2013年5月6日月曜日

これから世界は、「中国なし」でいかにやっていくか—という局面に入った。


▲表題は、掲示板の書き込みの一節だ。
 うまいなぁ-と筆者は思った。
 その通りだ。
 表題の謂いは、更に続く--「韓国は数に入っていない」--と。

 核心はどこにあるのだろうか。
 まぁ。
 ここ10年ほどの見た目だけは派手な「中国のヤクザ商法」が行き詰ったということだろう。
 人はお金だけで動くものではない。信義・信頼もなしに順調に社会が・経済が発展しづつけるわけがない

 そして、その破綻をルーピー習近平国家主席の「就任」が、決定づけたということであろう。
 今、中国・韓国という「ヤクザ商法」の国家が世界から孤立しつつある。

 以下、新聞から抜粋。

 国内で景気回復の期待感だけは高まったアベノミクス。
 一方で、中国における負の影響は目に見えてきている。
 ジャーナリスト・t氏がレポート。

 アベノミクスは、中国経済の失速に決定的な役割を果たした。
 4月末の中国メディアは、中国のPMI(景気指数)が低下したことを報じている。
 景況感の指標ともされるPMIの低下は、需要の弱まりを示している、輸出の新規受注を記す数字が昨年12月以来初めて下がった。

 このことは外需の不振が製造業の回復の足を引っ張っていることを裏付けた結果として受け止められている。
 では、なぜ外需が不振かといえば、最大の輸出先であったEUの消費が欧州金融危機によって陰ったままであることが挙げられる。
 410日付の『新京報』は、〈対日本円レートが20%も切り上がった〉として、 これが〈中国の輸出とインフレという二つの意味でプレッシャーになっている〉と分析した。

 アベノミクスの金融緩和によってつくり出された円安によって中国の輸出にも大きな影響が及ぶ。

▲補足、感想など

 核心はなんだろう。
 別の視点からでは、中国は「計画経済だ」ということかな。

 紙幣を刷って、公共投資をどんどんやる、民間でも多くの設備投資をやるということで、リーマンショック以来やってきた。
 上の設備投資をした企業等が赤字となり不良債権化すると、もう、これ以上は無理というところにぶっつかる。
 とうとう、中国の「人工的に発生させたバブル」が崩壊するタイミングがきた—ということであろう。

 記事にある-- 対日本円レートが20%も切り上がった—ということは、日本の円が安くなって、日中で競合する製品の場合、中国製品の競争力が劣り、売れなくなったということか。
 あぁ、一番、肝心なことを忘れていた。
 中国 → 日本 への製品が値上がりして、日本人が買わなくなったということか。
 100円ショップの商品の製造国表示が「中国以外」にとんどんなぅているということなのだな。
 
 なるほど、だから。
 「中国のヤクザ商法の行き詰まり」「人工的に発生させたバブルがようやく崩壊した」ということによる「現象」を、アベノミクスというものが決定的に、顕在化させたということなのだな。

 中国は追い詰められている。
 中国のバブル崩壊・ヤクザ商法の行き詰まりによる不況を原因とする「中国国内の不満」を、反日政策を更に過激にすることで「逸らそう」とするであろう。

 すると、冒頭でふれたように「中国の孤立化が更に進む
 さぁ、いよいよ、表題のごとく、世界は”中国なし”でいかにやっていくか--というステージに入っていく。