2018年2月26日月曜日

日本人は人情味がなくて冷たい。まったく、その通りだ


いや、何かというと人食い中国人の日本人評だ。表題は。
 これはなぁ、日本人と中国人との他者との「距離のとり方」の差異なのだ。
 日本人が、他者と1.5メートルで取るとすると、中国人は他者と1メートルくらいでとるのだ。

 その0.5メートルの違いが、表題の「人情味がなくて、冷たい」という中国人からの日本人評となる。
 まず、中国の新聞から記事を抜粋してみよう。

 核家族化が進み、親族関係が希薄化している日本に比べ、中国人は血縁を大事にする傾向がある。
 中国では家族間、親族間の付き合いが頻繁にあり、長期休暇ともなれば人びとは当たり前のように実家に帰り、家族との時間を大切にする。
 日本人と中国人は外見こそ似ているものの、習慣や行動、考え方で多くの違いがあることが分かるが、中国メディアは、中国人から見ると理解し難い日本人の習慣について紹介する記事を掲載。

 まず「中国人から見ると理解し難い日本人の習慣」の1つ目として、日本人の人付き合いを挙げ、日本人は「人情味がなく、冷たい」と主張。
 日本では孤独な高齢者が増えてきたと指摘し、日本人の子どもは大人になるにしたがって親との距離がどんどん離れると主張。
 確かに中国人のほうが親の面倒を積極的に見る傾向があるものの、日本人の場合は親のほうが「子どもに面倒をかけたくない」と考える傾向があると言える。

 また日本人が「型にはまった、形式上の言動を好む」ことも中国人からしたら不思議に感じることのようだ。
 上下関係を重視することや、本音と建て前を使い分け、人前で自分の考えを話さないことも、中国人にとっては理解しがたいと。
 そのほか、日本の会社組織における年功序列についても「日本の昇進制度は多くの人の才能を埋もれさせる」と指摘。確かに中国には年功序列という考え方がなく、完全なる実力主義と言える。

 優秀な人物ほど昇進し、優秀な人物ほど起業する傾向が強い。
 社員間といえども競争が激しい中国からすれば、年齢が上だから役職が上という年功序列は理解できない制度なのだ。

補足、感想など

 日本は農耕民族の影響が強い。
 実力主義という「むき出しの競争」の「ギラギラした粗暴さ」に耐えられないのだ。
 かって、実力主義なるものを全面に押し出した会社もあった。
 でも。その会社はいずれもおかしくなった。
 結局、座りのいい日本型の「年功序列」という形に近くなり、納まるところに納まった。

 だから。
 中国人は、お好きにすればいい。
 日本の年功序列というシステムか気に入らないなら、自然と会社から追い出されるか、年功序列に慣れるかの選択を迫られるだけだ。

 このあたり、同じような記事をみてみよう。

 --ここから--

2017-03-26
 中国の人びとにはお茶を飲む習慣があるが、特に中国南部では個人商店などの店主たちが、見知らぬ客に対しても店内で一緒にお茶を飲みながら世間話をしていくよう誘う習慣がある。
 日本では見知らぬ人にお茶を飲んでいくよう勧めることはほとんどないと言えるが、これは日本人と中国人の人間関係の距離感が違うためと言える。
 中国南部では見知らぬ人であっても店内に一歩足を踏み入れた人は友人だという伝統的な考え方があるようだが、これに類する文化的な背景で育った中国人にとって、日本人の人間関係における距離感には冷ややかさを感じてしまうようだ。

 中国メディアは、日本の「電車の車内における冷ややかさ」について論じる記事を掲載。
 ある読書好きの中国人の感想を紹介。
 この中国人は電車に乗る際は必ず本を携帯し、目的地につくまで読書に没頭する習慣があるというが、この読書好きで静けさを愛する中国人が「日本の電車」で感じたのは、車内にいる日本人の乗客は他人の世界に干渉することなく、とても静かだったため、「あふれるほどの心の喜び」だったという。
 しかし、この中国人は時が立つうちに、日本の電車内の静けさの背後には「冷ややかさ」が隠されていると感じるようになったと紹介。

 この主張の根拠として、日本社会の発展は裏返せば「人間関係の希薄化」であり、もし他人に余計な関心を示すと「何か下心があるのではないか」と疑われる恐れがあるゆえに、日本の人びとは互いに関心を示さなくなっているのではないかと。
 電車で隣に座った人と会話をするということは、中国人に限らず、米国人なども普通にすることだが、日本では隣に座っただけの人と会話をすることはまずない。
 そのため、外国人から見れば「日本人は互いに余計な関心を抱かないように見える」かもしれないが、日本人の重要な行動原則の1つに「人に迷惑をかけてはいけない」いうものがある。
 日本人が車内で他人に話しかけないのは他人に配慮しているからであり、これを「冷ややかさ」と呼ぶのは違和感がある。

