2013年6月10日月曜日

日本の政治の混迷もこの7月でやっと終結する。

▲やっと、ここまで来たか—と思う。
 民主党政権という3年間は、筆者にとって不快なことばかりが続く時代であった。

 鳩山さんから、朝鮮系の首相が3代に渡って続いた。
 しかも自分達の素性を日本人に知られることを極端に恐れつつ、日本人の代表・日本の代表として「振る舞わなければならない」ということに、彼等自身で「違和感」を感じていたのではないのか。

 そうだな。
 どこに書いてあったのかもう記憶にないが。
 「日本に在住する朝鮮系の人間こそが、東アジアの政治的な不安定さを引き起こす張本人なのだ」という文章があった。
 今、終結しようとしている、4年以上にも及ぶ日本の政治の「不安定さ」こそ、上の文章が「事実」であったことを証明している。

 まず、以下で、この7月の参院選の世論調査をみよう。


 安倍内閣の支持率が先月より3.7ポイント下がり、70.3%になった。
 調査は今月8日・9日に。
 安倍内閣を「支持できる」とした人は、先月より3.7ポイント減って70.3%。
 高い支持率ですが、安倍政権で初めて2か月連続の下落となりました。「支持できない」とした人は、4.1ポイント増えて29.1%。

 来月の参議院選挙について、比例代表の投票先を聞いたところ、自民党が39%く、次いで民主党の7%と。
 現在、参議院では与党が過半数に届かず「ねじれ状態」となっていますが、与党が過半数を獲得し「ねじれ」がなくなることを「望む」という人は60%に。
 安倍政権の「アベノミクス」の評価について、「非常に評価する」が8%、「ある程度評価する」が60%。

 景気の回復基調を実際の生活の中でどの程度感じているか尋ねたところ、「全く感じていない」「どちらかと言えば感じていない」と答えた人が75%に。
 また、安倍政権が成長戦略としている市販薬のインターネット販売の原則解禁については、「反対」と答えた人が50%に上り、「賛成」の38%を上回りました。

 「従軍慰安婦」や「風俗業」を巡る日本維新の会の橋下共同代表の発言について、橋下氏の説明で納得できたかどうか尋ねたところ、62%の人が「納得できない」と。
 また、橋下氏が、沖縄で行われている新型輸送機オスプレイの訓練を大阪の八尾空港で受け入れるという提案をしたことについて、「評価する」と答えた人は35%に。

 政府が進める海外への原発輸出については、「反対」と答えた人が59%に。


▲補足、感想など

 ふ~ん、記事の内容って、操作しているのかな。
 まぁいい。どうせ、記事の世論調査なと、世論操作と大差あるまい。<特に原発の輸出に関するアンケートの数字なんてなんだろう?>

 まず、一番大事なことはなんだろう。
 参院選で、自民党の勝利はほぼ確実だろう。そこで、参議員で過半数がとれるという点か。

 ならば。
 もう、安倍さんはなにを言ってもなにをしても大丈夫だな。
 8月は靖国参拝を実行するだろう。それでいい。

 改めて問おう。
 こうして数年にも及ぶ「政治的な混迷」を引き起こした理由って一体なんだろうか。
 マスコミに巣食う「朝鮮系」の人達の「活躍」があったことは確かだが。それだけか。

 どうも。
 日本人の中にある「二大政党政治」という「夢のごときもの」をうまく刺激されてしまった—ということなのだろうなぁ。
 アメリカのように、民主党と共和党が交互に入れ替わって—という。

 逆にいえば。
 なぜ、アメリカは二大政党なのか—という問いこそが重要だったのだな。
 3億人になんなんとする人口、貧富の差が激しく、多民族により構成された国家—アメリカ国内の多くの矛盾などをなんとか2つのグループの意見の差というところにまとめているということなのだな。
 
 対する日本は、1億2千万人、中間層が多く、貧富の差がそれほど激しくない。ほぼ、中国系朝鮮系を除いて単一の民族により構成されている。
 →二大政党である必要もない—ということを意味しているのだな。

 つまり。
 この数年に及ぶ政治的混迷は、日本における「二大政党政治への夢」というものを粉々に砕き、その「必要性」もないことを如実に示した—ということなのだな。

 そして、更に言えば。
 胸の奥底に「ルサンチマン」を隠した政治家の現実への処理能力の低さ、特に朝鮮がらみ、中国がらみの問題に対する「処理の歪み」「公平さへの欠如」というものがあからさまとなった。
 民主党という政党は、いずれ、現在の「社民党」のようになるであろう。

 ついでながら。
 上の世論調査では、維新の会への支持が低いようだが、橋下さんの慰安婦発言などは、真っ当な「正論」であり、評価する人は評価する。
 それを考えると、維新の会はこれから、独自性をもちながら、自民党の補完勢力となるものと思える。