2017年9月13日水曜日

ロヒンギャの行く末。ムスリムのもつ非寛容性、非融和性の結果だろう

どこに言っても邪魔者扱いされるということか。
 ムスリムって。

 どこらに核心があるのだろうか。
 恐らく、ムスリム達のもつ、恐るべき非寛容性、非融和性が原因だろうな。
 郷に入っても、郷の者がオレ達のやり方に従え—というだけなのだ。(このあたり、ユダヤ人が嫌われ、ジプシーが嫌われることと同根なのだな。砂漠の宗教って、なぜ、これほどまでに非寛容なのだろう)
 その「オレ様主義」に郷の者達が、辟易し、反発し、更に邪魔者扱いされる。

 日本でもそうだ。
 日本にいるムスリム達は、日本の火葬というものを受け入れることができない。
 で。
 土葬に拘るが、日本でそんな土葬できる場所もないし、土葬の墓地が近くにあれば、近所の日本人は、気持ち悪くてたまらない。
 で。反対運動が起こる。

 ロヒンギャの人達も結局、上でふれたようなことでアチコチから「邪魔者扱い」され、邪魔者扱いされるから、更に先鋭化・暴力的となる。

 ミャンマーから邪魔者扱いされて、バングラディシュへ逃げ出したロヒンギャの人達は、元も古巣からも邪魔者扱いされているようだ。
 以下、新聞から抜粋。

 ミャンマーで暴力を受けたイスラム系民族ロヒンギャ(Rohingya)が流入しているバングラデシュで、同国政府がロヒンギャ難民を離島へと移住させる計画を進める。
 だがこの島では洪水が発生しており、一旦は移住計画が棚上げされていた。

 仏教国ミャンマーのラカイン(Rakhine)州では、先月、ロヒンギャの武装集団が治安部隊に攻撃を仕掛けて衝突が再燃し、掃討作戦が展開された。
 バングラデシュは、流入してくる多数のロヒンギャ難民の収容という深刻化する問題を抱え、ロヒンギャをこの島に移送する計画を支援するよう国際社会に訴えている。

 国連(UN)がミャンマーとの国境付近に位置するコックスバザール県内で運営するキャンプでは、すでに30万人近くのロヒンギャ難民が暮らしていたが、先月25日以降、さらに30万人超の難民がバングラデシュに逃れてきた。

 多数の難民流入という事態に直面したバングラデシュ当局は、さらなる難民キャンプの設営が可能な島の選定を急ぎ、設営先の一つとして、ロヒンギャの指導者の一部や国連機関が難色を示すにもかかわらず、最近ブハシャンチャ―ル(Bhashan Char)島を選んだ。

 だが当局はテンガルチャール島にロヒンギャ難民を移住させるという計画を発表。
 しかし洪水が頻発し、ヘドロ状の土地であることから居住は不可能という報告を受け、計画は昨年棚上げされた。
 それにもかかわらず、ミャンマーのラカイン州から多数の難民が押し寄せていることを受け、バングラデシュ政府は数十万人規模のロヒンギャを収容できる施設の建設を目指し、島での作業を加速化させている。

補足、感想など

 バングラデシュとしても、貧しい難民を食わしていくだけでも、大変なのだろうな。
 冒頭でふれた。
 ミャンマーで暮らしていくために、ムスリム →仏教徒 となるという選択はないのだろうか。
 郷に入って、郷に従う—ということをしなければ、うまく溶け込めるという訳もあるまい。
 ムスリムでありつづけることは、自分達を更に追い込んでしまっているのではないのか。

 先鋭化したロヒンギャ達をみよう。

 --ここから--

 ミャンマー北西部の紛争について約1年に及ぶ調査を終えたアナン前国連事務総長は、イスラム系少数民族ロヒンギャ武装勢力の暴動に対する同国治安部隊による過剰な軍事報復は、両者の対立を悪化させるだけだと警告。
 この警告の3時間後、同日、ロヒンギャ反体制勢力の指導者アタ・ウラー氏は、支持者に対し、武器として使える金属製品をもって、人里離れたマユ山の麓に向かうよう促した。
 夜半過ぎ、寄せ集めのロヒンギャ武装勢力が、ヤンゴンから600キロ北西の地域で、ナイフやこん棒、小火器や原始的な爆発物を使い、警察の拠点30カ所と軍基地1カ所を襲撃した。

 「200─300人が出撃すれば、50人は命を落とすだろう。神のご意志で、残りの150人はナイフで彼らを殺すことができる」。
 アタ・ウラー氏は、音声メッセージで支持者にそう語りかけた。
 このメッセージは、襲撃時刻の前後に携帯電話のメッセージアプリで流れ、ロイターは録音された同メッセージを確認した。