 --ここまで--

 まぁ、日本人は、「空気が読める」からなぁ。
 核心は、日本人の「個の確立」という問題だろうな。
 中国人の理屈には、いつも「感情が絡む」。
 そこに他者に対する「甘え」のようなものを感ずる。

 日本人に対する中国人の戦争がどうたら、残虐だのの理屈の背景にあるのは、「日本人にたかってやろう・日本人から金を毟ってやろう」という「ヤクザ・強盗の理屈」が潜んでいる。
 まぁ、この中国人のヤクザ強盗商法がうまくいくのは、日本にいる媚中派の中国人からお金をもらえばなんでもする、日本人の名誉なんぞ、知った事か--という「中国人に与する日本の国会議員達」が仲間として存在するからであろう。

 この情緒>>>合理性 という精神が、中国人を粗暴な鼻つまみものに仕立てあげているのだ。

 そういえば、日本の会社に勤務している中国人の話がネットにのっていたな。それをご紹介したい。

 --ここから--

 俺は日本で日本の企業に勤めている。
 社内に、40過ぎの営業マンがいる。仮にBさんと呼ぶ事にしよう。彼は仕事が遅く、Excelで見積書を作るのにも一週間かかる。全く会社に貢献していない、いわゆる忙しいフリをしている奴だ。
 その人が他人を最も不快にさせるのは、その人が椅子から立ち上がる時にいつも「よし」と言う事だ。この言葉を聞くと、俺はいつも中国の抗日ドラマの鬼子を思い出してしまう。

 昨日、俺はBさんをずっと観察してみた。
 10時から4時まで、Bさんは6杯のコーヒーを飲み、12本のたばこを吸い、5回トイレに行った。
 さっきも、いきなり立ち上がって「よし」と言っていた。

 俺は「クソが!いちいちうるせぇんだよ」と中国語でつぶやいてしまった。
 Bさん「え?なんて?さっぱりわからない」
 俺「すみません、中国語で言ってしまいました。Bさんは仕事を頑張りますね、やる気満々で、元気で羨ましいなぁ、という意味です」
 Bさん「マジで、嬉しいなぁ。中国語でもう一度言ってくれないか」
 俺「(クソが!いちいちうるせぇんだよ)」
 Bさん「君に褒められただなんて!もっと仕事を頑張らなくちゃなぁ」
 俺&Bさん「はっはっはっはっは」
 社内には、日中友好の笑い声が響いた。

1.一日中Bさんを観察していたとか、変態かよ。スレ主は探偵にでもなれば?

2.仕事ができないのに、忙しいふりをする社員。どこにでもいそうな日本人だな。

3.よし、よくやった!!

4.Bさんがその中国語を覚えて、今度スレ主に言ってきたら、スレ主はどうするつもり?

5.>4 Bさんにそんな学習能力あるわけないよ。

6.いやでも気を付けた方がいいよ、最近は中国語できる日本人が少なくないから。
 もしも中国語できる人がいたら、スレ主が終わるよ。

7.スレ主もBさんを学んで忙しいフリをしておけばいいんだよ。それも仕事の能力のひとつだ。

8.日本人の特権をふりかざす嫌な野郎だな。

9.俺が昔働いていた会社では、「財布よし、ノートよし、スマホよし」と、出掛ける前に確認してる人がいた。周りの日本人も、その人を嫌っているようだった。

10.日本人は素養も低いし、礼儀正しいのは表向きだけ。

11.会社に中国語がわかる日本人がいなくてよかったな。

12.私の知り合いにも「よし」が口癖の女の人がいる。

13.俺も日本の会社で働いてるけど、中国語わかる人がいるから、中国語標準語では言えない。
俺はいつも中国の地元の方言でボロクソ言ってる。

14.悪口も穏やかな口調で言ってればわからないんだから、日本は楽だよな。

15.日本での就職も面白そうだな。俺も日本で就職しようかな。

 --ここまで--

 ふ~ん。
 意味が分からないから、気づかないと思うのは浅はかだろうな。
 日本人は上でふれたように「空気が読める」からなぁ。

 上でもふれた。
 日本人は、「むき出しの競争意識」のようなものに辟易するのだ。そういうエゴイズムの露骨さに耐えることができないのだ。
 で。
 結局、緩い年功序列というところにおさまってしまう。
 まぁ、日本人にとっては、試行錯誤の上で行き着いた合理的な手法なのだ。

 そして、合理性に従っている状態=他者からは冷たいとみられるということだろうな。
 上の文章の中国人は、情緒>>>合理性 という行動をとっているが、いつかは、日本人から嫌悪されるだろう。

 会社を追い出されるか、年功序列という合理性に従うかの選択を迫られるということだ。