▲橋下さんの様々な主張がアチコチ波紋を広げている。
筆者は、橋下さんのいうことに一部賛成たし、一部反対だ。
正論は正論だというし、正論と思わない部分は「正論じゃない」という。
で。
橋下さんのすべてを叩こう--とは思わない。
以下、ゲンダイの記事から抜粋。
橋下大阪市長が、一度は「やめる」と宣言していた囲み取材を再開。
「日本人がこれだけ(慰安婦に)意識を持つことになったので、いい方向に向かっていけばいい」と。
そもそも、「従軍慰安婦は必要だった」「在沖縄米軍の風俗業の活用を」と失言し、批判されたのは自分の責任
しかし、橋下市長は「今回はもう、大誤報をやられたんでね」とマスコミに責任を転嫁していた。
橋下はもともとそういう人物だ。
論点のすり替えにかけては天賦の才がある。
旗色が悪くなれば話を微妙にずらし、時には平気でウソもつける。
これを世間では支離滅裂とか屁理屈と呼ぶが、と~っても柔軟性のある政治家なのだ。
大阪の高校のバスケ部員が自殺した問題も当初は、「正直、僕はクラブ活動の中でビンタをすることはあり得ると思っている」と答えていた。
橋下が最初に所属したk法律事務所のk弁護士がこう言う。
「出会ってすぐは誰にでも愛想がよく、私にも〈妻と乳飲み子がいて生活が大変なんですよ〉なんて陽気に話していた。
話をはぐらかすやり方は昔からで、不幸な生い立ちをしてきたからか、逆に従軍慰安婦のような弱
者を憎んでしまう。
〈自分は努力で這い上がってきた〉という自負が屈折した形で出てしまうのでしょう」
ホステスとのコスプレ不倫疑惑では、「家庭内のことですから」のフレーズを17回も連発。
こんな人物が政党の顔だというのだから、海外の人から日本人はヘンだと思われるのも仕方ない。
▲補足感想など
えっと、この記事、なにが言いたいのかな。
大きくは慰安婦騒動か。
橋下さんのいった--「従軍慰安婦は必要だった」「在沖縄米軍の風俗業の活用を」--というのは、まさしく正論だ。
囲み取材については、自分で「自分の扉を閉じてしまっても」と思い直しただけだろう。
大阪のバスケ部員の自殺問題は、体罰の問題で収まらなくなったからだろう。
体罰だけが問題なら簡単だ。
その背景にある「顧問の先生」という問題が結構、根深い問題だったから、そっちを問題にしただけであろう。
まぁ。K弁護士の言い方はおかしいな。
別に橋下さんは慰安婦を憎んでなんぞいない。
慰安婦というのは彼女自身が選択した「職業」なのだ。「仕事」なのだ。
戦場近くまで出張してくれた「売春婦」達なのだ。しかも、日本語が通じる---。
日本軍兵士にとって、どれだけ慰められたであろうか。
また、米軍については「戦闘をするのだから、性欲を抑制できるだろう」というのは、本能というものを抑圧したあまりに非人間的な扱いではないのか—といっているだけだ。
だから日本の風俗を利用したら---と。
日本人からすれば当たり前の対応の仕方ではないのか。
もっとハッキリ言えば、米軍の対応の仕方が余程、非人間的だ。
それで。
このどこが「橋下さんは慰安婦を憎んでいる」「自分が不幸な生い立ち」だから—どうのこうのとなるのだ。
何の関係もないじゃないか。
結局、この記事。
なんやかやと、橋下さんを叩いているだけか。
筆者は上でふれたように橋下さんのいうことを全て賛成している訳ではない。
でも。
慰安婦に関する橋下さんの謂いは、正論だと思う。
上のなんともしれぬ奇妙な理屈で叩かれる理由はあるまい。