▲日本人が、縄文人 プラス 弥生人 という混血でできあがっているのは、まぁ、常識であろう。
記事でそのあたりを取り上げてはいるのだが、どうも、そんな常識的なことを繰り返しているのではない。
縄文人の「核dna」（通常のミトコンドリアdna と比較にならないほどの情報量らしい、両親のルーツを辿ることができるのだとか）を調べてみたら、ユーラシア大陸の最東部に位置する場所には、「奇妙というかありえないほど」特殊なdna
であったということがこのニュースの核心部だろうな。
以下、新聞から抜粋。
縄文時代に日本列島で狩猟採集生活をしていた縄文人の遺伝的特徴は、東アジアや東南アジアの人たちとは大きく離れていることがＤＮＡ解析でわかった。
縄文人のルーツを考えるうえでの手がかりになりそうだ。
総合研究大学院大学や国立科学博物館などのチームが、人類学の専門誌ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクスに１日発表。
福島県北部の三貫地貝塚で出土した約３千年前の縄文人２人の歯から、細胞核のゲノム（全遺伝情報）解読を試みた。
約３０億個ある塩基のうち、約１億１５００万個の解読に成功した。
縄文人の核ＤＮＡの解読は初めて。
世界各地の現代人のＤＮＡと比較したところ、中国南部の先住民や中国・北京の中国人、ベトナム人などは互いに近い関係にあるのに対し、縄文人はこれらの集団から大きく離れていた。
現生人類ホモ・サピエンスは、４万～５万年前にアジア地域に到来し、その後、各系統に分かれたとされる。
今回のＤＮＡ解読で、少なくとも１万５千年前よりも古い時期に縄文人につながる系統ができ、東アジアや東南アジアの集団は、別の系統の中から生まれたと考えられるという。
日本人では、遺伝的にはアイヌ人が最も縄文人と近い関係にあり、沖縄の琉球人、東京周辺の人と続いた。
頭骨と歯の特徴から、現在の日本人は、縄文人と、弥生時代以降に大陸から渡ってきた渡来人が混血して形成されたと、されていた。
チームの国立科学博物館の神沢秀明研究員は「日本人が、縄文人と弥生系渡来人の混血という説が、ＤＮＡ解読でも裏付けられた」としている。
▲補足、感想など
文章を読んでいると、縄文人のもつ「dnaの奇妙さ」に驚いた—という様が見える。
どこが奇妙なのだろう。
おそらく、中東、ペルシアあたりのdna
に類似しているではあるまいか。＜そのあたりが--中国南部の先住民や中国・北京の中国人、ベトナム人などは互いに近い関係にあるのに対し、縄文人はこれらの集団から大きく離れていた。 --という表現となっているのだろう＞
（★サイエンスゼロで、このテーマを取り上げていたが、核dnaを調べることで、日本人がどこから来たか--が一層分からなくなって振り出しに戻ったという表現であった。）
それが、日本列島にポツン—と残っているという感じなのだろう。
日本は、ユーラシア大陸の東端から更に海に入った場所にある。
ユーラシア大陸を通過して、更に東へ—という場所は、もう、民族の吹き溜まりのようなところだったのだろう。
日本は異民族に支配されたことがない。
異民族に蹂躙されたことがない。
そのことが、１万年以前に日本列島へ渡ってきた中東あたりのdha
を結果的に残した--ということではあるまいか。
★追記。
関連するだろう文章があったのでご紹介。
--ここから--
日本人特有の遺伝子とは？
島国であり人の出入りが少なかった日本人は、世界でも稀な古代血統とされるY遺伝子D系統を多く持つ人種である。
日本人はＹ染色体ＤＮＡのＤ系統を高頻度で持つ
東アジアでも孤立したD系統を持つ日本人の異質さが際立つ
日本人はＹ染色体ＤＮＡのＤ系統を高頻度で持つ事で有名である。
世界的にもチベット人や中近東の人だけがこのＤＮＡをもっているが、他の世界のどこにもほとんど存在しない。
さらに日本のすぐ近くの朝鮮半島や中国人が南方系O系統であり、孤立したD系統を持つ日本人の異質さが際立って見える。
またこのD系統は、アジア人種よりも地中海沿岸や中東に広く分布するE系統の仲間であり、Y遺伝子の中でも非常に古い系統である。
東アジアの地域全体には南方系Ｏ系統が広く分布し、島国の日本や山岳のチベットにのみＤ系統が残ったと考えられる。
D2系統はアイヌ人88％、沖縄人56％、本土日本42～56％（参考までチベット33％）で、韓国ほぼ０％である。
アイヌには南方系Ｏ系統は無く、完全なD系統であり、本土日本人と沖縄人には南方系のＯが混ざっている。
それでも本土日本人のD系統は半数以上である。
つまり事実上アイヌと本土日本人は大差がなく、アイヌに南方系を足したのが本土日本人となる。
結論として、日本人は基本的に共通して、アイヌ人～本土日本人～沖縄人までD系統(北方古モンゴロイド)がベースになっており、日本人３集団が持つＤ系統を持たない韓国人は赤の他人となる。
--ここまで--
韓国人と赤の他人はまぁ、置いて。
日本人は多様な\dna を持っているということだ。
その多様なdna が日本人としての様々な能力を開花させてくれている。
そのことに感謝したい。
★追記。
関連するだろう文章があったのでご紹介。
--ここから--
日本人特有の遺伝子とは？
島国であり人の出入りが少なかった日本人は、世界でも稀な古代血統とされるY遺伝子D系統を多く持つ人種である。
日本人はＹ染色体ＤＮＡのＤ系統を高頻度で持つ
東アジアでも孤立したD系統を持つ日本人の異質さが際立つ
日本人はＹ染色体ＤＮＡのＤ系統を高頻度で持つ事で有名である。
世界的にもチベット人や中近東の人だけがこのＤＮＡをもっているが、他の世界のどこにもほとんど存在しない。
さらに日本のすぐ近くの朝鮮半島や中国人が南方系O系統であり、孤立したD系統を持つ日本人の異質さが際立って見える。
またこのD系統は、アジア人種よりも地中海沿岸や中東に広く分布するE系統の仲間であり、Y遺伝子の中でも非常に古い系統である。
東アジアの地域全体には南方系Ｏ系統が広く分布し、島国の日本や山岳のチベットにのみＤ系統が残ったと考えられる。
D2系統はアイヌ人88％、沖縄人56％、本土日本42～56％（参考までチベット33％）で、韓国ほぼ０％である。
アイヌには南方系Ｏ系統は無く、完全なD系統であり、本土日本人と沖縄人には南方系のＯが混ざっている。
それでも本土日本人のD系統は半数以上である。
つまり事実上アイヌと本土日本人は大差がなく、アイヌに南方系を足したのが本土日本人となる。
結論として、日本人は基本的に共通して、アイヌ人～本土日本人～沖縄人までD系統(北方古モンゴロイド)がベースになっており、日本人３集団が持つＤ系統を持たない韓国人は赤の他人となる。
--ここまで--
韓国人と赤の他人はまぁ、置いて。
日本人は多様な\dna を持っているということだ。
その多様なdna が日本人としての様々な能力を開花させてくれている。
そのことに感謝したい。
