▲中国人の書いた文章を読んでいると、奇妙な感じがする。
どういえばいいのかな。
「公私」という言葉がある。
ところが、中国人には公私という概念すらもないようだ。
公私混同など当たり前。
そもそも、公ってなに? 私ってなにさ—という感じなのだ。
民族として「情」というものにひっぱられて、「合理性」が希薄になっているということだな。
つくづく、科学者、技術者に向かない民族である。
以下、新聞から抜粋、
日本の野中元内閣官房長官は訪中時、1972年の日中国交正常化の際に両国首脳が釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題の棚上げで合意していたことを認めた。
この発言に日本国内の一部勢力は反応。
菅義偉現内閣官房長官は「全く根拠がない」と野中氏を批判し、
「中国に歓待されて」そのような発言をしたのだと中傷すらした。
日本側のこうした反応は決して偶然ではない。
日本の政治屋の最近の言動を見ると、
歴史の全面的改ざんという意図はすでに明々白々だ。
安倍首相は以前、日本の侵略と植民地支配の歴史にお詫びと反省を表明した「河野談話」と「村山談話」の見直しを企んだうえ、
「侵略定義未定論」を打ち出した。
橋下徹大阪市長にいたっては「慰安婦必要論」をぶち上げた。
米国を含む国際社会の圧力を前に、最近日本政府は歴史事実への挑戦をいくらかトーンダウンさせた。
だが根本的に言って、日本は釣魚島問題への認識を含め、その誤った立場を決して変えてはいない。
安倍氏は最近インタビューで、「尖閣諸島の議題棚上げ」に日本が同意したことはないとし、
日本側が過去棚上げに同意したとの中国側の主張は全くの嘘だとさえ述べた。
菅氏は釣魚島の領有権はポツダム宣言とは無関係だと弁解した。
領有権はサンフランシスコ講和条約で確定されたし、
ポツダム宣言以前から釣魚島は日本の領土だったというのがその理由だ。
野中氏に対する今回の非難も、
日本が「中国との間に解決を要する領有権問題は存在せず、棚上げすべき問題も存在しない」と言い張っていることを示している。
過ちに過ちを重ねる日本政府に、すでに国内外の有識者からは反発が起きている。
日本の鳩山由紀夫元首相は今年1月の訪中時、釣魚島をめぐる領土係争は存在すると表明した。
自民党と連立政権を組む公明党の山口代表は訪中前のインタビューに、釣魚島問題は解決が難しい以上
「後人の知恵に期待するのが賢明な選択だといえる」と述べた。
山口氏の見解は、係争棚上げを支持するものとして広く解釈されている。
野中氏は国内の批判に対して「政府が係争棚上げの合意を無視したからこそ、今日の対立がもたらされた」と明確に指摘。
日中間に合意があったとの発言を撤回するかと繰り返し問い詰める日本メディアにも、
日中関係改善に向けた自身の努力に対する「無理な要求」だと拒否したうえ、中国側に利用されたとの見方を否定した。
1972年の中日国交正常化と1978年の平和友好条約締結交渉の過程で、両国の一世代上の指導者は大局的観点から
「釣魚島問題は棚上げし、後の解決に委ねる」ことで重要な了解と共通認識に達した。
これはその後40年余りの中日関係の発展と東アジア地域の安定・安寧の基礎となった。
百年の積み重ねを一日で破壊する。
日本が一方的に釣魚島紛争を引き起こし、歴史問題でマイナスの動きを続けていることで、
中日関係の基礎はすでに深刻に損なわれた。
自らの行いについて考え直すことを拒絶し、歴史の真相を覆い隠し続けるのなら、中日関係は取り返しのつかない損害をこうむり、日本は国際社会で一層孤立するだけだ。
▲補足、感想など
表題は、中国人は公私の区別ができない—とした。
つけくわえていえば、中国人は目的のためになら「なにをしてもいいのだ」--と考えているということだろう。
あぁ、この言葉は、旧ソ連の高官が北朝鮮のやり方をみて、評論したセリフだが、朝鮮半島を長い間、支配した中国人こそがその「親玉」ということだな。
記事に帰ろう。
野中さん、鳩山さんは、「個人の身分」でしゃべっているのだ。
元なんとかであろうが、そのしゃべっている段階で、公人でない以上、私人の言ったことであり、いわばその人個人の「うわさ話」にすぎない。
いわば、筆者個人が、aさんがこんなことを言っていましたよ。確かにこの耳で聞きましたよ—というのと替りはない。
そんな個人の身分の言葉で、国の公の方針が決まりはしない。
その馬鹿馬鹿しさを直視せよ。
上でふれた「公私混同」ということを意図的にやっているのだ。
また、目的にためにはどんな「手段」を使ってもいい—と考えているということだ。
ついでに、日本の与党内には中国・韓国の工作員もどき--公明党--がいるからな。<ご用心、ご用心>
これは、もう「ヤクザの弁法」だ。
日本人は、こんな「中国人のやり方」にだまされるな。
最後の決め台詞を。
日中間の領土問題は存在しない。尖閣諸島は日本の領土だ。