2013年5月27日月曜日

ウインドウズxp の更新期限迫る。悩む自治体。

▲xpの更新がなくなる期日が、来年だ。
 その先をどうしようか—というのが悩みのたねだが。

 これは、と思う。
 そもそも、すべてのpcをインターネットに接続する必要があるのか—ということが方針を決めるキーワ-ドであろう。
 インターネットの接続するものだけをウインドウズ7に切り替え、後は独立した形でxp を使い続けるというのも選択肢の一つであろう。

 xp → 7 →8 と5年づつくらいを目処の切り替えていく—というのが大雑把の方向性かな。

 以下、新聞から抜粋。

 マイクロソフトのOS「ウィンドウズXP」のサポート期間が残り1年となり、自治体が更新作業に追われている。  OSの「ビスタ」以降に更新しないと、サイバー攻撃にさらされた場合、個人情報が漏えいしかねない。
 XPを導入している自治体では、切り替えに多額の費用がかかり、期間内の更新が間に合わないという声も出ている。

 「ウイルス感染の危険が高まるといっても、使い続けるしかない」
 ある自治体の担当者はあきらめ顔だ。
 職場のパソコンのうち、半数以上がXPを使っている。

 パソコンの買い替えやOSの更新には多額の費用がかかるため、更新は「できる範囲で進めていくしかないが、具体的に何も決まっていない」という。
 
 Xpのサポート期間は2014年4月9日に終わる。
 以降、最新のウイルス対策ソフトを入れていても、 サイバー攻撃に対処できなくなる。
 
 d庁では12年度末から、パソコンの約6割を占めるXPのパソコン1万1000台の切り替えを進めている。
 全てを買い替えると、単純計算で約10億円の費用がかかる。
 このため、5月現在、全パソコンのうち約700台は切り替えの対象から外した。
 s市IT推進課によると、使うパソコン1万3550台のうち、約半数にあたる6767台がXP。
 10年9月から更新を呼びかけているが、思うように進まず、今月にアンケート調査を実施して、更新の進み具合をチェックする。

 「何とか乗り切れそうだ」と胸をなで下ろすのはi市。
 リース契約のパソコンがちょうど更新時期を迎え、 XPから「ビスタ」「ウィンドウズ7」に順次切り替えられるメドがついた。
 担当者は「更新時期がずれていたらどうなっていたか……」と話す。

 同様に全台の更新が間に合いそうなm市の担当は「財政難の折、 メーカーの都合で機器を入れ替えるのは文句を言いたい気持ちにもなる」としながら、 「その分、人手を減らすことにも貢献してくれているので、功罪相半ばか」と。

▲補足、感想など

 冒頭でふれたように、外部と接続しなければ、べつにxpを使い続けても問題は発生はするまい。
 ソフトのバージョンアップとかも無理ではあるが。

 記事にあるように、ウイルス感染の危険性があるくらいなら、外部との接続を一旦、遮断する方がよほど、マシだ。 
 予算がついて,os をウインドウス7に切り替えたpcから順次、インターネットの接続を再開するというようにすれば、被害は最小限に抑えられよう。

 お金がないなら、お金がない分、「知恵を出せ」と言いたい。