2013年6月5日水曜日

野中さんはどうぞご自由にしゃべってください。

▲日本には言論の自由があるから。
 これはなぁ。
 「公私の区別」をはっきりしろよ—という話なのだ。

 野中さんは、田中さんからこう聞いた—という話であろう。
 それは「私」の話だ。
 うわさ話かもおとぎ話かもしれない。
 田中さんがこう言った。この耳で確かに聞いた—と。

 外交は「公」の話だ。
 公ではそんな話はない---

 それでいい。
 国と国との約束事は、「公」の話だから。

 だから。
 野中さんにご自由にしゃべってもらって結構ではないか。
 そこは「わたくしごと」の世界だ。
 そんなうわさ話を田中先生から聞いたのだな—と国民は受け取ればいいこと。

 もう一度いいたい、
 公私の違いを明確に認識せよ。

 わたぐしことは、単なるうわさ話にすぎない。

 以下、新聞から抜粋。

 野中広務元官房長官は、記者団の取材に応じ、 沖縄県・尖閣諸島をめぐり「領土問題を棚上げする日中合意があった」とした自身の発言について「私はそれを言うために行ったのだから、 発言の撤回などしません」と話した。


▲補足、感想など

 別に撤回がどうたら—いうこともない。
 日本政府が、公私の差をきっちり認識すればいいだけの話だ。

 わたぐしことは、うわさ話、おとぎ話なのだ。
 野中さんには、ご自由におとぎ話、うわさ話をしてもらえばいいこと。

 なんてったって。
 ここは日本だ。
 言論の自由が約束された国だ。どこかと違って----