2013年5月23日木曜日

日韓通貨スワップの延長を日本から韓国へ依頼するのだって。


日韓通貨スワップの延長期限がこの7月の始め頃にくるそうな。
 えっ、と思わないか。

 7月の下旬ぐらいに参議院選(もしかしたら、衆参ダブル選挙かもしれない)があるはず。
 選挙の投票日前に、「延長するかしないか」を決めるって。

 30億ドルだったかな。
 例えば、韓国の朴大統領が日本へ来て、土下座して延長を依頼したとする。
 安倍さんが、渋々、「もうこれから反日行動を取らないと約束するか」とか言って、朴大統領が「顔をしかめながら、『約束する』とか言った後」に、通貨スワップ30億ドルの延長を認めるかどうか—考えるとする。
 う~ん。

 投票日の前だぞ。しかも衆参ダブル選挙だったら。
 安倍さんはできないな。
 延長を拒否する方向に動くだろう。例え、韓国の朴大統領が「これからもう反日行動はとりません」とか言っても。

 ところが。
 韓国人は上の「常識」など通用しない。
 あいも変わらず、「お花畑の発想」で生きているようだ。
 いや、思うだけ思ったら。

 以下、新聞から抜粋。

 現在、韓国国民の間で「7月に経済破綻してしまうのでは」と不安が広がっている。
 不安の発端は、日韓通貨スワップ。
 これが7月に打ち切られることから、韓国国民は焦っている。

 日韓通貨スワップとは、韓国が通貨危機になった際、700億ドル分までなら日本円と交換できるという、意味のわからない協定だ。
 日本側にとってメリットが全くない経済支援的側面の強いものであったため、協定の破棄を求める声があがっていた。

 そんな中、李明博元大統領の天皇侮辱発言があり日韓関係が大幅に悪化。
 すると、日韓通貨スワップの見直しが昨年10月に行われ、限度額を30億ドルに引き下げた。
 そして自民党政権になった今、協定の延長を行わず、規定通り7月に日韓通貨スワップは終了する。
 韓国政府は日韓通貨スワップ破棄の影響はほとんどないと言っているが、実際はそうでもないらしい。
 協定の見直しが行われた10月から、外国人投資家が韓国の先行きを不安視し、韓国国債を大量に放出。
 その影響で国債金利が急上昇したのだ。

 国債金利が上昇すると企業の資金調達コストが上がり、韓国経済は圧迫される。
 撤廃される今年の7月には、韓国がもっと厳しい状況になるのは間違いないだろう。
 そして運の悪いことに韓国は現在急激なウォン高に見舞われている。

 今までウォン安を利用した輸出に頼ってきた韓国は、岐路に立たされている。
 また、これにより日本企業の韓国撤退も続いており、Made in KOREA製品が市場から消える日も近いとの指摘もある。

 韓国国民はこれらの事情を把握し、将来に不安を抱いているのだ。
 この焦燥感が韓国を包んでいるのだが、韓国政府はまだ楽観視を続けているという。
 何故なら1997年のアジア通貨危機、2008年のリーマンショックというような、韓国経済が危機に瀕した時、日本政府の支援によって助けられてきたという事実があるからだ。

 韓国政府は日韓通貨スワップがなくても、様々な方法で支援をしてくれるだろうと信じているようなのだ。
 もっと言うなら、日韓通貨スワップの延長を日本側から申し出てくるとすら思っているのだ。
 自民党政権になり、韓国に対して強硬な姿勢を見せるようになった日本。
 従来のような関係は終わった。

 日韓通貨スワップが完全に破棄される7月に、韓国側から何かしらの呼びかけがあることは間違いないだろう。


▲補足、感想など

 日韓通貨スワップは恐らく冒頭でふれたように完全に終了するだろう。<投票日前だ。延長の判断はできまい>

 ただ、自民党の中に日韓友好議員団なるものがあって、親韓国を標榜する自民党の国会議員が一杯いる。(朝鮮系の帰化人などが多いのだろう。またパチンコマネーにどっぷりという議員もいるのだろうな)
 彼等があぶない。

 上でふれたように、7月の投票日前に、親韓国を表明できまい。
 でも、圧倒的に自民党が勝利してからが、むしろ、なんらかの援助を考える可能性が高そうだな。
 
 自民党が圧勝した後、この韓国を密かに助けようとする議員に目を配ろう。