 アタ・ウラー氏率いる「アラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)」による襲撃は、これまでの最大規模となった。
 このグループが初めて登場した昨年10月には、約400人の戦闘員が動員されたとミャンマー政府は推定し、その時の襲撃対象は警察の国境検問所3カ所だけだった。
 今回の襲撃には最大6500人が参加した、とミャンマー軍は推測している。

 昨年10月の襲撃後に行われたミャンマー軍による弾圧に刺激されたロヒンギャの若者多数が、ARSAの支持に回った。
 そのため同組織は以前と比べはるかに大規模な襲撃を仕掛ける能力を得たという。
 ロヒンギャ、ラカイン州住民、治安部隊隊員、現地の行政官など対する取材で明らかになった。
 10月の苛酷な報復は、軍部隊が複数の村を焼き払い、民間人に対して殺害や強姦を行ったという疑惑に発展している。

 民族対立の深まるラカイン州の危機は、ミャンマーの指導者アウン・サン・スー・チー氏が抱える最大の試練と化している。
 この問題におけるスー・チー氏の対応は、西側諸国の人々を幻滅させている。
 国連のグテレス事務総長は、ミャンマー当局に対し、ロヒンギャのムスリムに対する暴力を止めるよう要請し、民族浄化や人道的危機、そして地域の不安定化を引き起こす可能性があると警告した。
 数世代にわたって人種隔離政策に近い条件の下で暮らしているムスリム少数民族の不満に、スー・チー氏が対応できなかったことによって、彼らの間で武装勢力に対する支持が高まっている、とロヒンギャの指導者や複数の政策アナリストは指摘する。

 --ここまで--

 じゃ、どうすればよかったのだ。
 ラカイン州に、ロヒンギャ100万人での独立国を作るという話か。

 上でもふれた。
 「郷にいれば、郷に従え」---このロヒンギャという少数民族が生きる道って、そこしかないではないか。
 ムスリムを捨てて、仏教徒になればいい。
 通常のミャンマー人のやるように、農耕を主として生きていけばいいではないか。

 ムスリム達は、自分で自分を追い込んでいるとしか思えない。自分で自分の生きる場所を狭くして、その狭さに我慢できず、暴力に走る。
 そして、ヨーロッパ諸国でも暴れまわる。
 で。
 世界中の人達から嫌われる。

 --ここから--

・イスラムを憎むことはレイシストではないよ。なぜならイスラム教は人種ではないから

・イスラム=糞ったれのテロ集団

・第三次世界大戦は聖戦になるだろうね。イスラム教徒と非イスラム教徒の戦い

・ヨーロッパのすべてのモスクを破壊しコーランを燃やせ

・よくやった。これを続けていこう

・イスラム教は憎悪のカルトだ

・預言者ムハンマドなんて嘘っぱちだよ

・テロを起こすのはイスラム教徒だけであるにも拘わらずイスラム教徒を批判することがタブーとなっている。もし5%が過激化であれば100人中5人もの人間が非イスラム教徒への強姦、虐待、殺人を行うということなんだよ。どのイスラム教徒が過激な人間なのかを見分けることができない以上自分の住む地域にイスラム教徒はいらないというのは当たり前じゃないか

・白人とヨーロッパを破壊するために多文化主義というものが何者かによって推し進められている

・白人が絶滅の危機に瀕しているのに差別主義も糞もないよ

・これらの白人至上主義者共は世界を自分たちのサファリパークだとても思っているのか。排他主義者はもうこりごりだ

・帝国主義のイスラム教徒の侵略者共はアラブに帰れ

・反イスラム感情はいいけど政治家に対する批判はないのか?政治家共が無制限に移民を受け入れているのを自分たちで止めようとするのは不可能だ。政治家共に国民を怒りをぶつけない限りこの問題を解決することはできない

・ヨーロッパの終わりを喜ぶ売国奴共め。イスラム教徒は敵だよ。イスラム教徒には適切な対応が行われつつある。変化が起こっているんだよ

・ヨーロッパの国境はがばがばだがイスラエルの国境は完全に封鎖されている。よくできた計画だ

 --ここまで--

 まさに、滅びの宗教と言ってもいいだろう。
 いや、教義がどうたら言っているのではない。
 イスラム教という宗教が内在する非融和性、非寛容性が、自分たちの生きる範囲を狭くし、その狭さを自分達のせいだと認識できず、他者に向かって一層攻撃的になっていくのだ。
 
 その攻撃性のために、更に、生きる場を狭くしていくのだ。
 未来のない—袋小路に入り込んだような、そんな宗教だなと感じる。