▲維新の会の新人候補がドンドン抜けていくのだそうな。
いや、まぁ、その候補者の判断だから。
また、みんなの会の「侵略がどうたら」--と言い始めて。
ハッキリ言って、みんなの党はここで判断を間違えたな。
これから、凋落へ一直線であろう。
上の「抜けていく候補者」は、前東京都知事候補の松沢さんにかぶるなぁ。
政治家として、一生のうち何度か「ここぞ」という判断をするタイミングがあるのだ。
その時、判断を間違えると、おおかた手中にしていた「東京都知事」の椅子にスルッと逃げられてしまう。
外からみていると分かるが、内にいると分からないか。
以下、新聞から抜粋。
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)による慰安婦・風俗業発言の波紋が収まる気配がない。
支持率急落で維新をドロ舟とみたのか、東京都議選や参院選で維新候補予定者が続々と辞退。
さらに、閣僚が国際会議で橋下発言を批判するハメになっている。
維新は、参院選比例代表候補に内定していた松本鉄平氏が、資金難を理由に出馬を辞退したと発表した。
比例で立候補予定だった松本和巳前衆院議員が橋下発言に反発して出馬辞退と政界引退を表明。
都議選に関しては江戸川区選挙区の新人が辞退し、複数の候補予定者がいる選挙区では
一本化を求める声が上がっている。
一方、橋下発言が国際社会で問題視されていることにも、危機感が広がっている。
小野寺防衛相が、アジア安全保障会議で行う演説の草稿には
橋下発言について「不適切な発言を繰り返し、周辺諸国に誤解と不信を招いた」と批判する内容が盛り込まれた。
2020年夏季五輪の東京招致への悪影響も指摘されている。
下村文科相は記者会見で、
「海外では女性の人権問題と位置付けられている。相当、国益にマイナスになっている」と非難し、
五輪招致にも「影響を及ぼすことになりかねない」と懸念を示した。
橋下氏の反転攻勢は容易ではない。
▲補足、感想など
維新の会がどろ舟ねぇ。
正論を言って、支持が下がるというなら致し方あるまいな。
しかし。
そもそも、正論が正論として支持されない訳がない。
記事では、「否定的?な」項目だけを集めたものだろう。
橋下さんの「正論」を支持する国民も一杯いるさ。
だから。
泥舟だと判断するものは、逃げ出せばいい。
泥舟じゃない、沈みそうもない舟だと判断する人間は残るだろう。
上で例示した「松沢さん」と同じだ。政治家として「のるかそるか」の大判断だな。
国会議員であれ、市会議員であれ、自分の「運命」を左右するほどの「判断」だ。
一体、国民の支持とはどこにあるのか。
新聞などの報道だけを信ずると一生、後悔するぞ。
おそらく。
みんなの党は、このタイミングで致命的な傷を負ったものと思える。
一生悔やむのは、渡邊代表か。