2013年6月24日月曜日

財務省、日韓通貨スワップの延長打ち切りを決定。

▲昨日の、都議選の結果などを踏まえているのだろうな。
 韓国から延長の要請をしない—というし、国内の朝鮮系議員からの策動もそれほどにはなるまい--という読みか。

 麻生さんの決断だろう。
 逆にいえば、参議院選の圧勝をもう読んで、決断したものだろうなぁ。

 そう言えば、
 安倍さんの都議会選の圧勝を聞いての、コメントはこう奇妙なほど地味で抑えたものだった。
 アレをみて、筆者は、安倍さんの「老獪さ」をまざまざと見た気がした。

 7月の参議院選での圧勝をこの手に握るまでは、トコトン、安全運転でいくぞ—と自らの決心を内外にアピールしたものだろう。
 安倍さんは「成長」したなぁ。

 以下、新聞から抜粋。

 30億ドル分延長見送り=日韓通貨交換協定-財務省

 財務省は24日、日韓通貨交換協定のうち7月3日で期限が来る30億ドル分について延長しないと発表した。


▲補足、感想など

 30億ドルというところに注意がいくと本質を見誤る。
 金額ではないのだ。

 日本の保証の傘から外れる—ということなのだ。

 韓国へ債権をもっているのは西欧諸国のユダヤ系の金融機関が主であろう。
 その金融機関から、日本の保証の傘から外れた韓国というものを見たとき、どう見えるのか—ということが、この問題の核心なのだ。

 あぶやい国だと見えるだろう。
 こんな危ない国から、お金が返ってくるのだろうか—とか思うだろう。
 ならば、金利を上げようかとか、担保を割増するか—とか思うだろう。

 あぶないから、ウォンを売ってドルに替えておこうか—とか思うだろう
すると。
 ウォンが下がる。ドンドン。

 いや。いや。
 韓国の政府、銀行の選択したことだ。
 日本はただ黙って推移をみていよう。