▲表題を見ながら、思った。
日本にいる朝鮮系の人達のなんとも奇妙な感覚を。
そうだな。
伝統的に西欧諸国の外交というものが、エリート達によってなされる—というのは、このあたりなのだろうなぁ。
国と国との外交というか、表立つ人間は、やはり、エリートというか、隠したい秘密のあるような人間ではできないのだなぁ、と思う。
例えば、仮に小沢さんが首相になって、g-なんとかにでかけたとする。
アメリカ大統領と会談という時に、のっけから、アメリカ大統領に「あなたはイラク紛争の時に、30億ドルねこばばしたそうですが、気持ちはいかかですか」とか聞かれる。
「そんなことをしたことはありませんよ」--とか小沢さんは答える。
でも、心底では「人の弱みを握りやがって」とか感じるだろう。
そこから、いわば、アメリカに気圧(けお)された会談となってしまう。
引かなくてもいいところを引いてしまう。
つまり、「弱みをもっている」人間は「外交に向かないのだ」
以下、新聞から抜粋。
民主党の野田前首相は、講演し、首相当時に「チョコレートクッキー」を使って
オバマ米大統領と親密な関係を築こうとした逸話を披露した。
野田氏は首相就任から2カ月余り後の2011年11月に、ハワイでオバマ氏と首脳会談に臨んだ。
「本格的な話をする前に一対一の個人的関係をつくろう」と考えて調べるうちに、オバマ氏が少年時代、
親友の母親が作るチョコレートクッキーが好きだったことを知って、
その母親を探し出してクッキーを作ってもらったという。
「会談前に渡すと、ものすごくうれしそうな顔をした。外交とは結構気を使う」と述べた。
野田氏は、安倍首相が民主党政権を「外交敗北」と批判していることについて「冗談じゃない。
歴史問題などで逆に日米関係は厳しくなっている」と反論。「日米関係は前向きにうまい方向にいっていた。
むしろ、安倍首相らには反省して欲しい。
超国家主義みたいな人たちの大衆に迎合しようとする軽口みたいな発言は国益を損ねる」と批判した。
▲補足、感想など
野田さんも、岡田さんも、菅さんも、小沢さんも「根暗」だ。
その原因は、朝鮮系ということで心の奥底に「ルサンチマン」を隠しているためであろう。
社民党の党首が、石原さんに「朝鮮系の帰化人だろう」と指摘されると、やにわに狼狽し、「人種差別だ」とかわめきはじめ、訳のわからぬことをいう---「そういう朝鮮系だと日本人に知られることへの怯え」のようなものをいつも持っているのだろうな。
日本人からすると面倒くさい、なにをするか予測のつかない人達に見える。
今、安倍さんが首相官邸を利用しない—理由がそれであろう。
昨年末、もう、民主党政権が短いとなったとき、民主党がなにを考え、なにをしたか—ということだ。
それなら、自民党政権がなにを考えるのか—盗聴、盗撮してやろう--と考えるにきまっているではないか。
おそらく、昨年末に首相官邸のあちらこちらに「盗聴」「盗撮」装置をとりつけたはずだ。
安倍さんは、盗聴されるのを恐れて、盗聴されてもどうでもいい--場合しか官邸を使わないのだ。
話がどこかへいった。
話を記事に戻して。
アメリカの大統領が、そういう「根暗な」「心の奥底にルサンチマンを抱えているような」日本の指導者を「信頼」するか。二人で組んでなにかしようか--となるか。
筆者なら、形だけのつきあいにするな。
だから。
その先がないのだ。そこから先の展開がないのだ。
菅さん、岡田さん、野田さん、小沢さん---誰がやっても同じだろうな。
そのことは、日本人からも信頼されていない—ということでもある。
上でふれた「ルサンチマン」を心に隠した人間は、その何気ない振る舞い、ちょっとした言動、水の飲み方などで分かってしまう。
最初から、朝鮮系の帰化人だと明らかにした上で、議員となっているなら、ここまで根暗にはなるまい。
まぁ、最初から朝鮮系だと表明して「首相」となれるかどうかはちょっと怪しいが。
さぁ、もとに戻って。
国と国との外交を担当するものは、本当のエリートでないと難しい。