▲日本には言論の自由があるから。
これはなぁ。
「公私の区別」をはっきりしろよ—という話なのだ。
野中さんは、田中さんからこう聞いた—という話であろう。
それは「私」の話だ。
うわさ話かもおとぎ話かもしれない。
田中さんがこう言った。この耳で確かに聞いた—と。
外交は「公」の話だ。
公ではそんな話はない---。
それでいい。
国と国との約束事は、「公」の話だから。
だから。
野中さんにご自由にしゃべってもらって結構ではないか。
そこは「わたくしごと」の世界だ。
そんなうわさ話を田中先生から聞いたのだな—と国民は受け取ればいいこと。
もう一度いいたい、
公私の違いを明確に認識せよ。
わたぐしことは、単なるうわさ話にすぎない。
以下、新聞から抜粋。
野中広務元官房長官は、記者団の取材に応じ、
沖縄県・尖閣諸島をめぐり「領土問題を棚上げする日中合意があった」とした自身の発言について「私はそれを言うために行ったのだから、
発言の撤回などしません」と話した。
▲補足、感想など
別に撤回がどうたら—いうこともない。
日本政府が、公私の差をきっちり認識すればいいだけの話だ。
わたぐしことは、うわさ話、おとぎ話なのだ。
野中さんには、ご自由におとぎ話、うわさ話をしてもらえばいいこと。
なんてったって。
ここは日本だ。
言論の自由が約束された国だ。どこかと違って----。