▲小沢さんの姿が、段々薄れていっている。
幻のごとく、そんな人間がいたんだっけ—という感じで。
小沢さんが演説しても、聴衆がほとんどいないらしい。
まぁ、菅さんほどではないが---。
あれ、中国の胡錦濤国家主席に100人以上の日本の国会議員と引き連れていったのはいつだっけ。
2009年12月か。
あれから、3年半か。
もう、夢幻のごとき話だな。
この凋落ぶりの激しさも、菅さんとどっこい、どっこいかな。
まだ、話題になったのは、滋賀県の嘉田さんとどうこうした—という話が記憶にあるなぁ。
あれが、昨年の秋頃かな。
以下、新聞から抜粋。
東京都議選が告示された。投開票は23日。
生活の党の小沢一郎代表(71)は東京・板橋区で安倍政権を痛烈に批判した。
雨が降りしきる中、ビールケースの上に乗り、マイクを力強く握った。
都議選のため「国政のことは
あまり言いたくない」としながらも「アベノミクスは国民へ淡い期待を抱かせたが、実体がないことを
国民も感じている。
国民の暮らしを守れずに何が政治だ!!」と声を荒らげた。
さらに「都議選の
後の参院選で、国民の生活を守る本当の政権をつくり上げなければならない。
その第1関門が
都議選なんです」と強調した。
しかし、有権者約20人からは拍手すら
上がらなかった。
板橋区は、7政党10人(定数5)が立候補した激戦区。
この日、出陣式で小沢氏から
エールを送られた小幡氏(35)は「板橋のお父さん代表として、都民の生活を必ず守ります」
と訴えた。
▲補足、感想など
もう、小沢さんが政治の中枢に近づくことはありえまい。
なによりも、国民の支持を得ることができないからだろう。
イエローペーパーのなんとかゲンザイが、どれだけ提灯記事を書いても、それだけで国民からの支持をとりつけることは難しい。
結局、国民は小沢さんという人の「信義」というものを信ずることができない—ということなのだろうな。
いくら、これだけ「お金をばらまきますよ」てなことを言っても、駄目なのだ。
ここらが、日本人とベネズエラなどとの違いだ。
バラマキだけでは国民の支持を得ることができないのだ。
そして、インターネットで「小沢さんの実像」というものがあからさまとなる。
そのあからさまとなった「実像」が、国民の支持をとりつけるだけの「もの」ではなかったということか。
インターネットとは、「過激なインフラ」ではある。
毀誉褒貶の「上がり下がりの激しさ」をダイレクトにもたらすものでもあるのだな。