2016年9月11日日曜日

蓮舫さんは見苦しい。政治家たりえない

日本は二重国籍を認めない。
 蓮舫さんが成年になった時点で、国籍の選択を行わなかったということはほぼ確かだから、今まで日本と台湾との二重国籍であったのだろう。

 二重国籍の場合、日本国籍を剥奪されるし、同時に国会議員の身分も失う。
 二重国籍でありつづけたのは、蓮舫さんの選択であろう。
 ミスなのか、意図的なものかは、他者からは分からない。

 いずれにせよ。
 誰が蓮舫さんをおとしいれた訳ではないし、排除しようとしたものでもない。
 蓮舫さんの「個人的意思によって選択」した結果、日本と台湾との二重国籍となり、それが、「日本は二重国籍を認めない」という原則と相剋し、日本政府は日本国籍を剥奪するしかない。
 その結果として、国会議員としての身分も失うこととなったのだ。

 以下、新聞から抜粋。

 民進党の蓮舫代表代行は、党代表選(15日投開票)の会見で、日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」疑惑を重ねて否定し、「私の説明に足りないところがあるなら、党内にも、国民にも説明させていただきたい」と述べた。

 蓮舫氏は「日本の国籍を取得し、3度の国政選挙で選ばれて、わが国のために働いている。
 日本の法律のもとで、二重国籍疑惑そのものがないことは明確にさせていただきたい」と強調。
 また日本が台湾を国家として承認していない現状を踏まえ、「『一つの中国』論で言ったときに、二重国籍とメディアの方が使われることにびっくりしている」とも述べた。


補足、感想など

 台湾は国ではない—か。
 そもそも、日本が二重国籍を認めない—その目的を考えてみよ。
 他国(日本が国と認めてなくても)に国籍をもつ人間を、日本という国の指導者の近くに置いておけるものか。
 スパイではない—どうして言えるのだ。

 また、中国がらみで、日本政府が発表している。

 --ここから--

 昨日から、共同通信や朝日新聞等のマスコミで報道があった。
 『 日本政府の見解では、日本は台湾と国交がないため、台湾籍の人には中国の法律が適用される。
 中国の国籍法では「外国籍を取得した者は中国籍を自動的に失う」と定めており、この見解に基づけば、二重国籍の問題は生じない』

 これについて事実ではないと、法務省から連絡があった、と。

 なお、この問題について法務省の正式見解が出されない理由については、かつて通商産業省通商政策局北西アジア課長として、中国および台湾当局との外交交渉などに当たってきた経験からすると、 北京と台北の両方に配慮が必要なこのような問題について、あまり明確にものをいうことを避けるのが方針だから慎重なのだみられる。

 しかし、国籍選択宣言を行った窓口で「国籍離脱手続きをとるべき先は中華民国(台湾)当局」だとの認識で指導を行っており、中華人民共和国国籍法によって、国籍離脱手続きが完了するとは考えていない。

 --ここまで--

 繰り返すが、二重国籍を選択したのは、蓮舫さん個人なのだ。
 いまさら、二重国籍ではないとかかんとか言うのは見苦しい。

 通常の場合、こういう人に対して日本政府は容赦なく国籍を剥奪するのだ。
 たまたま、野党の党首、現国会議員だから、多少、時間的余裕をもたしてくれている—ぐらいに考えるべき。

 もう、いかに言い逃れしても無駄だ。
 日本政府は、蓮舫さんの日本国籍を剥奪し、同時に、蓮舫さんは国会議員の身分も失う。
 これが、法治国家というものだ。