▲沖縄県の地方新聞がうるさい。
朝鮮系の記者が跋扈しているのであろう。
橋下発言を中傷し、韓国と中国との関係をなんとかせい—と迫る。
いつものパターンではある。
以下、新聞から抜粋。
シンガポールで開かれたアジア安全保障会議は、安倍政権のアキレスけんが歴史問題にあることを浮き彫りにした。
とげとげしい状態が続いている日中、日韓関係を改善するためには、歴史問題に対する姿勢を修正しなければならない。
歴史問題で方針を変えれば、保守支持層の離反を招く。どうするか。
小野寺防衛相が示したのは、関係改善を重視する姿勢だった。
小野寺防衛相は、
「痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明する歴代内閣と同じ立場を引き継いでいる」と表明。
さらに橋下市長の「従軍慰安婦」発言にも触れ、「市長が不適切な発言を繰り返し、
周辺諸国に誤解と不信感を招いた。安倍政権はくみしない」と、一線を画した。
安倍政権は、欧米やアジアのメディアから「右翼ナショナリスト政権」だと警戒の目で見られ、
米国政府からも戦後秩序を否定する歴史修正主義の台頭を懸念する声が相次いでいた。
「従軍慰安婦」をめぐる橋下発言が飛び出し、日本イメージは世界的な規模で悪化した。
小野寺防衛相の講演は、国際的空気を意識したもの。
小野寺防衛相は、米国のヘーゲル国防長官、韓国の金寛鎮国防相と会談し、北朝鮮の核開発・ミサイル発射問題に3カ国が協力して対処していくことを共同声明の形で発表した。
日韓関係の悪化を懸念する米国の強い働きかけで実現したのだという。
日本が打診した日韓防衛相会談は実現しなかった。
小野寺防衛相の講演に対し、会議に出席した中国、韓国の関係者は、前向きな姿勢を評価しつつ、「行動で示してほしい」と注文する。
アジア各国の代表を目の前にした国外での発言と、国内での安倍政権の言動に食い違いが生じれば、
日本はいよいよ各国から信用を失うことになるだろう。
筋の通った歴史認識を示すときだ。
国連の拷問禁止委員会は、慰安婦問題で勧告をまとめ、被害者を傷つける発言に対して日本政府として明確に反論するよう求めた。
安倍政権は、橋下発言の国際的反響を軽く見ないほうがいい。
安倍晋三首相自身が国内で明確な見解を明らかにする必要がある。
中国や韓国との関係改善を重視するのであれば、避けて通れない道である。
安倍首相自身の発言が引き金になっているだけに、なおさらだ。
▲補足、感想など
安倍さんは、7月の参院選の終了するまでは、安全運転を考えているのだろう。
で。
橋下さんの発言は、地方の一市長の発言だ。国とは関係ない—と。
なるほど、「うまい言い方」だ。
安倍さん自身の考え方はあるとしても、従前の政権の出した「談話」なども、急に180度方向転換するというのは無理。
そこで、今は、外交とはという原則にたちかえり、テーブルの上では笑顔を「友好」を語り、テーブルクロスの下では、思いっきり、相手の足をけとばす—という戦法を採用しているということだろう。
だから。
橋下さんの戦法はとれない。とりあえず、橋下さんとやりかたが違うんだよ—とアピールしているということだ。
別に安倍さんは中国・韓国が恐ろしいわけでもなんでもない。
選挙というものは、「蓋をあけてみなければ分からない」
そこで、リスクを少しでも小さくしようという腹なのだ。
で。
韓国との通貨スワップも延長する気など、さらさらない。
えっ、心の内までは読めないだろう。
口では、ちゃんと、言っているではないか。
「韓国は価値観を同じくする重要な国だとか、議員外交で頑張る」とか。
中国とも、「別に首脳が5年や10年会談しなくたって、経済がうまくいっていればそれでいいじゃないか」--と。
これまた、必要にして充分なコメントを出しているだろう。
これ以上、日本は韓国、中国とどうする必要もないではないか。
領土問題については、日本は中国に対して1ミリも譲歩する気がない。
だから。
会っても、なにも言うことはない。
つまり、そういう関係だということだ。
日本は中国・韓国以外のアセアン諸国、インド、ロシアなどと仲良くやるさ。
日本には日本のやり方がある。安倍さんには安倍さんのやり方、立場がある。
ここは。
安倍さんにまかせるしかない。