2013年6月15日土曜日

橋下さんに議論で勝てる人なんていやしない。

大阪の番組で、橋下大阪市長をよんで、「慰安婦発言」について議論するという番組があった。
 そこでの議論を聞いていると、もう、橋下さんに誰も勝てない。
 まさに、橋下さんが「無双状態」にある。

 コメンテーターの頭が悪いというより、「橋下さんが頭ひとつ抜けている」のだ。
 番組の一コメンターターは、橋下さんから「小銭稼ぎ」と揶揄されて、自ら降板した。

 橋下さんの発言を少し記事等を含めメモしておこう。

あ、自分の慰安婦発言について撤回するつもりはない。

い、元従軍慰安婦が日本政府に 賠償を求めている問題に関し、「日韓で共同研究をやって国家的な意思として拉致、人身売買が 認められれば、日韓基本条約の対象外として国家補償を考えないといけない」との見解を示した。

 日本政府は1965年の日韓基本条約に伴う協定により、慰安婦問題は決着済みとの立場を取っている。
 橋下氏はこれまで「国と国の条約である以上、国際ルール上難しいというよりも、それは無理」と語っていた。

う、政治家である僕らは常に責任を負っている。
 元慰安婦の方への補償の要否について、大谷氏も須田氏も答えることができませんでした。
 それで済むのがコメンテーターです。

 大谷氏は現時点では答えられないと逃げますが、僕らはそれができません。現時点の状況で見解を述べなければなりません。
 大谷氏は僕の発言について吐き気を催すと。須田氏は橋下は賞味期限切れで選挙目当ての発言だと。
 博士さんは、歴史的事実についてはメディアや専門家の意見を聴くべき
 しかし全て反論しました。
え、僕は「歴的事実を明確化すべき。それは日韓双方の歴史家に共同でやってもらうしかない。
 日本政府は河野談話や2007年の閣議決定で、国家の意思として女性を拉致した・人身売買したという事実をあいまいにしている。」と主張。

お、国内で言えることは外国でもいう。外国でも言えないことは国内でも言わない。

か、かって威勢のいいことを言っていた議員達をみよ。自分の慰安婦発言にふれてもなにを言いはしないではないか。ただ、黙ってしまった。

 ぐらいか。

▲補足、感想など
 
 上でふれたように、もう、番組のコメンテーターでは、橋下さんには太刀打ちできない。

 また、上で慰安婦への補償問題について、橋下さんが意見を変えたようないいかたになっているが、日本国の強制があれば—という条件つきであり、意見を変えているわけではない。

 結局。
 関西圏では維新の会は、充分な支持者がいるということだなぁ。
 独自色を保ちつつ、自民党を補完するような--そんな政党になっていきそうだな。