2017年9月16日土曜日

土に触れる喜び

▲この表題、奇妙かなぁ。
 筆者は、子どもの頃から、植物が好きで、色んな植物を鉢植えにして楽しんでいる。
 で。
 猫額(ネコヒタイ)の庭は、土のままだ。

 近頃、この土のままの庭から、なんともしれぬ植物が、芽を出し、大きくなってくる。
 そんなもの、植えた記憶もない。
 なにか、段々、木になる様子だ。
 なんだろうか? これって。
 鳥が運んできたものか?

 もう、少し大きくなれば、鉢植えにして盆栽風にしてみるか。
 そういえば、今持っている「盆栽風」の鉢は、ほとんど、こういう過程を経ている。

 当然、鉢植えにした段階で、そのまま、枯れてしまったものも多い。
 強い個体だけが、今も、盆栽風の個体として生き残っているのだ。

 ご近所でも、植物を植えているところが少なくなった。
 面倒だ—ということなのだろうな。
 夏は、水やりがどうしても必要だ。
 特に鉢植えにすると、環境が小さいので、「乾き」には弱いのだ。

 それでも。
 庭の片隅で。
 突然、訳の分からぬ植物が、芽を出し大きくなる様は奇妙なほど魅力がある。