▲今回は要請がなかった---か。
いたって、簡単な説明だなぁ。
この言葉を聞くと、様々に思いめぐらす。
あ、韓国からの日本の自民党へのパイプ役となる長老のような人がいなくなった。
い、韓国から一番近いというか頼みとしたのが麻生さんらしい。
なんせ福岡付近が地盤だから。でも、靖国神社参拝で、韓国への入国禁止にしていなかったかな。
う、菅官房長官が、日本にメリットがないけど、韓国が要請するなら日本も考えるよ—とか発言していなかったかなぁ。
韓国政府としては、韓国国民からみて、「日本人に頭を下げて依頼する」という風に見られたくない。
だから、できるなら、日本にいる朝鮮系の国会議員から「日本から依頼したとか、どちらにもメリットがあるという形」に根回しをして欲しい—と画策したのだろうが、運悪く参議院選の前、うかつなことはできない--と動けなかったのだろう。
え、で。韓国側はいたしかたなく、「要請」しなかったということ。
以下、新聞から抜粋。
麻生太郎財務相は25日午前の閣議後会見で、緊急時に通貨を融通し合う
通貨スワップ協定の一部を延長しないことで韓国と合意したことについて
「期限がきたから。向こうから要請もなかった」と、その背景を説明した。
日本の財務省と韓国銀行(中央銀行)は24日、7月3日に期限を迎える
30億ドル規模の通貨スワップ協定を延長しないことで合意したと発表。
見送り後の枠組みは総額100億ドルへ減額された。
財務相は「韓国から何回か、これまでスワップの要請があり、要請に応じて
応えてきた。今回は要請がなかったから。それだけ」と述べた。
▲補足、感想など
今回は要請がなかったから—というより、要請できないように様々に防御を日本側がめぐらした--というのが正しいような気がする。
どこらが核心なのかなぁ。
韓国の政治家が「日本語がしゃべれなくなった」というのも一つの要因かもしれないな。金大中元大統領の年代までかなぁ。
また、上でふれたように自民党の麻生さんぐらいのところに、「韓国とのパイブ役」をする人がいなくなった。
また、インターネットが普及して、変な動きをすると隠せなくなった。
こうして。
要請がなかった—と日本の麻生さん。
韓国側にいわせると、たぶん、「要請できなかった」「要請させてくれなかった」ということになるのだろうなぁ。