2018年2月28日水曜日

受け入れさせられている真実に疑問をもたない中国人には、技術で日本を追い越すことはできない


これまた、当然だな。
 技術は、「はったり」ではない。
 もう、事実の積み重ねでしかない。そこにはハッタリもコケオドシも中華思想も、居丈高な上から目線も関係はない。通用などしない。

 まず、中国の新聞から文章をみよう。

 中国メディアは、「基礎科学と技術面で、中国と日本の間にはまだまだ長い距離がある」とする記事を掲載。
 米国の掲示板quoraに掲載された文章につき「中国国内の人がこの問題についてどう考えているかは分からないが、総じて言えばこの分析はとても道理にかなっている」としたうえで、その内容を紹介。

 文章は、「2017年時点で、中国が日本に追いつくにはまだまだ長い道のりが必要だ。技術面で日本は一部の分野において非常に強い力を持っており、予見しうる範囲の未来において中国は、まだまだ追いつくことができない。例えば、精密機械、製薬、化学添加剤、ペンキ、そして、半導体関連の機器だ」と。
 中国はジェットエンジンや量子科学など、軍事に関わる多くの分野で発展を遂げており、ソフトウェア開発においても世界をリードする立場にあるが、それでも全体的に言えば日本ははるかにその先を行っているとのこと。

 文章は日本人について「注意力を自分たちのやることに集中させる。それが、基礎科学の研究に非常に役に立っているのだ」と説明し、中国人については「すぐに使えないものに関心を持たない」傾向があると指摘している。
 また、「政治的に言えば、中国の現在の制度は既存技術を有効に利用している。数億人を貧困から救ったということで、その力は証明された。
 しかし、優秀な科学者になるには独立した思想が必要であるとともに、受け入れさせられている『真相』に対して疑問を持つ姿勢が不可欠だ。
 それゆえ、数多の人びとを貧困から救ったのと同じシステムは、科学者や好奇心に満ちた本の虫を大成させるという点において一種の障害になっている」と。

 この文章の、特に最後の部分を見た中国当局の反応は容易に想像できる。
 あとは「中国国内の人がこの問題についてどう考えているか」が気になるところだ。

補足、感想など

 指摘したのは、アメリカ人か。
 それでも、その文章を中国人相手に紹介しただけでも、韓国人より中国人って賢いし、精神的にも多少は強いのだな。

 そういえば、高速鉄道について中国人がなんたらいっていたなぁ。

 --ここから--

 中国メディア・観察者網によると、中国中央テレビ(CCTV)の番組に出演した中国高速鉄道車両のチーフエンジニアが、「『日本人が教えてくれたから』と言った者には始末書を書かせる」とのエピソードを披露した。

 「復興号」などの中国高速鉄道列車の研究製造に携わった中車四方のチーフエンジニアの女性・梁建英(リアン・ジエンイン)氏が先日CCTVの番組に出演し、急速な発展を遂げた中国高速鉄道の舞台裏について語った。   

 --ここまで--

 お笑いだな。これで肩書がエンジニアか。
 エンジニアの風上にも置けないヤツだ。エンジニアなどという肩書をつけるな。恥ずかしい。
 筆者は元技術職の端くれにいたが、こういう人間には一層、ハラが立つ。
 エンジニアではなくて、なんでもいう政治家だろう。

 このあたりだろう。
 中国人は、どうしても 情緒>>>>合理性 というところから、抜け出せないのだな。
 真実に疑問をもたない—ではないのだな。
 真実に「疑問をもってはならない」という感情が働くのだろう。このあたり、儒教というものが影響していないか。

 なるほど。
 これが、英国の産業革命に200年も遅れる大ノロマ頭脳。難解な漢字に圧し潰され、漢文という漢字オンリーの文体を採用して、高度な概念を正確に他者に伝えることのできない、また、歴代の王朝に愚民化政策をとられ、今もって、識字率30%で国民の大部分が無学文盲・無知蒙昧—それが中国・中国人。

 この状況下で、西欧からの3700兆円も債務にあっぷあっぷして、日本の麻生さんに「もうすぐ、中国経済はダメになる」と予測されているのだ。

 追い詰められるほど、行動やら、言っていることがおかしくなる—というのは、韓国と同じだな。
 これから、波乱が巻き起こるだろう。

 日本は、ただただ、静観しているさ。

 ついでと言ってはなんだが、中国人が日本をほめている記事を紹介しよう。

 --ここから--

 人は自分の知らない物事は先入観に基づいて色眼鏡で見てしまうが、日本と中国はその歴史的要因ゆえに偏見も生じやすく、真実の姿がなかなか見えてこない。
 中国メディアは、中国人は日本を罵ってばかりではなく、別の視点から真実の日本を見るよう勧める記事を掲載。
 記事は日本という国について、「国土が中国の25分の1しかないものの、中国の夢を何十年も前にすでに実現した国」と。
 例えば、法治国家、クリーンな政府、ノーベル賞受賞、ビザなしで渡航できる国の多さ、世界トップレベルの大学、治安の良さ、食の安全、クリーンな自然環境、医療水準の高さ、高卒就職率、高水準な1人当たりのGDPなどを挙げ、中国は欧米諸国から意欲的に学ぼうとしているが「どうして日本から学ぼうという人はいないのか」と、質問を投げかけた。

 続けて、中国人が日本から学ぼうとしない理由として、中国では日本について、「バブル崩壊後に経済が衰退して、革新力も失われた国」として伝えられているだからだと指摘。
 よく言われる「失われた20年」という表現は間違っており、「日本はバブルが生じたものの、そのバブルをソフトランディングさせることに成功し、さらに20年という時間を経済構造の転換と産業のレベルアップに費やした」と主張した。

 そして、ロボットの活用により日本は「2050年には経済競争力で世界一になる」と予想、日本の経済力を高く評価した。
 また、イノベーション分野でも日本は秀でていると主張。
 たとえば、世界で最も革新的な企業100社を選出するトップ100 グローバル・ イノベーター2015に、日本企業は世界最多の40社が選ばれたことを挙げ、世界のほとんどの精密機器に日本企業の部品が使われており、ノーベル賞受賞者の多さは研究能力の高さを証明している。
 ほかにも日本人の生活の質の高さなどを称賛しながらも、日本国内では「日本の危機」を叫ぶ書籍が数多く出版されているが、これは日本が現状に満足せず、常に危機感を抱いている証だと指摘。

 これは、何かにつけて将来を楽観視する傾向のある中国人とは正反対と言えることを伝え、日本衰退の幻想を抱いている中国人に対し、「真実の日本をはっきりと知るべき」と呼びかけた。

 --ここまで--

 バブル崩壊の淵に立っている中国と日本を比較した記事となっているのか。