣旨です

19871128日:蓮舫さん滿20歳、中華民國國籍法で国籍離脱手続きがが可能となる
 19891128日:蓮舫さん滿22歳、日本の国籍法で国籍の選択する期限
  (国籍選択届けを提出後、他国の国籍から離脱する必要がある)
 すなわち、蓮舫さんが中華民國國籍法で国籍離脱手続きが可能になる滿20歳の198712月末から日本の国籍法で国籍の選択する期限滿22歳を1年過ぎた1990年末まで、謝蓮舫なる女性が 中華民國国籍を喪失したという記載はありませんでした

 また、蓮舫さんが父と臺北駐日經濟文化代表處で手続きしたと主張している1985121日から同年12月末まで、やはり謝蓮舫なる女性が中華民國国籍を喪失したという記載はありませんでした

 蓮舫さんは日本の国籍法に定められた通りの時期に適切に中華民國国籍を離脱していなかった可能性が非常に高いと思われます

 --ここまで--
 誰でも確認できる書類で、台湾からの国籍離脱を証明出来ない以上、二重国籍と考えて間違いあるまい。

 だから。
 これは、蓮舫さんの「手続きミス」なのだ。ただ、致命的な。
 誰が蓮舫さんを陥れようとした訳でもない。
 誰が蓮舫さんを排除しようとした訳でもないのだ。

 蓮舫さん個人が、「日本が二重国籍を認めない」という原則を、軽視したか、原則を舐めていた—その姿勢の結果であろう。

 誰を恨むこともできない。大きなチャンスを掴むためには、とにもかくにも「足元を固める」必要があったのではないか。

 で。
 二重国籍が明白となれば、日本国籍は剥奪されるし、同時に国会議員たる身分も失う。
 日本政府は、同様の立場の通常の人達から、日本国籍を剥奪している以上、野党の党首になろう—という理由で、蓮舫さんを「見逃す」ことはできない。

 それが、法治国家というものだ。