2014年8月24日日曜日

中国の地方債務が500兆円を超したとか。だたいま、バブル崩壊へ驀進中。

担保たる土地は値下がりし、債務額は一向に減らない。
 当たり前といえば、これほど当たり前のことはない。

 中国の債務額が膨らみ続けているようだ。
 バブル崩壊を先送りにするため、中国の金融機関が理財商品などの償還期にこっそりと補填・救済しているのだろう。
 あぁ、こんなバブル崩壊でソフトランディングした例はない、かならず、ハードランディングとなる。

 まだ、補填・救済できる内はいい。
 もうすぐ、その補填ができなくなれば、それこそ1000兆円~数千兆円とかの債務額が明らかとなろう。

 ハードランディングのタイミングは。
 そう遠くない未来だと思えるのだが。

 以下、新聞から抜粋。

 地方債務500兆円超か=公表数値の倍近く-中国

 中国全国人民代表大会の尹常務委員は「中国経済週刊」最新号に掲載されたインタビュー記事で、地方政府の債務規模が30兆元(約500兆円)を 上回っている可能性が高いとの見方を示した。

 審計署(会計検査院に相当)が公表している2013年 6月末時点の債務規模(17兆9000億元)の倍近い水準だ。


補足、感想など

 日本を含め西欧諸国などは、バブルの発生→崩壊を経験している。
 中国にとっては、これが始めての経験か。

 昔、どこかの西欧の国だったかな、日本のようなアホなバブル崩壊の轍は踏まない、日本の経験は十分に研究している、俺達は優秀だから—とか言い放った高官がいた。
 確か、その国もリーマンショック前にバブルを経験したのではなかったかな。

 いや、まだ、西欧諸国はましさ。
 一応、統計などでごまかしていない。

 中国の場合は、そもそも数字があてにならない。
 今、目の前にある事実は、担保である不動産が値下がりしていること、不確かな債務額が急膨張していることだけだ。

 賢い中国人は、お金を日本の東京あたりのマンションに替えているだろう。
 でも、中国人の殆どはアホなのだから、そうはいかない。

 バブル崩壊ってなんのこと? という人ばかりだろう。
 理財商品を買ったお金が、償還期に返ってこなかった時点では、普通の中国人は「バブル崩壊」なる現象を知る訳か。

 さて、いつ頃だろうか。
 年内?  来年?
 さぁ、神のみぞ知るということか。